新型コロナウイルスの影響を受けた観光産業復興のためにスタートしたGo To トラベルキャンペーン。
北海道において再び感染拡大が進んだことで、北海道がGo To トラベルキャンペーン対象から除外されるのではないかという意見が出ています。
本記事では北海道におけるGo To トラベルキャンペーンの除外の有無や、もし除外された場合のキャンセル対応について解説していきます。
【北海道の新型コロナウイルス感染者数が増加】
北海道における新型コロナウイルスの感染者数は10月以降徐々に伸び続けています。
特に11月に入ってから感染者数の増加ペースが大きく上がりました。
具体的な感染者数の推移はNHKの新型コロナデータがわかりやすいため、こちらをご確認ください。
《NHK新型コロナウイルス特設サイト【北海道の新型コロナデータ】》
この感染拡大を受けてGo To トラベルキャンペーンから北海道を除外するべきかどうかが議論されています。
【北海道に関するGo To トラベルキャンペーンの政府発表】
2020年11月10日の記者会見にて加藤官房長官はこのように発言しました。
「北海道をGoToトラベル事業の対象から外すことを検討するような状況にはないと認識をしているところであります」
11月10日現在ではGo To トラベルキャンペーンから除外することは検討されておりません。
ですが、今後の感染者数の増加状況によっては変更の可能性もございます。
今後の状況次第となりますので、既に北海道旅行の予約を行っている場合は最新の注意を払って行くようにしましょう。
※11月23日追記 感染拡大を受けて札幌がGo Toトラベルキャンペーンから除外されることになりました。12月15日までの期間、札幌市発着の旅行はGo Toトラベルキャンペーンから除外されます。
【Go To トラベルキャンペーンで北海道が除外された場合のキャンセル料・対応は?】
「東京除外時のキャンセル対応」と「Go To トラベルキャンペーン事務局のQ&A内容」を紹介します。
《Go To トラベルキャンペーンスタート時に東京が除外された際のキャンセル対応》
Go To トラベルキャンペーンスタート時に東京が除外となった場合は、キャンセルは全て旅行会社が補償対応を行うこととなりました。
既に予約してしまっている場合でも顧客にとって不利益がないように対応が行われました。
《Go To トラベルキャンペーン事務局のQ&Aにおける見解》
Go To トラベルキャンペーン事務局のQ&Aには、Go To トラベルキャンペーン適用除外となった場合の対応についてこのように記載されています。
Q 仮に今後、他の地域が本事業の適用除外となった場合、その時点において申し込みがされていた旅行に係るキャンセル料も補償されますか。
A 感染状況に応じて対象地域を含めて事業の運用方針が変わりうるというリスクがあることについて、本事業の参加旅行業者・オンライン予約サイト・宿泊施設においては、旅行者に対し、こうしたリスクがある旨を申込時に旅行者に対して丁寧に説明してください。
いずれにしても、旅行の安全・安心確保を第一に考え、旅行者がキャンセルの判断をしやすい環境を確保することが大切であり、今後、仮に同様の事業の見直しが必要になった際には、このような考え方を基本としつつ、適切に対応していきます。
観光庁Go To トラベル事業Q&A
明言はされていませんが、旅行者がキャンセルの判断を行いやすい環境を確保することが重要視されており、東京都同様にキャンセル補償される可能性は高いでしょう。
※11月23日追記 札幌市のGo Toトラベルキャンペーン除外におけるキャンセル料は国が負担するとの発表がありました。
キャンセルせずに旅行に行く場合はGo Toの割引はなしになりますので、12月15日までは新型コロナウイルスに注意して札幌発着の旅行を控えるのが良いでしょう。
【Go To トラベルキャンペーンはどこで予約しておくと安心?】
基本的にはどこから予約しても北海道除外時のキャンセル対応は同じとなります。
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