北総の小江戸、佐原の魅力とは?風情ある街並みや香取神宮について

北総の小江戸、佐原の魅力とは?風情ある街並みや香取神宮について

北総の小江戸、佐原の魅力とは?風情ある街並みや香取神宮について

土地によって異なる雰囲気を感じながらゆったり街歩きをするのも、観光地を訪れた際の醍醐味ですよね。

この記事では、香取神宮や歴史情緒あふれる街並みが有名な「佐原」の魅力をご紹介します。

歴史的景観が楽しめる「小江戸」佐原の街歩き

佐原は、江戸時代には利根川水運を活用して栄えた多くの商家が軒を連ね、古くから「北総の小江戸」や「水郷の町」と呼ばれてきました。

現在の千葉県香取市佐原の小野川沿岸や香取街道には、今でも歴史情緒にあふれる当時の街並みが残っており、街歩きをすれば江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気を楽しむことができるエリアとして人気を集めています。

佐原がこのような歴史的景観を残すことができたのは、景観を形づくる商家の多くが今も家業として営業を続けており、また、景観を活かしたまちづくりが行われてきたためです。

この歴史的な風情を感じる佐原の街並みは、関東地方で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」に認定されたことでも知られています。

このエリアには、日本地図を作ったことで有名な伊能忠敬の佐原在住時の旧邸があり、国指定史跡として保存されているなど、見どころ満載です。

また、千葉県指定文化財である佐原三菱館もあり、街歩きをしながら時代を感じる和洋の建物を楽しむことができます。

歴史ある神社「香取神宮」

佐原には、古い歴史をもつ神社「香取神宮」があり、現在ではパワースポットとしても人気の観光名所となっています。

香取神宮は、初代神武天皇の時代に創建されたと伝えられている日本でも有数の歴史がある神社で、関東を中心に全国に点在する香取神社の総本社です。

その本殿および楼門は国指定の重要文化財で、当時の神社建築を代表する大きさや美しさが魅力です。

その他に約200点以上の宝物や文化財が国の登録有形文化財や県指定文化財となっており、特に、昭和28年に国宝に指定された海獣葡萄鏡を所蔵するなど多くの見どころがあります。

香取神宮では、年間を通して様々な祭りが行われており、地域の人々や観光客などが多数訪れています。なかでも特に重要な祭りとして位置づけられているのが、例年4月14日に行われる例祭と4月15日に行われる神幸祭です。

神幸祭は約800年前から行われているとされる歴史ある祭りで、誰でも見学できオランダ楽隊による演奏などを楽しむことができます。

また、12年に1度行われる式年神幸祭は、4月15日ではなく、4月15日と16日の2日間にわたって盛大に執り行われ、数千人の氏子が衣装をまとって行列となり御座船に乗って船上祭を行ったり市内を巡幸したりと、歴史のなかでまさに非日常の雰囲気を感じることができるのも魅力のひとつです。

佐原観光を楽しむなら、佐原商家町ホテル NIPPONIAがおすすめ

佐原の街歩きを楽しんだり香取神宮でゆったりと歴史を感じたりした後は、佐原の商家街全体をホテルに見立てた「佐原商家町ホテル NIPPONIA」への宿泊がおすすめです。

佐原商家町ホテル NIPPONIAでは、まちへの宿泊という新たな旅の愉しみ方をコンセプトとしており、佐原の街並みに点在した4つの宿泊棟に泊まることで、歴史や文化を肌で感じながらまさに佐原の情緒あるまちに溶け込むような体験をすることができます。

チェックインを行うフロントは1855年建設の県指定文化財である商家で、歴史を感じる重厚感のある建物でのチェックインは、泊まる前からわくわくさせてくれるはずです。

また、宿泊棟は、どれも古民家である商家を宿泊施設にリノベーションしたもので、佐原の市花あやめからとった名が付けられ、外観から内装まで歴史情緒たっぷりの雰囲気が魅力です。

佐原商家町ホテル NIPPONIAは、小江戸・佐原ならではの宿泊体験を楽しむことができる宿泊施設といえそうです。

レストランとしても営業しており、地産地消のお食事を楽しむことができます。

【佐原商家町ホテルNIPPONIA公式サイトはこちら】

HISTRIP編集部より

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