【さわら雛めぐりとは?】
さわら雛めぐりは「佐原まちぐるみ博物館」の企画展の一つです。
佐原まちぐるみ博物館は平成10年頃に伊能忠敬記念館の「伊能家のお雛様」の展示が行われるようになったことが始まりです。
その後、記念館の学芸員の呼び掛けでお雛様の展示を行うお店が増えていきました。
歴史あるまち「佐原」の各家に残る古い道具、伝統の味や技、コレクション等をそれぞれの家で公開し、佐原のまちを丸ごと博物館にしてしまおうという活動です。
佐原まちぐるみ博物館については香取市のホームページに詳細がございます。
こちらも合わせてご確認ください。
その中で2月上旬〜3月下旬に開催されるのが「さわら雛めぐり」となります。
さわら雛めぐりでは開催期間中、各家に伝わる雛人形が展示されます。
佐原まちぐるみ博物館、伊能忠敬記念館、佐原町並み交流館など様々な施設で雛人形を展示し、まち全体で春を彩ります。
【さわら雛めぐりはどうすれば参加できる?】
さわら雛めぐりは小野川沿いのお店がそれぞれ展示を行っており、無料で開放されています。そのため、自由に見学することが可能です。
開催期間は毎年「2月上旬〜3月下旬」となっております。
その他の期間でも別の企画展を行っている場合があり、佐原まちぐるみ博物館では常設の展示もございます。そのため、1年を通して楽しむことができます。
また、関連するイベントとして「さわら雛舟春祭り」などもございます。
関連イベント情報は香取市ホームページをご確認ください。
※令和2年の開催は新型コロナウィルスの影響で中止となりました。
【佐原で地産地消のお食事を楽しむなら】
時代の流れの中で東京は江戸の姿を失いましたが、佐原には今もその町並みや文化が残っています。江戸時代から続く佐原の大祭はユネスコ世界無形文化遺産に登録されています。
まちの中心地でもある中村屋商店を改装したレストラン「佐原商家町ホテルNIPPONIA」では、銚子港直送の鮮魚やブランド牛「かずさ和牛」などと、地元酒蔵の日本酒のマリアージュを堪能できます。
【佐原のおすすめ観光スポット】
①小野川散策
佐原のまちの中心を流れる小野川は利根川水運に通じており、かつては江戸との貿易に使われていました。川沿いに垂れるしだれ柳が美しく、天気のいい日には観光小舟に乗ってまちの景色を愉しむことができます。佐原のまちは重要伝統的建造物群保存地区(通称 重伝建)にも指定されており、重厚な蔵造の建物や、江戸時代から続く醤油店などもございます。まさに「江戸まさり」な佐原の景色をご堪能ください。
②香取神宮
全国に約400あるといわれる、、香取神社の総本山。「出雲の国譲り」の神話で有名な経津主大神が御祭神で、家内安全、産業指導の神、海上守護、心願成就、縁結、安産の神として深く信仰されています。佐原のまちの中心を貫く道は「香取街道」と呼ばれ、香取神宮に直接通じています。佐原はかつてより神宮参拝客が足を休めるまちとしても利用され、香取神宮と深いつながりを持っています。
【HISTRIP編集部より】
HISTRIPでは旅のお役立ち情報や地域の情報を発信しております。
公式LINEアカウントでも情報を発信しておりますので、宜しければ友達登録してみてください。