京都鴨川 で自然と歴史を感じながら上賀茂神社~下鴨神社までお散歩
今回ご紹介するのは京都鴨川エリアです。
自然・歴史・文化などさまざまな魅力あふれるこのエリアをお散歩します。
誰もが知る有名な観光スポットから、少しディープなところまで巡ることで、多角的に京都鴨川の魅力に触れることができるのではないでしょうか。
さあ、何はともあれ、お散歩をはじめましょう。
この記事の目次
いざ鴨川の始まりへ!賀茂大橋から眺める賀茂川と高野川の合流地点
鴨川の源流は祖父谷川(そふたにがわ)であると考えられています。
この祖父谷川が中津川などと合流して賀茂川になり、賀茂川が高野川と合流して「鴨川」となります。
正式には賀茂川も鴨川と表記されますが、通例として高野川との合流地点より上流は賀茂川と表記され、この合流地点をもって鴨川となります。
このような通例が出来たのは、古代の鴨川上流域は賀茂氏の本拠地であり、一方の下流域には山背国に配置された秦氏が定住していたことに由来しています。
この賀茂川と高野川の合流地点、つまり鴨川の始まりの地は、京阪電車出町柳駅のすぐ近くにあります。
この場所に立つと、美しい景色に魅了されるだけでなく、自然と歴史の融合も感じることができます。
鴨川散歩のスタートに是非訪れてみてはいかがでしょうか。
古都京都が誇る世界遺産 上賀茂神社と下鴨神社に足を踏み入れると…
言わずと知れた世界遺産の宝庫である京都。
今回ご紹介するのは世界遺産「古都京都の文化財」の一つである賀茂神社です。
賀茂神社とは、賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)(上賀茂神社)と賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)(下鴨神社)の総称で、古代氏族の賀茂氏の氏神を祀る神社です。
祭事である葵祭は5月15日に行われる特に有名なお祭です。
また、上賀茂神社は馬とゆかりがあり
5月5日に賀茂競馬(かもくらべうま)が行われます。
賀茂神社に足を踏み入れるとまるで別世界に来たかのような神聖な空気を肌で感じることができます。
特に下鴨神社は、鳥居までの一本道を鳥居に向かって歩いて行くにつれてどんどんと気持ちが高まり、
鳥居から離れていくときには心が軽くなっていく感覚を味わうことが出来ました。
鴨川始まりの地 出町柳の老舗「ベーカリー柳月堂」の絶品パン!
お散歩といえども、お腹が空いていては楽しさ半減ですよね。
そこで今回お腹を満たすために向かったのは京阪電車出町柳駅より徒歩約30秒のところにある「ベーカリー柳月堂」というパン屋さんです。
60年以上続く老舗のパン屋さんで、元々卸売り専門にて開業されたため、大量のパンを焼くことのできる大釜を備えています。
扱っているパンのレパートリーは200種類を超えていて、1日に15回以上様々なパンが焼きあがるそうです。
そんな数あるパンの中で名物的存在なのは「くるみパン」です。
お店にはイートインスペースもありますが、今回は鴨川散歩ということで、鴨川でいただきました。心地よい風ときれいな景色を見ながらの腹ごしらえは最高でした。
下鴨神社に隣接! 鴨川散歩でより美しくなりたいあなたは河合神社へ
京都の神社というと、先ほどご紹介した上賀茂、下鴨神社や八坂神社などが有名ですが、今回ご紹介するのは河合神社という知る人ぞ知る神社です。
ここは女性守護、日本第一美麗神がいらっしゃる、美しくなりたい方は必ず訪れるべき神社です。
この神社には、鏡絵馬という面白い絵馬があります。
表面にはお化粧を施し美を願い、裏面には願いと名前を書きます。
この神社を訪れ、絵馬に願いを込めることで、今よりも美しくなれること間違いなしです。
鴨川のお散歩でホッと一息ならお洒落な「kawa cafe」で!
鴨川のお散歩は、川のおかげで涼しいとは言ってもやはり距離が長くて疲れてしまいます。
そんな時に「ホッと一息」つくのにぴったりなカフェがKAWACAFEです。
このカフェは鴨川沿いにあり、5月から9月は川床のお席もあります。
また、川床のお席ではなくても、開放的な作りになっていて外の景色を楽しむことができます。
景色を見ながら休憩したいという方にピッタリのカフェと言えます。
店内もお洒落な空間が広がっていますが、BGMはなく外から流れてくる自然の音だけが響いているのも特徴です。
このように様々な魅力が京都鴨川エリアにはあります。
今回ご紹介したスポットは、せっかく京都にお越しいただいたなら、
ぜひ一度は訪れていただきたいスポットばかりです!
また、お散歩の道中で新たな魅力もきっと発見することができると思います。
ゆったりとした気分で京都鴨川のお散歩にいらしてみてはいかがでしょうか。”