この記事は、歴史的町並みが今も残る丹波篠山市を紹介するものです。
この記事はこんな人におすすめ!
・古民家カフェに行きたい人
・歴史ある街並みが好きな人
・京都観光に飽きてしまった人
目次
- 古民家カフェって?
- 江戸時代の町並みが今も残る丹波篠山市
- 【まち全体がホテル】篠山城下町ホテル NIPPONIA
- まとめ
古民家カフェって?
簡単に言うと昔ながらの伝統的な民家をリノベーションし、カフェとして運営している店舗のことです。一般的なカフェとは違い、古民家カフェでは独特な落ち着いた空気が流れており、都会での騒がしさを忘れて非日常なひとときを味わうことができます。
江戸時代の町並みが今も残る丹波篠山市
古民家カフェには行きたいけど、京都の古民家カフェにはもう行ってしまった、他のところに行きたいという方、人が多すぎるところが嫌だという方におすすめの場所があります。それが丹波篠山市です。
丹波篠山市とは
丹波篠山市は兵庫県の東部、京都府との県境付近に位置するまちです。
特産品として黒豆が有名で、「丹波黒」という名前を耳にされたことがある方も多いのではないでしょうか。
丹波篠山市の見どころ
丹波篠山市の中心には篠山城跡があります。篠山城は慶長14年(1609年)に天下普請の城として徳川家康が大名に夫役を命じ、縄張奉行に藤堂高虎、普請奉行に池田輝政らが指揮を執り、大坂城を包囲して豊臣家ゆかりの諸大名を抑えるために築城されました。
丹波篠山は古くから京都と山陰、山陽間を結ぶ要所として栄えました。そのため随所に京都の影響が色濃く映し出されています。2004年には篠山城跡と城下町の一部が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。武家屋敷群と妻入商家群が一体となる景観から、かつての城下町の繁栄を肌で感じることができます。
このように篠山城跡の大書院をはじめ文化財が町に点在し、歴史と文化・伝統芸能が人の手によって大切に紡がれているのが丹波篠山市です。
丹波篠山市のおすすめ古民家カフェ
小田垣豆堂
享保19(1734)年に創業され、国登録有形文化財である店舗で丹波黒大豆を使用したお菓子やお茶を販売されている「小田垣豆堂」さん。
こちらでは、併設されたカフェスペースで食事をすることができます。
DAGAKI モンブランと黒豆茶 ぜんざい苔香と黒豆茶
私はこちらのお店に正午ごろに訪れたのですが、約20組の方が待機されていました。
整理券の配布が行われているので整理券の受け取りを早めに行っておき、待ち時間に城下町を散策するのがおすすめです。また、各商品が数量限定とのことで、時間によっては売り切れているお料理があったり、一日の定員を超えると整理券の配布を終了するとのことですのでご注意ください。
喫茶oito
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている河原町妻入商家群にあるこちらのお店では、こだわりのコーヒーやケーキ、日替わりのランチメニューを楽しむことができます。
日替わりランチとブレンドコーヒー
BREATH & ROY
篠山城跡の西側にあるこちらのお店では、綺麗に手入れされたお庭を眺めながらコーヒーやぜんざい、ジェラートなどを楽しむことができます。
お店のある場所がまちの中心部から少し外れているため、車通りも少なく静かで落ち着いた時間を過ごすことができます。
また、生活雑貨や工芸品などの販売も行われています。
カフェオレ 丹波栗渋皮煮 白玉ぜんざい
【城下町全体がホテル⁉】篠山城下町ホテル NIPPONIAのご紹介
「城下町全体をホテルに」をコンセプトに2015年秋にオープンした篠山城下町ホテル NIPPONIAでは、宿泊を通して丹波篠山の歴史文化を体感することができます。
まちに住んでいるような宿泊ができる
篠山城下町ホテル NIPPONIAは、近年その数を増やしつつある分散型ホテルの一つです。分散型ホテルは、フロント、客室、レストランなどが一つの建物にあるのではなく町の各所に点在しています。
施設のご紹介
コンシェルジュの方があなただけの観光プランをご提案
こちらのホテルでは、チェックイン時に約30分かけてコンシェルジュの方から宿泊者にヒアリングが行われ、宿泊者の要望に合わせた観光プランを提案してもらうことができます。そのため、丹波篠山市に初めて訪れた方でも、余すことなく観光を楽しむことができます。
まとめ
今回は歴史的町並みが今も残り続ける丹波篠山市の魅力を紹介しました。
丹波篠山市では、歴史的資源の保全継承に力を入れているため、歴史ある建物が多くリノベーションされ利活用されることで今もその姿を残しています。
まちには落ち着いた空気が流れており、都会の喧騒から離れて非日常な時間を過ごすことができます。
次の旅行先に悩まれている方は、次の目的地として丹波篠山市に行かれてみてはどうでしょうか。
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