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柏原の魅力がたくさん!貴重な建物や織八幡宮からみる柏原の歴史 

  • かつて織田家ゆかりの城下町として賑わいを見せていた、兵庫県丹波・柏原(かいばら)。

     

     

    江戸時代に町の時を知らせていた太鼓やぐらや織田家の墓石、そして国指定重要文化財に登録されている柏原八幡宮。

     

     

    当時の面影が残る城下町を散歩しながら、歴史を感じる旅に出かけてみませんか。

     

     

     

    当時の時報や火事を知らせていた数少ない柏原藩の遺構「太鼓やぐら」

     

     

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    柏原駅から歩くこと約10分、太鼓やぐらが見えてきます。

     

     

    太鼓やぐらは江戸時代中期、1714年に柏原陣屋を築城した前後に建てられたといわれています。

     

     

    当時は陣屋の大手門付近に建てられ、時間を伝えると共に物見櫓や番所などにも利用されていたそうです。

     

     

    やぐらは入母屋平屋建ての建物に望楼が設けらたもので、内部は3層になっています。

     

     

    最上部には1668年に製造された「つつじ太鼓」とよばれる太鼓が設置されています。

     

     

    この太鼓は普段は時報として叩かれ、また藩主が参勤交代で江戸から栢原に戻ってきた時や、火事の時にも叩かれていたそうです。

     

     

    明治時代初頭に柏原陣屋が廃されると現在地である石田大蔵神社境内に移されました。

     

     

    数少ない柏原藩の遺構として貴重な建物なのだそうです。

     

     

    この太鼓で、街中に知らせていた時はどんな音だったのだろうと想像してみたくなります。

     

     

    太鼓やぐらは、外観のみ見学可能です。

     

     

     

    町指定文化財「織田家廟所」 趣ある柏原町を歩いて歴史を感じよう

     

     

    JR柏原駅から車で約10分、栢原の町を散歩しながら約20~30分のところに、織田家廟所(おだけちょうしょ)とよばれる墓所があります。

     

     

    織田家廟所への道は栢原の住宅街にあるのですが、ところどころに案内の看板が建っているため、迷うことなくたどり着くことができます。

     

     

    看板を頼りに進んでいくと住宅の間を示しており、本当にこんなところに…?と疑ってしまうほどです。

     

     

    恐る恐る角をまがると、その先には確かに門が見え石段が続いていました。

     

     

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    壁は崩れており古びた印象を受けますが、それがまた歴史の重みを感じさせます。

     

     

    階段を上がり切ると、織田家のお墓が並んでいます。

     

     

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    織田家廟所は1696年、大和宇陀から栢原に移封された織田信休以後、歴代の藩主とその家族のお墓となりました。

     

     

    維新後は、廃寺になった織田家菩提寺、臨済宗、徳源寺の境内であるそうです。

     

     

    当時を伝える貴重さから、1966年に町指定の文化財に登録されました。

     

     

     

    必見!神社の中にある三重塔が珍しい 国の重要文化財「柏原八幡宮」

     

     

    JR柏原駅で下車し、歴史の残る古い町並みを歩くこと約5分。

     

     

    国の重要文化財に登録されている柏原八幡宮が見えてきます。

     

     

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    この柏原八幡宮は、平安時代の1024年に京都石清水八幡宮の別宮として創建された神社だといわれています。

     

     

    安土桃山時代再建の複合社殿(本殿と拝殿が一緒になっているもの)が国の重要文化財に指定されています。

     

     

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    境内には江戸時代後期再建の三重塔があるという、全国でもとても珍しい八幡宮だそうです。

     

     

    現在の社殿は1585年に豊臣秀吉によって再々建されたもので、三間社流造りの本殿に入母屋造の拝殿を連接した複合社殿になっています。

     

     

    この建築様式は「権現造」の先駆けとなる建築様式として貴重で、1913年に特別保護建造物に指定、現在は国の重要文化財に指定されています。

     

     

    現在の三重塔は1813~1815年にかけて建立されたもので、兵庫県の指定重要文化財に指定されています。

     

     

    柏原のシンボルとして、古くから地域の方に親しまれてきたそうです。

     

     

    社殿・三重塔ともに立派で迫力のある建物から、パワーがもらえた様な気がしました。

     

     

    厄除開運や家内安全、合格祈願など、また旅行安全の願意もあり、柏原に訪れた際には必ず足を運びたいスポットですね。

     

     

     

    昔のままの様子を見ることができる、太鼓やぐらや織田家廟所。

     

     

    さらには国指定の重要文化財など、柏原には魅力的な歴史がたくさんあります。

     

     

    丹波に訪れた際には、柏原の歴史を感じて旅してみてはいかがでしょうか?