昔ながらの建物が残っている町、伊賀へきてみませんか?武家屋敷へ!
昔の街並みの残る伊賀の町。
その中でも、住宅として使われていた三つの屋敷、家を一時貸し切りにできる赤井家住宅、昔の生活を体感できる入交家住宅、そして警察庁のモデルになった北泉家住宅を訪れて伊賀の歴史を感じてみませんか。
この記事の目次
伊賀で入交勘平が屋敷替えによって拝領した屋敷入交家に入ってみよう
まず最初に訪れたのは、上野市駅から徒歩約15分のところにある入交勘平が拝領した屋敷の「入交家住宅」(いりまじりけじゅうたく)です。
江戸時代の武家屋敷は大半が藩が所有して、藩士に貸し与えたと言われています。
藩士は、職務内容や俸禄に見合った住宅に住んでいたと言われています。
この入交家住宅は、寛政1789年~1800年頃に、入交勘平が屋敷替えによって拝領した屋敷と言われています。
中には、当時の生活がわかるようになっており、昔の人の生活を感じながら中を見ることができます。
タイムスリップしたような感覚になり、土間や広い庭園などを眺めると、自然と心が落ち着きます。
みなさんもぜひ、江戸時代の武家屋敷を体感しに、入交家に訪れてはいかがでしょうか。
所在地:518-0859 三重県伊賀市上野相生町2828
国登録有形文化財の貸切ることもできる伊賀の赤井家住宅に行こう
次に訪れたのは、上野市駅から徒歩約15分のところにある登録有形文化財にも指定されている赤井家住宅(あかいけじゅうたく)です。
赤井家は、かつて丹波国黒井(兵庫県丹波市)の城主であったが、京都で蟄居していたところ、藤堂高虎に召し抱えられ伊賀に来住、千石の禄高で足軽大将に任ぜられました。
この赤井家住宅の建物の年代は、長屋門が最も古く、江戸時代末期の建築と見られる。
他の建物は明治以降、茶室は昭和前期の建築であります。
こちらの建物は、貸し切りで一時的に利用することもできます。
実際に、音楽教室として楽しんでいらっしゃるお客様や集会などで利用したりされているそうです。
歴史歴建造物の赤井家はいるだけで非常にワクワクしました。
ぜひ、みなさんも赤井家住宅を貸切っていただき時代の変遷と当時の情景に思いを馳せて楽しんでみてはいかがでしょうか。
所在地:518-0854 三重県伊賀市上野忍町2491−1
伊賀で三重県内各地の警察庁舎のモデルとなった建物をみてみませんか
最後に訪れたのは、上野市駅から徒歩約20分のところにある現在は住宅として使用されている国の登録文化財にも指定されている「北泉家住宅」(きたいずみけじゅうたく)です。
北泉家住宅が建築されたのは1888年で、三重県内各地の警察庁舎のモデルとなったと言われる建物です。
木造平屋建、寄棟造で、もとは城内の東大手にあり1938年に現在地に移築されました。
中に入ることは、公開日が限られているのでなかなか難しくはなっていますが非常に歴史の感じることが出来るレトロな建物となっているので見る価値は高いです。入口に切妻屋根,縦長の上下窓には独特の小庇を取り付け,隅柱等ともに彩色を施す外観の意匠も非常に優れています。レトロな建物が町の中にひっそりと建っているのをみると、ワクワクした気持ちになりタイムスリップしたかのような気分になりました。
ぜひ、このレトロな建物をご堪能ください!
所在地:518-0873 伊賀市上野丸之内1-2
伊賀の町には、レトロな街並みが広がっています。
実際に歩いてみると、国の有形文化財になっている家やお店などもあります。
このようなレトロな建物が町中にひっそりとしているのはもったいないので、ぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか。