漁港だけじゃない!歴史のある海の町「加太」の魅力を堪能する旅へ
和歌山県和歌山市の加太(かだ)には加太の海に向かう道には、様々な歴史のある建造物や神社があります。
今回は、加太の隠れた魅力と名物を紹介します。
この記事の目次
国の登録有形文化財!レトロな歴史的建造物「旧加太警察署」を見よう
南海加太駅から約10分ほど歩いたところにあるのが「旧加太警察署」(きゅうかだけいさつしょ)です。
旧加太警察署は大正時代に加太警察署として建設され、現在は国の登録有形文化財に指定されています。
同じ時代にに建設された他の警署は現在なくなっているので、和歌山県内では貴重な建物です。
1964年の移転まで加太派出所として使用されていました。
下見板貼り(長い板材を横に用いて、板の下端がその下の板の上端に少し重なるように張っている壁のこと)の2階建ての近代洋館で、左右対称となっている建物です。
加太の海の方向に歩いているとふと目を奪われる旧加太警察署のレトロな建物。
白を基調にした歴史を感じることができる建物です。
旧加太警察署
所在地:和歌山県和歌山市加太1204
プロアスリートも必勝祈願にくる「加太春日大社」でパワーをもらおう
南海加太駅から約15分歩くと「加太春日大社」(かだかすがじんじゃ)に到着します。
加太春日大社には必勝祈願をしにプロのアスリートの方も多く参拝に訪れます。
紀伊風土記によると藤原光福が地頭としてこの地を支配した1303~1317年に、自分の祖先神である春日三神をあらたに祀り、 総名として「春日社」と称したそうです。
加太春日大社は、加太の海の方向へ向かう住宅街の中にひっそりとあります。
構造や彫刻が桃山建築の特徴を表し、戦前までは国宝として大事にされ、戦後は国指定重要文化財として保存されています。
細部まで工夫を凝らした彫刻が特徴的です。
実際に訪れると自然とパワーをもらえる、パワースポットでした。
私も今後の必勝の祈願をしてきました。
みなさんも必勝祈願に訪れてはいかがでしょうか。
加太春日大社
所在地:和歌山県和歌山市加太1343
加太のお土産として買って帰りたい、淡嶋名物!よもぎやきもちを紹介
加太に来たら買って帰りたいのが淡嶋名物の「よもぎやきもち」です。
加太のお土産屋さんにふらっと立ち寄ってみると必ず置いてあるのが”よもぎやきもち”。
普通のよもぎもちとは少し違い表面を両面焼いていて中には粒あんが入っています。
甘さ控えめのあっさりとしたおもちになっているので、お茶菓子にはぴったりのおもちとなっています。
よもぎやきもちが売っているお菓子の老舗店は、様々あり人気のお店だとお昼には売り切れてしまうほどのお店もあります。
加太に訪れたら、ぜひ買って帰りたいお土産となっているのでぜひ手に取って召し上がってください。
和歌山市から電車で約20分の町はいかがでしたか。
漁港以外にも、様々な歴史のある「加太」へ旅をしに訪れてみませんか。
ゆっくりと時間の流れる素敵な街並みの「加太」。
あなたも歴史旅をぜひ堪能しにいきましょう。