HISTRIP(ヒストリップ)|歴史的建造物に泊まろう

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彦根城から足を延ばしてワンマン列車に乗り込みもう一つの歴史旅へ!

  • 滋賀県の彦根駅から足を延ばして近江鉄道に乗り、ロマンあふれるもう一つの旅へ出かけます。登録有形文化財の駅やかつて賑わっていた宿場町、パワースポットなど、まだまだ見どころたくさん!
    知られざる彦根の見どころ紹介します。

     

    実はスゴイ 見どころたくさん!鳥居本駅で古き良き時代を感じる

    JR彦根駅に繋がる近江鉄道彦根駅。わずか2両のワンマン列車に乗り込み米原方面へ電車で揺られること約5分。のどかな風景を横目に列車は鳥居本駅(とりいもとえき)に到着します。
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    木造平屋建、腰折れの半切妻造瓦葺の洋風な駅舎からは昭和レトロな雰囲気が感じられます。正面には煙突が設けられており現在ではかなり珍しい造りになっています。この駅舎は登録有形文化財にも登録され、近畿の駅百選にも選ばれたほどです。
    また、この駅では世界一長いコンサートが行われギネス世界記録に登録されていたり、無人駅ギャラリーが開催されるなど駅としては多彩な面を持っており、鉄道マニアでなくとも楽しむことのできる駅の1つです。
    <写真02__alt:alt鳥居本駅駅からの眺め>
    歴史のある駅から歴史街道のスタートを切ってみてはいかがですか?

     

    かつての街並みが今なお残る 旧中山道鳥居本宿を歴史散策へと

    鳥居本駅から歩くこと約5分。昔懐かしい建物が点在する通りが見えてきます。ここが旧中山道 鳥居本宿の宿場町です。
    写真03__alt:altかつて賑わっていた鳥居本宿の街並み>
    かつては多くの旅人たちで賑わっていた宿場町ですが、現在は昔ながらの街並みに静かな時間が流れています。まず最初に目に入ってくるのは、宿場の脇本陣跡碑です。脇本陣とは、宿場の予備施設のことです。鳥居本宿を道なりに歩いていくと、本陣などは現在残っていないものの、家屋1つ1つに宿場の名残が残っています。民家の表札の傍には、かつての鳥居本宿での様々な商店跡であることを示す札が取り付けられています。呉服屋や合羽屋、越後屋など多くの商店が並んでいたことが想像することが出来ます。合羽屋の松屋には江戸時代当時のままの看板が今も掲げられており、当時の面影が残されています。
    <写真04__alt:alt今なお残る合羽屋看板>
    鳥居本宿に関する資料が展示されている会館も開放されており、当時を詳しく読み解くこともできます。また鳥居本宿のほかに彦根市には高宮宿があります。ここも併せて巡ってみると面白いかもしれません。

     

    門前町も見どころいっぱい!永く愛されるパワースポット多賀大社へ

    鳥居本駅から近江鉄道貴生川行きの電車に揺られ約22分、途中高宮駅で多賀大社前行きに乗り換え約6分。向かうのは今回の旅の最終目的地、多賀大社です。改札を出てすぐ左手に多賀大社の大鳥居がそびえ立ちます。参道では、たくさんの飲食店や有形文化財の料亭旅館が立ち並び、昔ながらの風景が広がっています。参道を抜けると、古事記にも記され1300年以上の歴史を持つ多賀大社(たがたいしゃ)に到着です。
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    多賀大社には、伊勢神宮の天照大神の両親であるイザナミ・イザナギ大神が祭られていることから「伊勢を参らばお多賀へ参れ、お伊勢、お多賀の子でござる」などと謡われ、多賀大社と伊勢神宮は切っては切り離せない関係です。延命長寿や厄除けの信仰を集めているほか、日本で最初の男女の神を祭っていることから縁結びの神社として知られています。多賀大社は豊臣秀吉ゆかりの神社でもあり、秀吉が作った奥書院、太閤橋に身近に触れることができます。
    <写真06__alt:alt多賀大社の入り口、立派な太閤橋>
    広い境内には、パワースポットならでは神秘的な空気が漂っているのも見どころの1つです。今なお多くの人に愛され、かつては偉人も愛した多賀大社にぜひ訪れてみてはいかがですか?

     

     

    魅力のたくさん詰まった彦根の旅はいかがでしたか?彦根城周辺以外にも彦根のディープな見どころがたくさんあり、歴史が今なお残る素敵な街です。ぜひみなさんも彦根の魅力を現地で、五感で楽しんでみてはいかがですか?