古墳にも個性がある?歴史の詰まったおい大阪府堺で新たな発見を
堺と言えば何を思いつくでしょうか?やはり古墳でしょうか?古墳にも様々な特徴があります。ロマンチシズムが溢れていたり、可愛らしい動物が顔を出したり…
また古墳だけでなくあの有名な偉人達の生地でもあります!今回はそんな魅力たっぷりの大阪府堺市をご紹介いたします!
この記事の目次
百舌鳥の手作りパン工房ロアール。数量限定!レアな古墳パンも?
JR阪和線、百舌鳥(もず)駅を降りてすぐに「手作りパン工房ロアール」というパン屋さんがあります。
ここでは可愛らしくて、おいしい古墳パンが販売されています!
古墳パンはアンパンに、クリームパン、メロンパンなど5種類あって、1日3個限定というレアなものまであります。
私が行った時は開店2時間後で、すでに2種類完売していました。
すぐに売り切れてしまうそうなので、朝早くに行ってレアな古墳パンをゲットしましょう!安くて便利!レンタサイクルを有効活用して堺の街を堪能しよう!
所在地:591-8036 大阪府堺市 北区百舌鳥本町1丁2
安くて便利!レンタサイクルを有効活用して堺の街を堪能しよう!
堺の街は広く、至るところに観光スポットが点々としています。
ゆっくりと街歩きをしても楽しめますが、1日でたくさん周りたい!という方にはレンタサイクルをお勧めします。
堺ではレンタサイクルが普及しており、お手軽に自転車を借りることができます。
お勧めは百舌鳥駅周辺にある貸し出し所です。1日時間無制限の乗り放題で、300円で借りることができます!
また、貸し出し所であればどこに返してもいいので、引き返す手間もなく、便利です。
ぜひ堺を観光する際は有効活用してください。
所在地:堺市北区中百舌鳥町2丁
公式HP:さかいコミュニティサイクル
堺と言えばやっぱり古墳!仁徳天皇陵に秘められた切ない恋の歌?
堺にはかつて100基以上の古墳があったと言われています。現在は約44基残されているそうです。
百舌鳥駅周辺には有名な仁徳天皇陵古墳(大仙古墳)含め、その他たくさんの古墳があります。
始めに世界三大の墳墓である仁徳天皇陵をぐるっと一周してみましょう!
まず見つけたのは仁徳天皇の皇居である磐之媛命(いわのひめのみこと)が恋多き夫に向けた歌の歌碑です。
彼女の恋心が詰まった胸がきゅうっとなるような歌が5つほど残されています。ロマンチシズムが感じられるでしょう。
もう少し進むと小さな川のようなものを見つけました。
ここは大仙水路と呼ばれ、1日に1000トンの水を流し込み、海に流し、仁徳陵の堀に流れる水をきれいにする役割をしているそうです。
とても趣のある場所なので、立ち寄ってみてください。
さらに進むと歩道橋が見えてきます。登ると形は見えないですが、古墳を見渡すことができます。
あとは古墳を横目にまっすぐな道が続きます。とてものどかで静かな街並みです。ゆったりとした時間が流れています。
他にもたくさんの発見ができると思います。
観光案内所や、定点ガイドの方たちいてくださるので、お話を聞いてから見て回るともっと楽しめますよ!
自転車で20分程度、徒歩で1時間程度で周ることができるのでぜひ一周してみましょう。
所在地:590-0802 大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁
商標登録済み!アイデアたっぷりお食事処花茶碗のこだわり古墳カレー
百舌鳥駅から少し行くとお食事処花茶碗というお店があります。入ってみるとこじんまりとした店内です。
ここでは商標登録のされている古墳カレーをいただくことができます。
お肉がとても柔らかく、野菜の甘みとピリ辛な味がマッチして、おいしいですよ!そしてとってもボリューミーです。
古墳の型の器や、お皿は全て手作りだそうです。スプーンもスコップ型でアイデアが詰まっています!
お店の方がとてもフレンドリーで、常連さんも多くとてもアットホームです。いろいろな活動もされており、堺のことなら何でも知っています!
古墳を真上から見渡したいという方、ここに行けば良い情報が得られますよ!
所在地:大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2-265
たぬき一家の住み家?!街の人々に愛される、百舌鳥のいたすけ古墳
線路沿いを少し行くと、いたすけ古墳というところがあります。
大きな池の上にぽつんと橋が浮かんでいます。ちょっとその前で立ち止まって、ぱんぱんと手を叩いてみましょう!
すると何かがちょこんと顔を出します。たぬきです!あとから続々とたぬきが出てきます。
手を叩くかビニールの音をさせると餌を求めて出てくるそうです!もの欲しそうにこちらを見つめてきます。
池を泳ぐこともあるそうです。可愛らしくて、とても癒されますよ。
所在地:591-8036 大阪府堺市北区百舌鳥本町3丁目
誰もが知っているあの偉人!千利休・与謝野晶子の生地、堺を知ろう!
みなさん千利休と与謝野晶子をご存知ですよね?堺はこの二人のゆかりの地なんです!
千利休は堺で生まれ、茶の湯の一様式「わび茶」を大成させました。
今の日本の美意識、日本人が持っている心を全て持っていた人だと言われています。
堺には千利休がかつて暮らしていたとされる屋敷跡があり、実際に使用されていた井戸が残されています。
井戸の屋根や柱の木材は千利休ゆかりの大徳寺山門(だいとくじさんもん)の部材でできており、本人が1つ1つ選んだ部材だとされています。
見て触って千利休の心を感じてみましょう。
また与謝野晶子も堺の地で生まれました。近くの道路沿いに生家跡があり歌碑が展示されています。
千利休の屋敷跡の前にさかい利晶の杜(りしょうのもり)という資料館があり、彼らの生い立ちを深く知ることができます。また茶の湯体験も楽しめますよ。
所在地:〒590-0958 大阪府堺市堺区宿院町西2丁1番1号
公式HP:さかい利晶の杜
いかがでしたでしょうか?まだまだ伝えきれていない堺の魅力はたくさんあります。
古墳はもちろん、その他の魅力もたくさん見つけてみましょう!
そしてぜひ堺に行く際は地元の人たちと触れ合ってみてください!人の温かさ、そして彼らの地元愛を感じられるでしょう。
・堺観光ガイドHP:http://www.sakai-tcb.or.jp/