HISTRIP(ヒストリップ)|歴史的建造物に泊まろう

HISTRIP MAGAZINE icon HISTRIP MAGAZINE

歴史に触れれて 美味しいものがたくさんあるまち「なんば」へ!

  •  

    皆さん、大阪の”なんば”と聞けばどのような雰囲気を思い浮かべますか。
    テレビでよく見る、人が沢山いて「グリコ」や「かに道楽のかに」の看板があったり、

    大阪の名物の「たこ焼き」などを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

     

    そんな賑わいがあると思われているなんばエリア。
    私も実際に行くまでは若者が沢山いて賑わいがある街だと思っていましたが、若者の賑わいの他にも魅力溢れるエリアです。
    今回は、なんばエリアの知る人ぞ知るお勧めスポットを紹介します。

    なんばにある「千日前商店街」は商店街も人もわいわい賑やかな場所

    千日前商店街

    まずは、この商店街についてご紹介します。

    ここは千日前商店街といって、とても長い距離の商店街です。

    どの店内も鮮やかで活気がある商店街です。
    そして、ここでは普段近くのお店に売っていないようなものが売っている”道具”が沢山ある商店街でもあります。
    たとえば、タコ焼き器や、たい焼きを焼く機械、提灯だけを売っているお店などもあります。
    「こんなものが買えるのか!」と思ってしまうこと間違いなしです!
    自分でお店を出される方はここで買い揃えることができるかもしれません。
    品ぞろえが豊富で見に行くだけでもとても見応えがありました。

     

    」には”肉・魚・青果”どれもが新鮮なものばかり!!

    黒門市場全体写真

    皆さんは、黒門市場をご存知でしょうか。

    ここでは、新鮮な肉や魚、青果が売っています。
    今、お客様の約9割が観光客だと、どのお店の方もおっしゃっていました。
    観光客といっても中国などアジアからの観光客の方が多く、店員さんがお客様に話しかけるときも、英語を使っている方が沢山いらっしゃいました。
    その場で調理してくださり、食べることができるのでとても新鮮なものを食べることができます。
    その沢山あるうちの2つをご紹介いたします。

     

    スーパーでは買えない!!ワンランク上のお漬物を「伊勢屋北店」

    -伊勢屋北店

    まずはここ、伊勢屋北店。
    1897年からやっていて100年を超える歴史を持つお漬物屋さんなんです。
    このお店では、その場で食べれる、”串さしつけ物”というものがあります。

    串さしつけ物
    100円ということでついつい買ってしまいます。
    食べてみると、歯ごたえがあって美味しく、その場で白ご飯と一緒に頂きたくなります。
    店員の方もとても気さくで、穏やかな方ばかりです。長く愛され続けている理由がわかりました。
    また、ここのお店は何といっても”鮮度が命”で、新鮮な野菜を漬けています。
    漬ける前に野菜の質をしっかりと確かめ、高い品質の素材だけが漬けられ、お店で売られているそうです。
    新鮮なお漬物なので、スーパーで買うものとは一味違うとおっしゃっていました。
    お漬物が好きな方には是非、黒門市場で行っていただきたいオススメのお漬物屋さんです。

    新鮮でとても大きなホタテをその場で食べることができるお店「吉村」

    、2つ目のお店は吉村。
    ここはホタテを注文すると、目の前でホタテを鉄板で焼いてくれます。
    そして甘辛のソースをつけてもらって、その場で食べるのですが、
    何よりホタテの身が大きい!そして焼き立てなので、アツアツです。
    ホタテ
    そして店員さんがとても面白くて、ついつい立ち話をしてしまいます!
    商店街は、働いてる方皆さん同士が仲良くて、お客さんも一緒になって楽しくお話ができる素敵な商店街です。

    なんばにある昼と夜では雰囲気が変わる趣のある神社「高津宮神社」

     

    高津宮神社

    ここは、浪速の地を皇都(高津宮)と定められ大阪隆昌の基を築かれた仁徳天皇を王神仰ぐ神社です。

     

    高津宮神社

    境幕府の度々の御造営寄進を重ねて浪速津の守護神と仰がれ御神威輝き渡ったのであります。

    しかしながら、700年を経て、豊臣秀吉が大阪城を築き上げる際に比売古曽社の現在地に御遷座(御神体が移ること)になって今日に及んでおります。
    夜になると境内に明かりが灯され、また日中とは違った雰囲気があり、落ち着いています。
    神社の近くには公園もあり、地元の人で参拝している方もいました。
    「商店街の人の多くの店は、毎年ここの神社のお札をもらうよ。」とおっしゃっていて、
    黒門市場を支えている神社といっても過言ではない神社なのだと感じました。

     

    生國魂神社”は多くのご利益をされる方にはぴったりの神社!

    生國魂神社

    生國魂神社は、大阪では「いくたまさん」の愛称で親しまれています。
    生國魂神社は戦前の近代社格制度においては最高位の官幣大社に位置付けられたこともあった、大阪の代表的な古社の1つです。
    縁切りの神様、学問の神様、金運の神様など、10社もの神社があります。
    多くのご利益を期待される方が行くことができる神社です。
    また、7月11日・12日の夏祭りがあり、古くからの祭りが現在もまだ続けられています。

    生國魂神社2

    大阪の都会の真ん中に、このような非常に大きく立派な本殿を有する神社であり、オススメの神社です。

    生國魂神社

    なんばエリアは、とても活気があるところでもあり、自然を感じられるところだと体感しました。
    黒門市場では、店員さんと楽しくお話をしながらその場で新鮮なものを新鮮なうちに食べることができます。
    食べることが大好きな人にはたまらない市場です。お店の方たちはとても気さくでオススメのお店や場所などを教えてくれます。
    そして、黒門市場から少し歩くと趣のある神社もあります。
    神社に行ってお願い事をしたりおみくじを引いたり、大自然を感じながら、心が清まり心身共に休まる神社が沢山あります!
    大阪に来たときは、是非一味違った「なんばエリア」をオススメします。