目と耳で感じる下郷町大内宿の自然の良さ 訪れてわかる魅力とは!?
福島県下郷町にある大内宿は朝昼晩一日を通して違う顔があります。
そして大内宿は自然豊かな場所であるため、通りを歩いて四季を楽しむことができます。
今回一日実際に大内宿に滞在した経験からそれらの魅力をご紹介していきます。
この記事の目次
下郷町大内宿の一日 朝昼晩それぞれの時間帯で味わえる魅力とは!?
会津鉄道湯野上温泉駅(ゆのかみおんせんえき)から車で約20分の距離に大内宿はあります。
早朝の大内宿は人気がなく、とても静かです。
ひんやりとした空気の中、茅葺き屋根の歴史ある風景に霧がかかっているのが幻想的です。
まちに響く水の音が朝のすがすがしさを演出してくれます。薄暗い町が朝日に照らされ徐々に明るくなっていく様子はとても神秘的でここでしか味わえない感動があります。
昼間は猿遊号という乗り合いバスに乗ることができます。
湯野上温泉駅と大内宿を行き来しているバスで、ガイドによる説明を聞きながら目的地に向かうことができます。
フリー券が大人1000円、子供500円で利用することができ、大内宿に宿泊していれば次の日も使用可能です。
昼間の大内宿は多くの観光客が訪れます。平日にもかかわらず、ツアー客などが多く、飲食店やお土産物店が賑わっていました。
高倉神社へと続く道の入り口にある鳥居は昼間でも神秘的です。
夕方17時以降になると、大内宿で人を見かけなくなります。観光客だけでなく、お店も完全に閉まり、昼間の賑やかさが嘘のように一気に静寂につつまれます。
先程の昼間の写真と同じ高倉神社の鳥居は暗くなるにつれてまた違う雰囲気を醸し出します。
大内宿の夜は、一軒ごとの灯のみで町中に電灯がないため、真っ暗です。
宿の女将さんに勧められ外に出てみると、空には満点の星が。星を眺めながら、大内宿の美しい水の音を聞く癒しの時間は、都会忙しさを忘れさせてくれます。早朝と夜の大内宿を楽しむには、大内宿に宿泊するのがおすすめです。丸一日いても飽きることがない癒しの時間を体験してみてはいかがでしょうか。
所在地 : 〒969-5207 福島県南会津郡下郷町大字大内
下郷町大内宿の季節の楽しみ方 通りを歩いて四季の移ろいを感じる
大内宿は、会津鉄道湯野上温泉駅から車で約20分の場所にあります。
ちょうど秋のシーズンだったので、大内宿ではコスモスが綺麗に咲いていました。
水路の脇に所々コスモスが植えられており、通りを歩くだけで季節を楽しむことができます。
ホオズキも実っていました。最近都会ではでホオズキを見かけることがあまりないと思うので、どこか懐かしい気持ちになりました。
水路沿いに実るホオズキの赤色が秋を感じさせ、季節感を演出してくれています。
鳥居をくぐり高倉神社へと続く道を進むと、大内宿の裏にそば畑が広がります。
福島県下郷町では、標高が高く昼夜の気温差が大きいことを生かしそばの栽培が盛んに行われています。
朝に撮影したのですが霧がそば畑にかかっており幻想的でした。
写真はそばの花の見ごろは終わってしまいちょうど収穫の時期でしたが、毎年8月下旬から9月上旬にかけてそばの花が咲き、一面に白い花が広がり美しい風景が広がります。
所在地:〒969-5207 福島県南会津郡下郷町大字大内
眼だけではなく耳で楽しむ 「日本の音百選」に選ばれた下郷町大内宿
「日本の音風景100選」とは、全国各地の地域のシンボルとして後世に残したい音の聞こえる環境の中から、文化的背景や自然環境を踏まえて、意義があると認めたものを環境省が選定したものです。
大内宿では通りの両脇に水路が流れています。
大内宿の用水路は山からの自然水が流れ、昔から生活に欠かせないものでした。
この両脇の用水路から大内宿全域に水の音が響きます。
美しい水の音は日本の音風景100選にも入っており、町の人の誇りとなっています。
流れている水は透き通っていてとても綺麗です。
早朝や夕方の人気のない時間帯に、歴史ある町並みの中に響く水の音は心身ともにリフレッシュさせてくれます。夜星空を眺めながら水の音に癒されてみるのもオススメです。
所在地:〒969-5207 福島県南会津郡下郷町大字大内
大内宿の自然そして一日を通しての魅力をご紹介しました。
大内宿には実際に滞在してみないとわからない魅力があります。特に大内宿のどこにいても聞こえる水の音は本当に美しく、心が浄化されます。実際大内宿のリピーターが多い理由がよくわかります。皆さんもぜひこの魅力を体感してみてはいかがでしょうか。