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岡山県倉敷美観地区に残る「旅館くらしき」の魅力を徹底解説

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    旅館くらしきは岡山県倉敷美観地区の中に位置する歴史ある旅館です。部屋窓からは風情あふれた町並みを一望でき、また意匠を凝らした客室のおかげで時間を忘れて贅沢な旅情に浸かれること請け合いです。倉敷のご当地料理であるママカリもぜひ食べてみてください。

     

     

     

     

    大原一族とともに残した歴史的遺産「旅館くらしき」の再出発の歴史

     

     

    大原美術館から徒歩で5分ほど歩くと風情ある旅館である旅館くらしきに到着します。

     

    旅館くらしきと大原一族との関わりについては、後継者が途絶えた砂糖問屋を大原總一郎さんをはじめとした地元の方々の後押しもあり、
    「安心して泊まれる良い宿」として再出発することを、先代の女将が任されることになりました。

     

     

    古民家をリノベーションすることがまだ広く浸透していない時代、旅館くらしきは先進的に価値を届けていたのですね。

     

     

    〈写真37_alt:alt旅館くらしき1〉 

     

     

    そして旅館くらしきという屋号も大原社長や倉敷レイヨンの重役の方々をはじめとしたたくさんの集まりの席で協議し、名付けてられています。

     

     

    〈写真38_alt:alt旅館くらしき2〉

     

     

    旅館くらしきは、倉敷の町並を守っていきたいという大原總一郎さん方の願いと、様々な人たちからのあたたかい支援により誕生しました。
    また、旅館くらしきは岡山県倉敷の美観地区内に位置しているため、窓から風情ある景色やライトアップされた街並みを見ることが出来てとてもおすすめです。

     

     

    旅館くらしき 所在地 : 岡山県倉敷市本町4-1

     

     

    倉敷美観地区 元砂糖問屋だった「旅館くらしき」の魅力をご紹介!

     

     

     

    旅館くらしきは、1957年創業の江戸時代から続く老舗砂糖問屋の蔵屋敷を改築して生まれた宿です。

     

     

     

    〈写真39_alt:alt旅館くらしきの内部〉

     

    砂糖問屋時代の土間をはじめ表構えはもちろん、米蔵、道具蔵、砂糖蔵を改築し、
    今では全8室の客室と宴会場が1室、中庭に面したレストランという構成になっています。

     

     

    昔の面影を残した建築は浦辺鎮太郎さんが、旅館のロゴデザインは芹沢銈介さんが手がけるなど、様々な人たちのおかげで旅館くらしきは成り立っているのだそうです。

     

     

    8室ある客室に同じ間取りはなく、全て異なった造りになっています。
    なかでも「巽の間」は、棟方志功さんや司馬遼太郎さんがよく泊られた部屋で人気も高いそうです。

     

     

    また写真の食べ物は、花咲ちらし寿司という食べ物です。
    鰆や海老、穴子や椎茸、蓮根やシメジなどたくさんの海の幸や山の幸が入っているのでおすすめです。

     

     

     

    〈写真40_alt:alt花咲ちらし寿司〉

     

     

     

     

     

    旅館くらしきをご紹介してまいりました。いかがでしたか。旅館くらしきでは、古くからこの土地に根差してきた歴史や文化を建物の至る所で見ることができます。客室からは美観地区の町並みを一望でき、とても贅沢な時間を過ごせます。
    大切に保存されている歴史的な町並みを、旅館くらしきという場所で暮らすように泊まる体験をしてみては。

     

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