結びの社 『竈門神社』 良い巡り合わせを願うパワースポット
福岡県太宰府市に位置する、竈門(かまど)神社は縁結びの神社として有名です。
多くの参拝者が訪れる天満宮から、少し足をのばした先にあり、是非訪れてほしい神社です。
縁結びの神社ならではのパワースポットなど、竈門神社の魅力をご紹介します。
この記事の目次
あなたの人生に良い縁を運んでくれる強力な縁結びの社『竈門神社』
竈門神社は、太宰府駅から「まほろば号」という観光バスを使えば約10分ほどで到着です。竈門神社へのアクセスに活用してください。
境内の下に駐車場も完備しているので車での参拝もできます。
バスを降りると直ぐに鳥居が見えてきます。
鳥居を抜けて階段を登っていくとすぐに竈門神社です。
竈門神社は太宰府天満宮より古い歴史があり、
九州の中心地として大宰府政庁が置かれた際、鬼門除けの祭祀を竈門山(宝満山:ほうまんざん)で行ったことがはじまりで1350年のもの歴史があります。
まずは手洗舎で体を清めましょう。
その次に本殿の手前に『水鏡』があります。この『水鏡』に自分の顔を映すことで自分の内面を清めることができます。
心身共に清めてから御神前でお参りしましょう。
社殿は2013年に、改修工事が行われおり築90年以上の歴史があるとは思えないほど美しく綺麗な姿です。
縁結びで有名な神社だけあり、恋のお願いをする人が多いかもしれませんが、
縁結びは家族や友人、仕事関係でも良い縁を結ぶというご利益もあります。ぜひ人生に良い縁が訪れるよう、ご参拝しましょう。
竈門神社 所在地 : 福岡県太宰府市内山883
公式HP : 竈門神社
竈門神社だからこそある 縁結びのご利益のあるパワースポット巡り
本殿でお参りを済ませたら、境内を散策してみましょう。縁結びの神社らしい場所がいくつもあります。
本殿を右に抜けていくと再会(サイカチ)の木があります。
この木は朝鮮出兵が行われた際、神功皇后が宝満山に登り、サイカチの木を植え「凱旋ののち再会しよう」と言ったことに由来します。
サイカチという木の名前と再会という言葉をなぞらえているんですね。
そんなこの木に好きな人との再会やまだ見ぬ出会いを祈れば成就するといわれています。
さらに奥の方に行くと愛敬の岩(あいけいのいわ)があります。
これは昔から続く恋占いで、目をつぶったまま左の岩から右の岩にたどり着いたら恋が叶うというものです。
今も昔も良い縁に巡り合うということは皆の願いだったのでしょうか。
愛敬の岩のすぐそばにある招霊の木(おがたまのき)は、岩戸にお隠れになられた天照大神を、天鈿女命がこの木の枝を捧持して神楽舞を奏し、再び大神のお出ましに成功されたことから、神様を招く木とされています。
竈門神社にしかない! 良いご縁を結んでくれるありがたいお守り
ご利益のあるスポットの次は、ご利益のあるお守りを求めて授与所に向かいました。
社殿と同時期に改修工事がされた社務所・授与所は開放感のある美しい建物となっています。授与所の中に入るとおしゃれで可愛い雰囲気が漂っています。それでいて、神社特有の神聖さも有しており、ほかでは見ることのできない空間を作り上げています。
そんな授与所で、受けることのできるお守りのひとつに『えんむすびのこより』があります。
竈門神社では、16歳になると宝満山山頂の木に、願いをしたためた『こより』をむすぶ「十六参り」というものがあり、男子は金に困らない暮らしを、女子は良い縁を願ったそうです。
『こより』に願いをしたため授与所の近くにある幸福の木に結びつけて祈ることで、恋が成就するとされています。
次に、身につけておける縁結びのお守り『恋守りむすびの糸』があります。
縁を結びたい人や、まだ見ぬご縁を頭に思い浮かべながらこのお守りを身につけておくとその願いが叶うというものです。
境内の中にはこのお守りをお返しする場所があり、願いが叶った人が返しに来るそうです。
たくさんのむすびの糸がこの神社のご利益の大きさを物語っていますね。
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太宰府で古くから信仰されてきた竈門神社。
それが授与所などで、新しい形を持っているということは、竈門神社への信仰が今現在も色あせることなく続いているからであると感じました。
太宰府を訪れた際は、ぜひ竈門神社へご参拝ください。