金剛山・千早赤阪村で自然と触れ合う素敵な週末を過ごしてみませんか
人込みから離れてたまには自然を味わいたい。大阪でそんな方ににぴったりの秘所があります。そこは南海電車「河内長野駅」からバスで約40分の大阪府唯一の村である「千早赤阪村」(ちはらあかさかむら)です。今回はこの千早赤阪村で自然を満喫し、歴史を感じる小旅にぴったりなプランをご紹介します!
この記事の目次
千早赤阪村・金剛山「しゃくなげの路」で自然の恵みを感じましょう
金剛山ロープウェイに乗り約6分、終着のロープウェイ金剛山駅に到着します。改札をでるとすぐに「ちはや星と自然のミュージアム」の看板が目に入ります。ミュージアムまでの道は「しゃくなげの路」といって舗装されたコンクリート道ではなく、自然豊かな遊歩道を歩いて向かいます。このしゃくなげの路は、つづら折れの約20分の道で、春先にはマヒワなどの野鳥の声が響き、5月中旬頃にはシャクナゲが満開を迎えます。8月末にはツルリンドウやカリカネソウといった秋の花が咲き始め、野鳥や虫たちが鳴きだします。そして落ち葉が積もる秋には、人々の落ち葉を踏む足音が心地よく感じられます。一年を通して五感で自然を感じる楽しい道のりが続きます。
側道にも様々な植物が植えられており、道中で様々な植物を見つけることができ、ワクワクが止まらない「しゃくなげの路」をぜひご堪能ください。
千早赤阪村で学びを深めるなら「ちはや星と自然のミュージアム」へ
しゃくなげの路を抜けると「ちはや星と自然のミュージアム」が見えてきます。自然に優しいエコ設計で建設されたこのミュージアムでは、金剛山の自然を展示や映像で紹介しています。
中でもジオラマ展示室は、視覚的にも聴覚的にも、まるで屋外にいるような世界を見ることができるのでおすすめです。入館料は無料で、どなたでも気軽に自然について学ぶことができます。千早赤阪村の金剛山に生息する植物や生物についてのクイズや、生物の視界を体験できるコーナーなど、子供から大人まで楽しめる内容となっています。
口径400ミリの大型望遠鏡を備えた星見台は近畿で一番高い所にある天体観測施設で春から秋にかけて、星空観察会などのイベントが開催されています。景色を楽しむだけではなく、植物や動物にも興味ある方はぜひ金剛山の自然について学んでみてください。
千早赤阪村人気の観光スポット!気軽に釣りができる千早川マス釣り場
今回の千早赤阪村の旅のメインなのが「金剛山国定公園」内にあり、名勝池として知られている「千早川マス釣り場」の釣りです。歴史は古く、ニジマスの養殖はなんと60年も続いており、釣り場自体も40年続いている名所になります。草木の色づきや、動物たちの鳴き声によって季節ごとに自然を楽しめますし、一年を通して観光客や地元の方で賑わっています。
今回は初心者などでも身軽に釣りができる「目方釣り」をご紹介します。
目方釣りとは、約30分程度の短時間で釣りを楽しみたい方向けの釣りです。約10分もあればマスを釣ることができますし、釣った魚を全て100グラム200円(2016年11月時点)で買い取ってもらえます。釣り方も簡単で、竿と餌と網を受付でレンタルできますし、池にいるスタッフの方が優しく指導してくれるので、初心者でも安心して釣りを楽しむことができます!旅人が大自然の中で気軽に釣りができる千早川マス釣り場を是非最初から旅の予定に入れ。訪れてみてください。
釣ったマスがその場で食べられる千早赤阪村「レストラン千早川」
千早川マス釣り場で自分で釣ったマスをその場で調理してくれるレストランがあります!それが千早川マス釣り場のすぐ側にある「レストラン千早川」です。店内はログハウスのような温かみのある家具が並べられており、窓から千早川を眺めることが出来ます。釣ったマスの大きさにより、選べる調理法が変わりますが、塩焼、から揚げ、アライ(お刺身)の三つから好きな調理法を選び、釣ったばかりのマスを美味しく調理してもらいましょう!
お魚以外にも山菜そばやおにぎり、定食などのメニューがあるので、そちらもぜひ味わってみてください。素敵な景色を眺めながら、釣りたての新鮮なマスをいただく、そんな贅沢なひとときをお楽しみください。
人気のレジャースポットとは一味違った楽しみ方ができ、千早赤阪村の自然を存分に味わうことができる旅はいかがでしたか。村全体がレジャースポットのように楽しめ、古くからの歴史を持つこの千早赤阪村は一日では楽しみ足りないくらいに素敵なところです。自然に触れ、のんびり体を動かしたり、味覚に舌鼓を打ったりと、心の底からリフレッシュしたい、そんな素敵な週末を過ごしたい方は是非訪れてみてください。