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美具久留御魂神社って読めますか?富田林から行ける大阪みどりの百選

  • 大阪府にある富田林、寺内町(じないまち)に行かれる観光客はたくさんおられますが、周辺の観光スポットはご存知ですか?

    「大阪みどりの百選」に選ばれる美具久留御魂神社(みぐくるみたまじんじゃ)ここにはどんな神様がいて、どんな人がいるのでしょう?

    知らなきゃ損!事前知識を沢山ぶら下げて訪れましょう。

     

     

     

    富田林が誇る「大阪みどりの百選」美具久留御魂神社を隅々まで楽しむ

     

    大阪から近鉄に乗り換え、約1時間で到着できる近畿日本鉄道長野線の駅である富田林駅。

    富田林駅から車を走らせること約10分。

    「大阪みどりの百選」に選ばれている美具久留御魂神社は出てきます。

     

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    最初の印象はとても美しく、さわやかな空気の中に、何か強いものを感じるような神社という印象でした。

     

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    苔も美しく育っており、癒しの空間でもありました。

     

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    主祭神は大国主命の荒御魂(あらみたま)さまといい、問題解決や物事を決定するのに必要な、力強いパワーを与えてくれるそうです。

    もともとの始まりは、紀元前88年この地にしばしば大蛇が出没したので、天皇自ら視察して「これは大国主命の荒御魂によるものである」として大国主命を祀らせたのに始まるとのこと。

    また、珍しく「神体山(かみなびやま)」といい、山の麓にある神社なのですが、山自体は眞名井ケ原(まないがはら)と称し山そのものを御神体として大切にしているそうです。

     

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    本堂に上がるための途中の道に、緑の自然の中にひときわ目立つ赤い鳥居があります。

    その鳥居を抜けた先に古墳や、ご神木が沢山見られます。

     

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    抜けた先には本堂が。

     

    <写真05_本堂美具久留御魂神社>

     

    とても神聖な場所で、心が洗われるようでした。

     

     

     

    山自体がご神体赤い鳥居の先には非日常空間富田林美具久留御魂神社

     

    実はこの美具久留御魂神社、

    本殿→拝殿→鳥居の向きが、ほぼ東の「二上山」の方向を向いており、そして本殿の背後は「古墳」。

    というようなつくりになっています。

     

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    その「二上山」の奥には、日本に2つしかないという同じ山ひとつまるごとご神体になっている大三輪神社があるのだそうです。

    日本に2つしかないご神体が一直線上にあるということです。

     

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    ちなみに大三輪神社は日本神話に記される、大国主命が自らの幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)を三輪山に鎮められ、大物主神の名をもって祀りされたという話や、大和朝廷創始から存在する理由などから「大神(おおみわ)神社」が「日本最古の神社」と言われています。

    「先人たちが、あえてこの配置にしたのかもしれない。歴史にロマンを感じるね」

    ととても楽しそうに神主さんが語ってくださいました。

    思わず私も二上山を見て当時の人々の想いにふけってしまいました。

    そんな神主さんが、愛してやまないゆるキャラが実はこの美具久留御魂神社には居るのです。

    「みぐくるん」という名前なのですが、デザインにかなりのこだわりがあるようです。

     

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    頭にかぶっている帽子には、「二上山」をイメージされているそうです。

    また首にしている飾り物は、大蛇を鎮める勾玉をイメージしてデザインしたと話してくださりました。

    少し敷居の高い神社だからこその、入りやすい工夫がなされていて、とても愛情深い神社だなと感じました。

     

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    また私が訪問させていただいた7月中旬には、夏祭『茅の輪 神事』が行われるそうです。

     

    半年分の悩み事は忘れ

    夏の大祓をすると寿命が千歳に

    たまった穢れを落として願いをかなえる

     

    というような意味合いがあるそうです。

    美具久留御魂神社所在地:大阪府富田林市宮町3-205

     

     

     

    富田林鳥居から約100mの参道を進むと重要文化財を誇る 錦織神社

     

    富田林寺内町の周辺にはもうひとつの歴史的な寺社仏閣が存在します。

     

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    皆さんご存知でしょうか。

    錦織神社(にしきおりじんじゃ)です。

    鳥居から約100mの参道がとても美しい神社です。

     

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    地元の方の中には、錦織を「にしこり」「にしこおり」「にしごり」というふうに読んでいる方もおられるようです。

     

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    このあたりは旧錦織(にしこおり)郡で、古くは錦部郡(にしこり)と呼ばれたところからも由来が来ているのかもしれません。
    近鉄長野線川西駅より北へ約500m徒歩3分でアクセスが可能なこちらの神社。

    非常に霊験あらたかな雰囲気で、少し怖さすら感じてしまうほどでした。

     

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    創建年代は不明のようですが、1935年の本殿修理の際に地中から平安時代中期の瓦が発見されたそうです。

    そこから、その時代以前に創建されたと推定されています。

    本殿、摂社天神社本殿、摂社春日社本殿の3つが国の重要文化財に指定されています。

     

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    ぜひ富田林寺内町の見学と一緒に地元の方の愛する錦織神社へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

    錦織神社 所在地 : 富田林市宮甲田町9-46
    最後までお読みいただきありがとうございました。

    歴史のロマンを感じていただけましたでしょうか。

    大三輪神社と美具久留御魂神社を一緒に周るのも面白いかもしれませんね。

    富田林寺内町周辺のスポットも観光してみてはいかがでしょう。