HISTRIP(ヒストリップ)|歴史的建造物に泊まろう

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養父の歴史 文化に触れる!歴史を思わせる建築や文化の数々に触れる

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    (やぶ)市には養父ならではの歴史的建造物や、地元文化が数多く存在します。

    その中でも、山村である養父において農業の神が祭られるとされる「養父神社」、そして養父において独特の文化を匂わせる地歌舞伎「葛畑座」について紹介いたします。

     

     

     

    「養父の明神さん」の愛称を持つ 養父を代表する養父神社を訪れる

    まず語紹介するのが「養父神社」です。
    養父神社は、和田山ICから車で約20分でアクセスできます。

     

     

     

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    「養父神社」は古くから、「養父の明神さん」と呼ばれ、農業の神として地元の人々に愛され続けてきた神社です。
    但馬5社にも選定されており、別の記事で紹介しております「お走り祭り」などが受け継がれています。
    また、兵庫県の有形文化財にも登録されています。

     

     

     

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    こちらは入り口の様子です。階段を上ると正面に本殿が構えています。

     

     

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    こちらは敷地正面の様子。道路に面しており、駐車場も広いため、くるまでのアクセスが容易です。
    訪れる方は、海外の方よりは但馬地域の方や寺社巡りをされている方が多いようです。

    古き良きたたずまいを感じるこの神社、周囲が自然にあふれており、四季それぞれ違った風情に期待が持てました。

    養父市で古くから愛された養父神社、お祭りの時期に合わせて是非訪れてみてはいかがでしょうか。
    所在地 : 兵庫県養父市養父市場840

     

     

     

    養父市葛畑で生まれた地域文化「葛畑農村歌舞伎」の歴史に迫る!

     
    養父市葛畑(かずらはた)では1870年から農村歌舞伎「葛畑座(かずらはたざ)」が愛されてきました。
    農村歌舞伎とは、農民の娯楽として当時から行われていた地芝居のことをいいます。

     

     

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    この建物は、当初から修復を繰り返しながらも現存している葛畑の歌舞伎舞台です。
    この葛畑の舞台は、後述する葛畑コミュニティセンターから車で約3分ほどの近場にあります。

     

     

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    この写真は、実際にこの建物の中の舞台の様子を写したものです。実際にのぞき込むと部隊の様子を鮮明に見ることができ、地歌舞伎の生の舞台が味わえました。
    「葛畑座」は当時、周辺の村々でも公演を行うなど盛んに活動されていましたが、昭和初期にはそれは途絶えてしまいました。
    しかし、地域の方々の思いから1964年7月に修復工事が行われ、同年に歌舞伎の復活公演まで行われました。
    その後も、1966年、そして2003年と復活公演がこの舞台で行われました。この舞台は国の重要有形民俗文化財にも選定されています。
    実際に訪れましたが、まずこんな自然の中に部隊が存在するという新鮮さ、そして大切に守られている舞台に、地元の人々の愛を感じました。

     

     

     
    所在地 : 兵庫県養父市葛畑1367近辺41_yabushi

     

     

     

    「葛畑座」の歴史に触れられる場所「葛畑コミュニティセンター」

     
    そんな葛畑座(かずらはたざ)の歴史を味わえるのが「葛畑コミュニティセンター」です。ここの2階には、演劇資料館があります。

     

     

     

     

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    この演劇資料館は、一室なのですが、その中には実際に使用されていた衣装や用具の数々が展示されています。

     

     

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    こちらは実際に使用されていた衣装です。これらの衣装は、古代文様の裏生地などから江戸末期~明治初期にかけて作られたものであると推定されています。
    1964年に行われた復活公演には、実際にこの衣装が使用されたそうです。

     

     

     

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    こちらは、当時使用されていた「見台」(譜面台のようなもの)です。現在では珍しい作りであり非常に価値が高く、他地域から求められることもあったほどだそうです。
    また、過去の公演の様子をとった写真なども連ねられています。

     

     

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    実際に前もって連絡をさせていただいてから訪れると、館主の方がこれら物品の数々についてご自身の記憶や経験をもとに熱意をもって説明してくださり、地歌舞伎の重みが感じられました。

    これらの他にも様々な歌舞伎の備品や記録写真が飾られています。養父へ訪れた際には是非、隠れた名所「葛畑」にも足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
    所在地 : 兵庫県養父市葛畑1367
    今回は数ある建造物の中でも、「養父市ならでは」を感じさせる3か所をご紹介致しました。山村特有の建造物が多く存在する養父市。これらの他にもたくさんの名所が存在します。

    是非、ご自身の好みに合う名所を選び、素敵な養父散策をご堪能ください!