若狭町熊川宿の一大イベント!熊川いっぷく時代村を見てみよう!
今日は毎年6千人が訪れる福島県の若狭町熊川宿の一大イベント「熊川いっぷく時代村」。
2017年で第18回目を迎えるこのイベントへ出かけてみましょう。
この記事の目次
到着!熊川いっぷく時代村!~のどかな雰囲気の中にも活気あり~
近江今津駅から小浜行のバスに乗り換え熊川宿へ。
朝の9時から開催される熊川いっぷく時代村へいざ出発!今日はお祭り当日ということもあってバスは
満席でした。
バスに揺られること約30分、見えてきたのは「道の駅若狭熊川宿」。
入口の立派な提灯がトレンドマークのこちらの建物は、熊川宿の人々の活動によって
建てられたもの。お車でお越しの際はこちらの駐車場をご利用ください。
道の駅の裏手に進むと、熊川宿の街並みが見えてきます。朝ののどかな空気の中、熊川宿の中心に位置する中ノ町の本陣ステージで始まったのが
オープニング式典。オープニング式典では、開会宣言や若さウインドアンサンブル演奏による「恋」などの楽しい演奏が行われました。
いよいよ熊川いっぷく時代村の始まりです。
町の人々が趣向を凝らしたイベント盛り沢山!熊川いっぷく時代村!
熊川いっぷく時代村では、オープニング式典を始め、大道芸コマ回しやよさこいだんすなどのステージイベント、子どもたちが町の名所を語る子供語り部
や射的などの昔遊び体験、さらにはブリキの金魚レースや人力車&駕籠屋、高所作業車試乗体験など様々なイベントが行われています。
また、白石神社に保管されている山車や萩野家一部公開など普段は見ることのできない熊川宿の一面を見ることができる貴重な機会ともなっています。
さらに今回は松ノ木神社例祭が同日斎行されていました。日笠太鼓会「鼓楽」(こらく)の皆様の奉納太鼓の演奏の元、緑に囲まれた松ノ木神社で行われた
例祭は厳かな空気で執り行われており、町の人々の文化をうかがうことが出来ます。こちらの松ノ木神社は熊川宿内の桜・紅葉の名所でもあるため、
例祭が斎行されていない時でもぜひお越しください。
イベント目白押しでまわりきれない!ピックアップしたイベントを紹介
散策しているとブリキの金魚レースが開催されていました。
こちらは熊川宿の特徴である前川の急な流れを利用し行われる金魚レースです。
午前と午後の2回に分けて開催され、両レース共に90匹を超える金魚が競い合います。
最後のゴール手前では障害物が設定されており、乗り越えることが出来た金魚たちがゴールします。
どの金魚が優勝するかは予測不能!上位入賞者には賞金も用意されており、趣向を凝らした楽しいイベントでした。
続いては乗り物特集!熊川いっぷく時代村では、馴染みのある人力車に加え、普段乗ることの出来ない駕籠に乗ることもできます。
スタッフの方々もノリが良く、良い思い出になることは間違いなし!ぜひ乗ってみて下さい。
また、高所作業車試乗体験では、その名の通り、高所での作業を行う車に乗ることができ、熊川宿を上から見ることが出来ます。下からでは見えない熊川宿の上からの景色を見てみるのはいかかでしょうか?
山車の巡行!今日ここでしか見ることの出来ない山車を見てみよう!
最後に、白石神社の山車です。熊川いっぷく時代村では、普段白神神社に保管されている山車が、子ども囃子を乗せゆるキャラたちと熊川区内を巡行します。
こちらの山車は、町づくりの一環で新しく作られたものであり、見送りと呼ばれる布に2千万、トータルで4千百万かけられて作られたものです。元々の見送りは三種類ありましたが今はそのうちの一種類が山車に取り付けられています。
町の人々の努力によって復活した山車をぜひ見に来てください。
ほかにも、町の人々が各々の家で用意した催し物や特産品である長総鍋・葛湯などを楽しむことができ、人々の温かさを感じながら巡る町並みは普段日常では感じることの出来ないまったりとした時間を過ごすことができ、おだやかで温まるような気持ちにさせてくれます。ぜひ熊川いっぷく時代村に足を運んでみてはいかかでしょうか?
所在地 : 〒919-1532 福井県三方上中郡若狭町熊川
町の活気の中で気持ちがたかなりつつも、どこかのどかで穏やかな時間が流れる熊川いっぷく時代村。
子ども達も大勢参加しており、いたるところで子どもの笑顔を見ることが出来ます。
ご都合が宜しければ旅のプランの一部にいかかでしょうか?