千葉県佐倉ふるさと広場 堀田正睦も愛したオランダの風を感じる
緑と歴史あふれる街 千葉県佐倉市。
そんな佐倉市の自然を詰め込んだ旅。
あなたは毎年、毎シーズン訪れたくなってしまう所はありますか。あなたの第二の故郷になってしまうかもしれません。
幕末志士も愛した自然を感じる佐倉で緑旅をめぐりましょう。
佐倉ふるさと広場で風車 リーフデ を間近に四季の花を目で楽しむ
JR佐倉駅から車で約15分。
佐倉ふるさと広場に訪れました。
まず、目に入ってくるのは、佐倉ふるさと広場のシンボル「風車 リーフデ」です。
その風車を見た瞬間に、自分の世界観が一気に変わります。
入り口からそのリーフデに向かう最中に目にするのが咲き乱れる花々です。
四季によって咲く花を変えるその花畑は、春はチューリップ・夏はひまわり・秋はコスモスと一年を通して楽しむことができます。
風車の周りには、小さな池で囲っており、入り口は二つあるのですが風向きによって入り口が変わるのも特徴の一つです。
風車の中は入ることができ、中には風車の構造が分かる仕組みになっております。
また、1階、2階と分かれており、２階にはオランダといえばともいわれる自転車がたくさん展示されています。
おもしかしたら、自転車好きには、とっておきの場所かもしれません。
この強いオランダとのつながりは、佐倉市の武士だった堀田正睦（ほったまさよし）の影響が大きいといわれています。
堀田正睦とは幕末の佐倉藩主で11万石の領主でした。
蘭癖大名と揶揄されるほどの西洋かぶれで、知識人でした。
蘭法医である佐藤泰然を招いて、医学部と附属病院をかねた順天堂を開きます。この佐倉藩の順天堂は、後に順天堂大学になりました。
オランダの文化を日本に広めたいと願った彼の想いもここに残っているようにも感じられます。
千葉県佐倉市臼井田2714
印旛沼をぐるっと一周 佐倉の風を感じながらサイクリングを楽しむ
佐倉ふるさと広場での見学を終えた後は、そのままレンタルサイクルを借りて印旛沼を一周。
周りにも沢山の自転車が走っていて楽しくサイクリングができます。
一方向からではなくあらゆる角度から印旛沼を見ることができるので新たな発見があるかもしれません。
夕方の印旛沼もすてきです。
体力に自信がない人でも、印旛沼の絶景と気持ちい風を感じながら走ったら疲れも吹っ飛ぶこと間違いなしです。
自然を感じながら体を動かすことで、身も心も健康間違いなし。印旛沼で健康の汗を流しましょう。
所在地 ： 千葉県佐倉市臼井田2714
佐倉野鳥の森で鳥に出会えるかも 自然の中に身を置き自分も鳥気分
佐倉ふるさと広場から徒歩20分の位置にある野鳥の森に向かいました。
野鳥の森では、できるだけ自然に近いような感じでありのままの森があるイメージでした。
森の中は、とても空気が澄んでいて息をするたびに気持ちがリラックスし、マイナスイオンを感じることが出来ました。
普段感じられない空間だけに自然と心も高揚感を感じました。
奥に進むと森を一望できる観察舎があり高い位置、鳥となるべく近い目線で観察することができます。
写真でわかりやすく説明がされており、期待値以上に楽しむことができました。
静かな森の中で耳を澄ましてみると、鳥のさえずりだけではなく森のざわめき、木が揺れる音など沢山の音にあふれています。
また観察舎の中から森の逆側を見てみると、印旛沼が一望できとてもきれいでした。
様々な角度から自然を楽しむと、今まで自分が気付かなかった事、忘れていた事などが感じることができます。
所在地 ： 千葉県佐倉市飯野町31
幕末の志士、堀田正睦が愛したオランダの文化。
そのつながりを感じさせてくれる佐倉ふるさと広場と印旛沼、野鳥の森と佐倉市の自然が詰まったコースとなっています。
一度は訪れてこの佐倉市の自然をぜひ体感してください。
