江ノ島に触れる 鎌倉とは一味違った歴史の町を歩いてみませんか
鎌倉。それだけでも歴史と文化の行き交う地として有名ですが、鎌倉を語る上で外せないのが、ここ江ノ島。
町の中を走る、小さな江ノ電に乗って、あなたも、心の里帰り、してみませんか。
江ノ電沿いには、鎌倉では感じることの出来ない、より身近な文化に触れられるかも?
この記事の目次
片瀬江ノ島駅から海を感じてみませんか 新江ノ島水族館と 東浜海岸
江ノ電、片瀬江ノ島駅を降りると、朱くて華やかなな駅舎が私たちを迎えてくれます。
多くの人が駅舎と写真を撮っていました。
そこから新江ノ島水族館までは歩いて約3分。大きな通りをぶらりと歩けば、水族館と海が同時に見えてきます。
水族館に入ることをためらってしまうほど片瀬江ノ島海岸には、9月末でもサーフィンやビーチで愉しむ人であふれています。
新江ノ島水族館は、相模湾の海を再現しているほか、神奈川の海や川を中心とした海の生物を展示しています。
中でもおすすめなのが、クラゲだけのコーナー。神秘にあふれた数かすのクラゲは、あなたを癒してくれること間違いなし。
そのほかにも、深海魚の紹介や、潜水艦の展示など、種類豊富です。そうして「えのすい」を満喫した後は、ぶらり散歩!
江ノ島に行くのももちろんいいですが、本当にたくさんの海岸があるので、そこから江ノ島を眺めてゆったりするのもおすすめです。
新江ノ島水族館と東浜海岸 所在地 : 〒251-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
江ノ島で発見 かわいいお地蔵様のいるお寺でほっこり癒しの空間を
新江ノ島水族館から、江の電、江ノ島駅へ徒歩約3分歩きます。
途中お土産屋さんやスイーツ食べ歩きなど、通りは平日でもにぎわっており、ここで海の幸をいただくもよし、です。
江の島駅に到着したら、江ノ電に乗ってどことなく懐かしい気分を味わいながら長谷駅へ。ここには、由緒あるお寺や街並みがたくさん!
その中でも、外せないのが長谷寺。「あじさい寺」とも呼ばれ、6‐7月は色とりどりの紫陽花が咲き乱れます。
さらに、展望台からは江ノ島海岸の一望でき、町並みと青い空の中で海風を感じることができます。歴史と海の融合の美しさたるや。
また、ここには良縁地蔵という、まるでアニメのキャラクターのようにかわいらしいお地蔵さんがいます。
にこりと笑って手を合わせている姿は、まさに良縁を祈ってくれているよう。
長谷寺 所在地 : 〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
だれもが気になる吹き曝しの訳は?鎌倉の代名詞大仏様を臨みに行こう
鎌倉に来たのなら、これは外せない、高徳院。
お寺を入ったとたん、大空を仰ぐと、吹き曝しの大きな大仏様が現れます。
その大きさと迫力に、あなたも圧倒されること間違いなし。
その裏にはひっそりとした庭園もあり、5000円札の顔となっているあの与謝野晶子の短歌の石碑も置かれています。
ここ、鎌倉の大仏様は、厳かな仏殿には入っておらず、吹き曝しになっています。
実は、この大仏様、昔は仏殿の中に収められておりました。
しかし、度重なる台風と思われる大風や自然災害に見舞われ、今のような状態になったといいます。
また、もともとは金箔が貼られていたんだとか。今でもその面影がところどころ残されているので、探してみてはいかがでしょうか。また、大仏様の背中へ回るときれいな裏庭があり、与謝野晶子の石碑とともにほっと一息することができます。
高徳院 所在地 : 〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷4 丁目2−28
江の島の旅、鎌倉よりもどこかのんびりしていて、穴場なところが多くゆったりと過ごせます。
また、不思議な歴史の扉がたくさん。
「なぜ?」をたくさん持って出かければ、その扉が開く日も近いかもしれません。