武士の文化や自然溢れる角館だからこそ食べられるこだわりのグルメ
自然が豊かな秋田県仙北市角館(かくのだて)。
美味しいお水・新鮮な野菜・広大な大地でのびのびと育てられる鶏など、自然に恵まれているこの地でたくさんの美味しい食が生まれています。
この角館で普段味わうことのできないグルメを堪能しましょう。
この記事の目次
そば激戦区角館の栽培から提供まで全ての工程を自店で行う絶品そば
武家屋敷群のすぐ近くにある美味しい蕎麦屋「そば切り長助(ちょうすけ)」
JR角館駅から徒歩約10分でアクセスが可能です。
まずは前提のお話としてお店の紹介とアクセスを入れましょう!
このお店のすごい所は、そばの栽培からそばを提供する所まで全て自店で行なっている所です。
多くの店舗は製麺されたそばを仕入れたり、そば粉を買って来て自店でそばを打つという店はありますが、全てを行なっている店は珍しいです。
そしてこの店では、二種食べ比べというメニューがあり、常陸(ひたち)秋そばと赤そばを食べることのできます。
赤そばとは、ネパール原産のそばを信州大学で品種改良した赤い花を咲かせる高嶺(たかね)ルビーという品種です。常陸秋そばは、古くから茨城県で作られているそばです。甘み・味・香りを比べながら食べると良いです。
また、二色盛り合わせというメニューもあり、白いそばと黒いそばの二種類があります。
白いそばは、そばの殻をむいてそばを作ったもので、黒いそばは、そばの殻をむかずにそのまま作ったもので、そばの香りを強く感じることが出来ます。
角館で有名なお蕎麦屋「そばきり長助」で美味しいお蕎麦を是非ご賞味ください。
これが美味しいそばなんだと感じました。機会があれば何度でも食べに行きたいお店です。
所在地 : 秋田県仙北市角館町小人町28-5
角館で食べる秋田県から認証された数少ない比内地鶏を使うすき焼き
比内地鶏は、日本三大美味鶏の1つとされています。
肉の旨みと黄色を帯びた脂の深い味わいが特徴で、秋田比内鶏の雄とロード種の雌を交配することで比内地鶏となります。
日本農林規格より厳しい基準、他の鶏肉が混ざらないように処理を行なっているなどたくさんの基準があるため、比内地鶏として認証されている生産者は数少ないようです。
さらに、その認証された比内地鶏を提供していると認められているのは、6店舗しかありません。
この認証された比内地鶏を食べること出来るのが、「月の栞」です。
JR角館駅から徒歩10分の角館の町の中心にあるお店です。
この店で食べることの出来る、比内地鶏のすき焼きは、秋田の野菜と比内地鶏をグツグツと煮込みながら卵に絡めて頂きます。
秋田の食材・手作り・味にこだわった料理を食べに是非「月の栞」へ
本物の比内地鶏を食べることができ、とても幸せな気分になれます。
所在地 : 秋田県仙北市角館町横町21
角館名物300年前の武士の食事を現代風に復活させた御狩場焼
JR角館駅から徒歩約10分の「稲穂」では御狩場焼(おかりばやき)を味わうことができます。
御狩場焼は300年以上前に角館城主、佐竹北家に伝承されました。
鴨やキジなどを狩り、その場で狩ったものを捌いて山椒味噌をつけて焼いて食べたという伝説を現世に復活させました。
これは、藩の公式な記録である北家日記でも確認できます。
その御狩場焼きを現代風に手間を加えたのがこの料理である。肉・季節の野菜などを山椒味噌で調理をした料理です。
現在、田沢湖・角館周辺では約18の店舗で御狩場焼きが提供されています。
私の訪れた、稲穂では店主の食べ方というのが配られていて、その通りに食べると美味しく食べることが出来ます。
また、食事が提供されてから焼くことになる為、その間の時間は味を想像しながら待つのがオススメです。
甘い山椒味噌を肉と季節の野菜に絡めて食べると美味しく食べられることが出来ます。
昔の食文化を現代風にアレンジしていて、食文化も昔からの文化を受け継いでいるなと感じました。
所在地 : 秋田県仙北市角館町上丁4-1
自然豊かな秋田県仙北市には、自然を生かしたグルメがたくさんありました。
仙北市に行かないと食べることのできないグルメを食べに是非とも現地へ足を運んでみてください。
きっとみなさんが満足できる料理が堪能できるはずです。