必見!出雲地域に根差した地元でも大切に愛されている絶景を辿る
砂浜に力強く構えている岩・日本一の高さの灯台・地元に人に愛されている川。
出雲地域は、出雲大社だけではない、様々な魅力が詰まっている地域です!
ここでは、きっともう一度訪れたくなるに違いない、おすすめの絶景スポットを厳選してご紹介します。
この記事の目次
砂浜にどんっとある 「べんてんさん」と親しまれている「弁天島」
出雲大社から歩いて約15分。
稲佐(いなさ)の浜という浜があります。
稲佐の浜は、国引きの舞台とされていた場所です。
国引きは神話であり、出雲の地域は神様によって国を引っ張られて完成したと言い伝えられています。
この浜には、広大な砂浜の上にどっしりと大きな岩があります。
この景色は何とも言えない不思議な感じがしました。
この岩は弁天島(べんてんじま)と呼ばれています。
地元の方からは「べんてんさん」と呼ばれ親しまれています。
また、この岩の上に小さな祠がありました。
残念なことに、私たちが訪れたときは曇っていたので見ることができなかったのですが、時間と天候が合えば素晴らしい夕日スポットになります。
また再チャレンジしたいなと思っています。
出雲大社までは徒歩で約15分の距離ですが、稲佐の浜の砂を出雲大社に持って行き、出雲大社の「そがのやしろ」にある砂と交換することができるそうです。
交換することによって、その「そがのやしろ」で清められた砂を手に入れることができます。持って行った砂は、社で清められほかの人の手に渡るようになっています。
15分間砂を運ぶのは一苦労かもしれませんが、ものすごいパワーがもらえるかもしれません。
所在地 : 島根県出雲市大社町杵築北稲佐
高さ日本一! 今もなお漁師さんの大切な目印にもなっている灯台
日御碕神社から徒歩で約15分。
細い海沿いの道を抜けると、大きな灯台が見えてきます。
その灯台はなんと日本最大級といわれるほど大きな灯台で、今もなお活動している灯台です。
鷺浦で体験できるナイトクルージングでも、灯台の姿を確認することができます。
灯台の高さは、43.65mで、明治期から海の安全を守っています。
この灯台は上まで登れるのですが、エレベーターなどはなく最上階まで階段で登ることができます。
ここの階段は全てらせん階段となっており、人が一人すれ違うのが少し厳しいほどの幅が細い階段でした。
また、最後に外に出るときの階段は特に傾斜が急で、まるで梯子かと思うほどでした。
登るのは少し大変でしたが、灯台の上まで行くと、出口からは広い空と、どこまでも続く水平線を見ることができます。また、反対側に回ると、山々が切り立っている景色を見ることができます。
さらに夕日のスポットとしても有名で、灯台と夕日のコントラストは素晴らしい景色だといいます。
ここもリベンジして写真に収めたいとおもいました。
出雲市観光サイトで、夕日指数というのが見られるので、それをチェックするといいかもしれません。
夕日指数というのは、当日の夕日が見られるか見られないかの指数で、高ければ高いほど夕日が見やすいということです。
また、灯台の下には断崖絶壁の崖や、一風変わった松が生えており、灯台以外にも見て楽しむことができます。
近くにはいろいろなお店があります。貝殻が売っている店や、店先でサザエやイカなどを炭火で焼いてくれているお店など新鮮な海の幸を楽しむことができます。
所在地 : 島根県出雲市大社町日御碕1478
水の透明度が抜群! 海との境目には数多くの魚が生息している川
出雲大社連絡所からバスで約30分。伊奈西波岐神社(いなせはぎじんじゃ)のすぐ横に川があります。
この川は、非常に穏やかで澄んだきれいな川でした。
水がきれいなのはもちろんのこと、鷺浦の人々がこの川をきれいに保っているために、ごみなどは一つも落ちていません!
そして、川の水面に上の木々などが反射してみることができます。
私たちが訪れたときは夏だったので緑がきれいでした。
春や秋になるとまた違った表情を見せてくれるので、いつ訪れても美しい景色を楽しむことができます。
また、すぐ近くが川から海につながっていて、魚がたくさん泳いでいました。
川から流れてくる水もきれいなので、海も同様にきれいに保たれています。
小さい川ですが、私は一度見ると忘れられない川だと思います!
ゆったりと流れている時間の中で、ゆっくり流れているように風景と調和した川だと感じました。
また、地元の人が汚さずに大切に保全する理由がわかった気がします。
この景色に癒されに、是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
所在地 : 島根県大社町鷺浦
出雲地域の中から選りすぐりの景色を選びました。
砂浜にどんっとある岩の不思議さ・灯台からの眺めや圧倒的な高さ・川の穏やかさや綺麗さ。
感じることは様々です。
是非、この出雲地域の素晴らしい景色に訪れてみてはどうでしょうか。