神々が集まる神聖たる場所 まだ知らない出雲大社に迫ってみよう!
日本の神社の中で、もっとも有名と言っても過言ではない神社の一つ、出雲大社。
この出雲大社は他の神社とは違う方法で参拝したり、見方ひとつで違った視点から見ることができ、おそらく他の神社とは異なった楽しさを体験することができる神社です。
ここではそんな出雲大社の楽しみ方をご紹介します
この記事の目次
出雲に来たら訪れたい!出雲大社は普通の神社と参拝方法が違う?!
JR出雲市駅からバスで約20分。
日本で最も有名な神社の1つ、出雲大社があります。
出雲大社には、本殿に行くまでに4つの大きな鳥居があります。
まず、その鳥居を全部くぐってから拝殿でお参りをします。
1つ目の鳥居から本殿までは結構な距離がありますが、2つ目の鳥居までには様々なお店があって見て楽しむことができます。
お土産物店の中で一番多かったのが勾玉のお店です!!
非常にきれいな勾玉があり外国人の方にも人気の様でした!
また、出雲そばの2つ目の鳥居をくぐると境内の中なので、意外と距離を感じませんでした。
出雲大社まで自転車の場合、自転車を止める場所が近くにないため少し遠回りしないといけないので、徒歩がおすすめです。
一番、他の神社と違っているところは、参拝する際の作法です。
普通は、「二礼二拍手一礼」だと思います。しかし、出雲大社では、この参拝方法を使いません。
出雲大社は特別で、「二礼四拍一礼」で参拝します。
なぜこのような参拝方法なのかはわかりませんが、出雲大社に訪れた時にはこのようにしてください!
また、本殿と拝殿と分かれているため、そこも注意しましょう。
所在地 : 島根県出雲市大社町杵築東195
これを知っておけば出雲大社めぐりが100倍楽しくなる参拝の仕方
出雲大社には、二つの日本一があります!!おそらく皆さんが知っているのは、しめ縄だと思います。
このしめ縄は大きさが日本一です!
しかし見る際に注意していただきたいのが、このしめ縄は本殿にはないということです。
私たちは、本殿にあるものだと思って行ってしまったのですが、この日本一のしめ縄は本殿から少し離れた「神楽殿」というところにあります!
このしめ縄は、大きすぎて思わず「すごっ」と声が出てしまうほどの大きさがありました。
もう一つの日本一は、その神楽殿の手前にある「国旗掲揚棒」です!
名前の通り国旗を揚げるための棒で、これもこの出雲大社にあるのが日本一です。
高さは47.5mで、以前にあった大きさより低くしなければならないという暗黙のルールによって、この高さになりました。
このルールによるものが、もう1つあります。
それは、出雲大社の4つの鳥居のうち、一番初めの鳥居です。
これもご本殿より低くしなければならなかったので、23.5mの大きさになったといいます。
所在地 : 島根県出雲市大社町杵築東195
縁結びで有名な出雲大社 出雲大社の歴史・変遷・現在へアプローチ
この出雲大社は、昔の本殿は高いところに存在していました。
その証というのが、拝殿の下のところにある紫の丸です。
実はこれが出雲大社を支えていた柱が見つかった跡で、その見つかった場所をこのように記しづけています。
この高所にある本殿は、島根県立古代出雲博物館に模型として展示されています。
また、この柱の本物も展示されているので是非見に行ってみてはいかがでしょう。
出雲大社は昔、杵築大社(きづきたいしゃ)と言われており、書物にもそのように記されていました。
この杵築大社は、オオクニヌシノカミが、出雲に使いを送ったアマテラスオオミカミの子分と話し合いその土地を譲る、「国譲り神話」と関係していると言われています。
なんと、700年代には出雲大社は存在していたといいます。
また縁結びの神社として知られる出雲大社ですが、因幡の白ウサギの神話や大国主神が様々な女性と結婚していたことから、縁結びの神社といわれるようになったそうです。
所在地 : 島根県出雲市大社町杵築東195
公式HP : 出雲大社
出雲大社は、日本では非常に有名な神社ですが、しめ縄のインパクトが強すぎて他の情報が希薄になっていると思いました。
この記事を見て、出雲大社について少しでも、魅力や興味を感じてもらえればいいと思います。
そして、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。