歴史を感じさせるレトロな雰囲気と自然で癒される 富岡ぶらり散策旅
多くのお店が立ち並び、人々の暖かさに触れられる町。
富岡市の日常の風景の中を散歩しながら自分だけの発見をしてみませんか。
歴史と自然を感じる宮本町蔵広場と宮崎公園、富岡市の駅を巡るゆったり散策旅はいかがでしょうか。
この記事の目次
富岡市の昔ながらの蔵で人々の溢れる想いに触れる 宮本町蔵広場
まずは上信電鉄線上州富岡駅より徒歩約10分の宮本町蔵広場(みやもとまちくらひろば)を訪れました。
宮本町蔵広場はお店や家が立ち並ぶ通りに突如として現れました。
ここは大正時代に建設された蔵を富岡市が改修したもので、広場とともに整備されています。
蔵の前には花壇や椅子と机などが設置してありました。
散策の際の休憩場所や人々の憩いの場にもなり、温かい気持ちになりました。
蔵の中に入ってみると富岡市に向けた素敵な絵手紙が所狭しと飾ってありました。
1つ1つの絵手紙に思いがこもっており魅力的でした。
古き良き蔵の中で絵手紙を見ているとどこか懐かしい気持ちになります。
喧騒から離れて穏やかな時間を過ごすことができる宮本町蔵広場を、是非訪れてみませんか。
宮本町蔵広場 所在地: 群馬県富岡市富岡1046-2
国指定重要文化財と一緒に富岡市を一望できる自然豊かな宮崎公園
次は上州富岡駅から電車に乗り、神農原(かのはら)駅より徒歩約8分。
宮崎公園を(みやざきこうえん)訪れました。
富岡市は山が多いため、坂も多く、宮崎公園も坂を少し登ったところにありました。
宮崎公園は1887年(明治20年)に富豪である鈴木城作が庭師の「庭鶴」に依頼し、現在の庭園の基礎が作られました。
その後、昭和になってから富岡市に移管され、現在に至っています。
公園内には様々な植物が植えられており、春はサクラ、秋はツツジの名所としても知られています。
遠くから見ても木が生い茂っていて、すぐに見つけることができました。
公園につながる坂を登るときれいに手入れされた植物が出迎えてくれました。
国指定重要文化財の旧茂木家住宅も見学することができました。
茂木家の隣には展望台もあり、そこから見下ろす街並みは見ているだけで、心が明るくなりました。
四季折々の景色が出迎えてくれる宮崎公園を、是非訪れてみませんか。
宮崎公園 所在地: 群馬県富岡市宮崎329
宮崎公園公式URL:http://www.tomioka-silk.jp/spot/sightseeing/detail/old-Moteki-house-Miyazaki-park.html
ただの駅されど駅 富岡市の魅力あふれる駅で散策旅をより一層楽しむ
最後は富岡市にある駅の中で、3つの駅を紹介したいと思います。
1つ目に訪れたのは妙義山(妙技山)の最寄り駅、松井田駅です。
この駅は行きと帰りに利用しましたが、周りに学校があるようで学生が多く、賑やかな明るい雰囲気でした。
決して新しい作りではなく小さい駅でしたが、
毎日使うなじみの駅として学生にとっては思い出の場所になるのだろうと感じました。
2つ目に訪れたのは上州富岡駅です。
こちらの駅は松井田駅とは打って変わって新しく綺麗な駅でした。
改札前の待合室には富岡市のパンフレットなども多く置いてありました。
また線路を渡る階段などがないので、線路の上を歩くことができます。
電車も可愛いデザインでワクワクしました。
最後に訪れたのは宮崎公園の最寄駅である神農原駅です。
こちらの駅はなんと無人駅で、電車を降りるとそのまま道に出ることができる作りになっていました。
普段無人駅をなかなか見かけないので、新鮮な気持ちになりました。
どの駅もそれぞれ違う顔を持っていて駅を見るだけでも十分楽しめました。
それぞれの魅力を持つ富岡市の駅で散策旅をもっと楽しみませんか。
ほっと一息つける温かい雰囲気の宮本町蔵広場、季節によって違う顔を見せてくれる宮崎公園、そしていつでも魅力あふれる富岡市の駅をめぐるゆっくり散策旅はいかがでしたでしょうか。
周りの喧騒を忘れて、自然に囲まれた穏やかな時間を過ごせる、そんな旅へ出かけてみませんか。