古くからの歴史がある町~亀山市~ 亀山名産を味わうグルメ旅へ
重要伝統的建造物群保存地区の関宿や亀山城跡といった歴史を持つ地、三重県亀山市。
そんな歴史のある町で歴史や風情を感じるのはもちろんですが、旅にはグルメも欠かせません!
では歴史の町 亀山を舌で味わうグルメ旅へ参りましょう。
この記事の目次
~舌で味わう亀山~ 江戸末期から伝わる亀山の銘菓 「亀乃尾」
京都から電車を乗り継ぐこと、約2時間。
JR亀山駅に着きました。
ここ亀山市は、三重県中北部に位置し、かつて伊勢亀山城があった城下町。
そして江戸時代には東海道の宿場町として栄えました。
そんな歴史を持つ亀山の名産品で有名なのが、こちらの「亀乃尾」です。
今回は亀乃尾を製造・販売している本舗瑞寶軒(ほんぽずいほうけん)の竹中さんに亀乃尾についてお伺いしました。
亀乃尾は江戸末期から伝わる銘菓で、本舗瑞寶軒の初代角屋留吉が、古今和歌集にある「亀乃尾の山の岩根をとめておらる 瀧の志ら玉千代のか寿かも」という歌になぞらえて造ったそうです。
よく亀乃尾の形を見ると、亀甲形になっています。
先ほどの歌を初代が創意し、この亀甲形になったそうです。
ほどよい上品な甘さとやわらかな求肥の亀乃尾。
古くからお茶どころとして知られる亀山のコクのある旨みの亀山茶との相性は言うまでもありません。
ぜひ一度舌で亀山の歴史を感じてみてください。
亀山の名産品と言えば? ~答えは∞!~ 亀山の名産品に大注目
亀乃尾を販売しているところの隣には、ローゼンボルグというパン屋さんがあります。
こちらは本舗瑞寶軒で手作りされたパンやケーキを販売しています。
美味しそうなパンが並んでいます。
並んでいるパンの中で、目がとまったのは「亀乃尾パン」。
店員さんに伺ったところ、こちらの亀乃尾パンは亀乃尾をパン生地で包んで焼き上げたものだそうで、常連さんにも人気のパンだそうです。
ケーキのショーケースに「亀山」の文字を発見しました。
亀山の名産品「亀山茶」とかめやま自然薯(じねんじょ)を使ったとうふケーキ。
亀山の自然薯は、未来の亀山の特産品といま注目されている食材なのです。
かめやま自然薯は、「地域資源∞全国展開プロジェクト」をきっかけに開発され、日本でもトップレベルの評価を受けるほどになりました。
古くからの名産品と新しく生まれた特産品。
まだまだ食の魅力が隠される亀山を堪能してください。
鈴鹿山麓で育った亀山ブランドの「亀山ポーク」で旅の腹ごしらえ!
亀乃尾や亀山茶とうふケーキ、お土産選びも楽しいですが、やっぱり現地で味わうのも旅の醍醐味ですよね。
ローゼンボルグのお隣にある「レストランさつき」では、亀山の食材を活かした洋食がいただけます。
今回いただいたのは、鈴鹿山麓(すずかさんろく)のすそ野で飼育された「亀山ポーク」を使った一品。
亀山ポークは、広々とした豊かな緑の中で育った豚を、通常半年で出荷をするところ約5か月で出荷をし、柔らかくおいしくなるそうです。
本当に柔らかく、甘みのあるソースとの相性も抜群でした。
そしてセットのパンは、お隣のローゼンボルグのパンです。
こちらのパンがまたおいしい!
そのままでふんわりもっちりパンの食感を楽しみながら食べるのもよし、バターを付けてもよしです。
亀山城跡をめぐる前の腹ごしらえも、ぜひ亀山の味を堪能しましょう。
所在地 : 519-0155 三重県亀山市御幸町231
三重県亀山市を舌で味わうグルメ旅はいかがでしたか。
銘菓から新しい名産品と魅力たっぷりの亀山グルメ。
ここには紹介しきれなかった亀山グルメがまだまだたくさんあるので、ぜひ亀山の町を散策しながら見つけてください!