角島をつなぐ翠海に真直ぐ伸びる角島大橋 爽やかな自然に心を任せる
下関市は、本州の最も西に位置する市です。角島大橋は、北長門海岸国定公園(きたながとかいがんこくていこうえん)の一部です。
2000年に開通し、テレビCMなどに取り上げられると、一躍有名になり、今や多くの人を虜にします。
エメラルドグリーンの海を目下に、爽やかな風を浴びながら、贅沢なひとときを味わいに出かけてみましょう。
この記事の目次
風光明媚な景勝地 噂の下関市角島大橋は言葉が出ない程に絶景だった
東京の羽田空港から山口宇部空港まで約1時間30分。空港から下関駅行のバスに乗り、そこから車で約1時間20分でたどり着いたのが角島大橋です。
車から降りた瞬間の磯の香りと透き通る海、どこまでも続く青い空はこれから出会う景色の期待が膨らみます!
下関市は、関門海峡をはさんで九州と向かい合い、朝鮮半島や中国大陸とも近いため、古くから海上・陸上の交通の要所として栄えてきました。
そして源平壇ノ浦の合戦、巌流島の決闘、幕末維新、日清講和条約など、日本の歴史が大きく変わる舞台となりました。
そんな下関にある角島大橋は、北西の端、下関市豊北町の「角島」と本土とを結ぶ橋で、絶景を伝える場所として多くの人の注目を浴びています。
海士ヶ瀬戸に架かる角島と本州を結ぶ角島大橋の写真スポットは全部で4つ、正面の高台、展望台、西側海岸、海士ヶ瀬公園(あまがせこうえん)など様々な角度から角島大橋を楽しむことができます。
今回はそんな4つのビュースポットを車で巡りました。
まずは正面の高台の高台を巡ります。下関の各最寄りICを降りて、道路標識に従い国道191号線、山口県県道275号線を北上し、入る細い道を進むと、小高い丘があります。正面高台からの絶景は定番の写真撮影スポット。
平日でも沢山の観光客でにぎわっています。
海上に白い橋がまっすぐ伸びる様は息をのむほどに美しく、時間も忘れて見とれてしまいます。
隣にいた観光客の方も期待通りの美しさに感激していました。
活躍してきた偉人達もこの景色に想いを馳せたのでしょうか。
次に展望台ですが、橋の南側にあるのが展望台です。
展望台からの眺めは人気スポットで沢山の人が並んでいます。
次に橋の北側から楽しんでみます。海士ヶ瀬公園(あまがせこうえん)から見る景色は全長1760mの橋の全貌をたのしめます。
公園に向かう途中の道です。
無料駐車場があるため、ゆっくり絶景観賞ができます。
渡れる絶景はここにあった 角島大橋を渡って雄大な自然を感じよう
様々な角度から角島大橋を楽しんだ後は、実際に渡ってみましょう。
角島大橋は北長門海岸国定公園内に位置することから、橋脚の高さを押さえ、周囲の景観に配慮した構造となっています。
また、全長1,780m片側1車線の角島大橋には歩道がありません。そのため車から、海が近く美しいエメラルドグリーンの海が目下に広がります。
車から見る角島大橋も素敵です。
一面青の世界で、何度でも橋を渡りたくなりますね。
貝殻が砕け散った残骸が海底に堆積した白い砂で、そのうえ海水が澄み切っているため、太陽光の加減でエメラルドグリーンから紺碧色まで微妙に色合いが変化していくようです。
心が洗われるようでした。必ずまた戻ってきたいと感じます。
車が通っていない時間帯では、壮大な写真も撮ることが可能です!
所在地 : 山口県下関市豊北町神田附野
多くの人を虜にする角島大橋 角島灯台や周辺スポットを周ってみよう
角島大橋を堪能した後は、周辺スポットを回ってみます。
角島灯台は明治初期築の建物です。
石造りの優美な灯台が真直ぐ美しい空に向かって伸びる様は圧巻です。
螺旋階段を上って灯台の上へ行くと、足がすくむほどの高さから角島をぐるっと一望できる素敵なビュースポット。
たくさんの方が素晴らしい景色を見に訪れます。
海岸に降り立つと、また違った景色を見ることができます。
どこまでも続く水平線は美しいですね。
波の音が心地よく、何も考えず、景色に溶け込むようです。
周辺には牧崎風の公園といったビュースポットもあり、風を感じ、海の雄大さを実感できる地元の方おすすめスポットもあります。
ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
角島灯台 所在地 : 山口県下関市豊北町角島2343-2
角島大橋 : 所在地:山口県下関市豊北町神田附野
美しい景色に心から癒されました。
テレビのCMや様々な本に取り上げられる角島大橋には、多くの人々が訪れます。
是非一度、吸い込まれそうなほどに美しい青い世界の絶景に心と身体をゆだね贅沢なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。