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豊岡出石で作る鞄づくり体験あなた好みの世界に1つだけの鞄に出会う

  • 兵庫県豊岡市出石(いずし)を訪れました。

    お出かけの際に必需アイテムである、かばん。

    毎日必ず使用するアイテムだけに、色や大きさ、革の質など、こだわり抜いたかばんを持ちたいもの。

    既製品ではお気に入りを見つけるのが難しい。

    そんな悩みを持つ方へ豊岡鞄で有名な豊岡でのとっておきの体験施設をご紹介します。

     

    「豊岡鞄ってなんだ?」出石で古くから愛され続ける鞄の歴史に迫る

     

    大阪空港から但馬空港まで約35分。

    空港から全但バスで豊岡駅まで約15分。

    そして出石行きバスに乗り換え、約30分ゆられると美しい城下町が出てきます。

    豊岡が「鞄の街 」そう呼ばれているのは、千年の伝統をもつ鞄の産地だからです。

    起源は奈良時代から始まる柳細工。

    奈良時代に豊岡でつくられた「柳筥(やなぎかご)」は現在、正倉院に上納されています。

    江戸時代に柳行李生産の隆盛をむかえ、大正以降になると、その伝統技術と流通経路を基盤に新素材への挑戦とミシン縫製技術の導入により鞄の生産地となりました。

    豊岡市で作られた鞄は「豊岡産」「豊岡製」「日本製」などと呼ぶことができ、それら豊岡産の鞄の中でも、兵庫県鞄工業組合が定めた基準を満たす企業によって生産され、審査に合格した製品が「豊岡鞄」と認定されています。

     

     

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    そんな歴史を持つ「豊岡かばん」。

    かばんづくりを地場産業として発展してきた歴史あるまちで体験するかばんづくりは特別なものではないでしょうか。

    では早速行ってみましょう。

     

     

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    今回は友人と「かばん工房 遊鞄(ゆうほう)」でかばん造りに挑戦しました。

     

     

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    広い駐車場があり、車で訪れることも可能です。

    大きな看板でひとめでわかります。

     

     

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    今回体験をサポートしてくださる酒井一樹先生です。

    とってもフレンドリーで楽しくかばんづくりの体験をサポートしてくださります。

     

    豊岡出石での鞄制作開始!細部まであなただけのオリジナルバックを

     

    ここでは、かばんづくりの工程をすべて体験することが可能です。

    まずはかばんの形選びからです。

    なんと20種類ものかばんのかたちの中からお好みの形を選ぶことができます。

    悩みます。何度も鏡の前で「ああでもない こうでもない」形を選ぶのに20分以上もかかってしまいました。

    私は荷物が多いので大きなトートバックを、友人はクールにクラッチバックにしました。

     

     

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    ここからが本格的なかばん作りのスタートです。

    まずは革選び。

    なんと前面と裏面で革の種類を変えてもOK取っ手の色を変えてもOK。

    果てしない組み合わせの可能性に頭をかかえてしまいました。

     

     

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    その人に合わせて革を倉庫から出してきてくれる酒井先生。

    やっと決まりかけたタイミングで、「これはどう?」と魅力的な革を出してくださいます。

     

     

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    「あーーー迷う」の繰り返しで30分は革選びに時間がかかりました。

    小売りで出入りしてくださっているスタッフさんも登場し、みんなで悩みます。

     

     

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    なんとこの工程が一番時間がかかるようで、過去には4時間悩んだ末に、帰宅。

    1年後にもう一度つくりに来られたお客様もいるようです。

    私たちはなんとかやっとのことで決定。

     

     

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    豊岡出石で作るかばん体験の醍醐味 ミシンから取っ手取り付けまで

     

     

    革が決まれば次はボタンの種類や取っ手の縫い方、名前の入れる場所や色、ポケットの形、糸の色などの様々な細かい部分を決めていきます。

     

     

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    決定後、革を切る作業が始まります。

    なんと革の裁断も自分の好きな場所を選べます!

    私はこだわって、まっすぐな部分ではなく、ポケットにはもとからななめになっている部分を使用しました。

     

     

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    ここも含めてオリジナルバックなんですね。

     

     

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    まずは取っ手づくりから。

    トンカチで穴をあけます。

    小学校や中学校の工作を思い出しました。

     

     

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    なんとミシンも自分でやります。

    酒井先生が丁寧に教えてくださります。

     

     

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    さきほどまで楽しく一緒に騒いでいた先生も、制作の工程に入ると真剣なまなざしです。

     

     

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    ネームも入れてもらい、自分だけのオリジナルバックの完成です!

    最後はみんなで記念撮影。

    革の中に入って撮影。熱かったです。

     

     

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    豊岡出石で古くから愛される「遊鞄」引き継がれる職人の想いを紡ぐ人

     

     

    なんと海外のお客様も来てくださるようです。

    とっても楽しそうにかばんづくりを体験してくれるようで、毎回大盛り上がりなんだとか。

    地域の学校での小物づくり体験の授業もされたり、百貨店に出店もされるそうです。

     

     

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    この体験で一番大切にしていることをお伺いしたところ

    「なによりも楽しんでもらうことを一番にしています」

    とお話してくださりました。

     

     

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    なかなか職人さんの世界を体験できる機会はありません。

     

    楽しくかばんづくりに触れ合うことができ、自身の好みに合ったかばんづくりができ、その土地ならではの地元の方とお話することができるとってもすてきな旅の思い出になること間違いなしの場所です。

     

    ※体験内容は時期や日程によって変動がありますのでご注意ください。

     

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    完成した鞄と記念撮影

     

    予約制になりますので、事前に予約をお忘れなく。

    お値段はかばんの種類によって変動はありますが、1万円前後です。

    小物づくりの体験もできますので、ちいさなお子様も楽しめます!

    あなただけのオリジナルバックを職人さんと一緒につくりましょう!

     

    所在地: 兵庫県豊岡市出石町内町76-5

    公式HP: かばん工房遊鞄(YOU HOU)

     

     

     

     

     

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