開拓のご利益とは 人生を切り開きたい方は北海道神宮へ参拝しよう
北海道札幌市にある北海道神宮(ほっかいどうじんぐう)は天皇が祀られている数少ない神宮の一つで、開拓の神様が祀られており、金運上昇、商売繁盛、厄除け、子孫繁栄、安産祈願や縁結びなど、たくさんのご利益があります。
今回は北海道神宮に隣接する円山公園や神宮境内の限定グルメまで、広大な敷地の中で北海道の歴史と自然と食を満喫する旅に出かけてみましょう。
この記事の目次
北海道の大自然を満喫 札幌の円山公園を散策しながら北海道神宮へ
東京の羽田空港から北海道の新千歳空港へ向かい、電車に乗り換えて約2時間40分で札幌駅に到着します。
札幌駅は新大阪駅と同じ位の規模で、駅舎内にはお土産屋からアパレルまで、たくさんの店舗が入っており利便性の高い駅でした。
そこから札幌市営南北線の大通駅で札幌市営東西線に乗り換えて3駅進むと、約20分で円山公園駅に到着します。
下車後徒歩約5分で円山公園(まるやまこうえん)に辿り着きます。
円山公園は北海道神宮と隣接する公園で、明治末から大正にかけて整備され、円山球場や円山競技場などの運動施設を併設している広大な敷地の公園です。
天然記念物に指定されている円山原始林の登山コースにもなっており、自然歩道には多くの方が訪れています。
今回は北海道神宮に向かう道中で円山公園を通り抜けましたが、背の高い木々が生い茂り、歩いているだけでもパワーをもらえる散策となりました。
ご利益豊富!金運 商売繁盛 厄除け 子孫繁栄や縁結びの北海道神宮
円山公園の自然を満喫しながら歩いていると、北海道神宮の鳥居と石碑が見えてきました。
北海道神宮は全国に25ヶ所しかない神宮のうちの一つです。
円山公園から約10分、さらに進むと北海道神宮の参道と神門の間にでてきました。
広大な自然の中に神門が見えますが、歩けど歩けどなかなかたどり着きません。
写真に映り込む参拝者と比較するだけでも壮大な規模であることがわかりますね。
神門だけでもこの規模です。見上げると圧巻です。
北海道神宮は1871年(明治4年)に現在の位置に社殿が建てられた時には、「札幌神社」という社名でしたが、1964年に明治天皇を祀ったことで社名を「北海道神宮」と改称しました。
北海道神宮には現在北海道の国土の神様、国土経営・開拓の神様、国土経営・医薬・酒造の神様、近代日本の礎を築かれた天皇の四柱(よはしら)の神様をお祀りしています。
開拓の神様なので、金運上昇、商売繁盛、厄除け、子孫繁栄、安産祈願や縁結びなど、パワースポットと言われるくらいたくさんのご利益があります。
また、境内にある3つの鳥居にも謂れがあり、第二は離縁 第三は金運アップと言われています。
離縁と聞くと縁切りを想い浮かべますが、新たな人生の一歩を開拓する、という点では離縁もご利益になりますね。
広大な敷地にある北海道神宮の境内は、そこにいるだけで静寂の中に宿るエネルギーを感じずにはいられません。
人生の分岐点に立つタイミングで、また訪れてみたいと思う名所でした。
北海道神宮だけの限定グルメと言えば!六花亭の焼き餅「判官さま」
続いて参拝のもう一つの目的地、神宮境内にある六花亭(ろっかてい) 神宮茶屋店を訪れました。
神宮茶屋店は参拝者の休憩所にもなっているので、セルフサービスのお茶を無料でいただけます。
六花亭と言えばレーズンバターサンドが有名ですが、北海道の中でもここの神宮茶屋店にしかない焼き餅があります。
早速、お目当ての「判官さま」(はんがんさま)を注文しました。
判官さまは粒あんの入ったそば粉の焼き餅で、注文してから目の前で焼いてくれます。
「判官さま」の命名は、明治政府が威信をかけた北海道の開拓事業を担った、開拓使の主席判官 島義勇の愛称から名付けられたと言われています。
焼きあがった熱々の焼き餅を頬張ると、とろとろの粒あんがあふれ出てきて一つでも食べごたえのあるお餅でした。
北海道神宮に参拝した際には、是非立ち寄ってみてください。
広大な敷地の中で北海道の歴史と自然と食を満喫する歴史旅はいかがでしたか。
開拓の神様のたくさんのご利益と自然溢れるパワースポットは地元の方お勧めの旅スポットです。
札幌を旅するなら是非立ち寄ってみてください。