温泉県別府市の情緒にあふれた商店街で、タイムスリップ歴史旅!
レトロな街並み残る温泉観光地、大分県別府市。
今回はそんな別府のレトロな商店街を散歩してみました。
昔ながらの商店街、町の温泉、伝統工芸品。
きっとあなたも昔懐かしい気持ちに浸ることができるかもしれません。
この記事の目次
赤い鼻の天狗がたくさんいるレトロな別府の商店街 やよい商店街散策
別府駅から徒歩で約5分、昔懐かしい雰囲気あふれるやよい商店街がありました。
アーケードには現在もたくさんのお店が軒を連ねています。
商店街を進んでいくと大きな天狗に出会いました。
これはやよい天狗と呼ばれるようです。
昔から神通力により火の厄除けの使者として信じられている天狗をやよい商店街ではシンボルとして使っているそうです。
裏手に回るとやよい天狗物語を紹介するスペースもありました。
小さいお子様なども楽しめるかもしれません。
各商店街のお店の看板にも天狗マークがついていました。
アーケード一帯が天狗色で統一感のある商店街でした。
所在地:〒874-0944 大分県別府市元町16 元町16−23
有形文化財の大正時代から変わらないたたずまい 別府「瓦温泉」
やよい商店街の道路にあるかわいい道案内を発見。
この道案内に従って約3分ほど歩くと、竹瓦(たけがわら)温泉にたどり着きました。
竹瓦温泉は1880年創業の由緒ある温泉であり、現在の建物は1938年に建てられたものだそうです。
なんと国の登録有形文化財、共に近代化産業遺産にも指定されていました。
正面は唐破風造(からはふづくり)という豪華な造りになっていて、最初ここが何の施設かわかりませんでした。
観光客の撮影スポットにもなっているらしく、思い出の一枚をここで撮影するのもいいかもしれませんね。
温泉はというと、大きな浴槽がぽつんと真ん中にあるだけのシンプルな造りになっていました。
お湯の温度は高めで、寒い日にはとても気持ち良かったです。
毎日来ているという地元の方たちとの会話にも花が咲きました。
住所:〒874-0944 大分県別府市元町16−23
大分県の美しい伝統工芸品 「竹細工」 をあなたの生活の一部に
商店街や駅のお土産物屋さんには竹細工専門店が数多く並んでいました。
竹細工は大分の伝統工芸品に指定されています。
起源は「日本書紀」の記述によると、人皇12代景行天皇が九州熊そ征伐の帰りに別府に立ち寄った際、台所方が良質のシノダケが多いことを発見し茶碗籠をつくったことがはじまりとされているようです。
また、本格的に工芸品として扱われるようになっのは室町時代からのようです。
現在では、現代の生活の中にも取り入れられる竹細工が作られるようになったようで、店内にも数多くの竹で作られた日用雑貨が並んでいました。
どれも使いやすそうなうえに丈夫なようなので、お土産にはぴったりですね。
大分県別府でのレトロな商店街散歩の旅はいかがでしたでしょうか。
ショッピングや温泉を楽しみながら、昔懐かしい時代にタイムスリップできます。
足を伸ばして新たな発見をしてみてください。