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三重県伊勢神宮へ参拝したなら外せない おはらい町の伊勢グルメ4選

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    三重県伊勢市といえば、伊勢神宮が有名ですね。
    今回は伊勢神宮の近くにあるおはらい町やおかげ横丁にある、伊勢グルメを堪能する旅へと出かけましょう。
    皆さんご存知の赤福はもちろん、ランチにもオススメのお店もありますよ。

     

     

     

    伊勢神宮内宮前 おはらい町 ひもの塾で味わう凝縮された魚の旨み

     

     

     

     

     

     

     

    伊勢神宮へ参拝する方は、必ずと言っていいほど訪れる「おはらい町」。
    日本全国から参宮客を集めた「御師(おんし)」と呼ばれる人々がこの通りに館を連ね、客人をお祓いや神楽でもてなしたことから、いつしか「おはらい町」と呼ばれるようになりました。
    内宮正面鳥居のすぐ前に位置し、五十鈴川に沿うように東西約800mに渡ってお土産物屋や飲食店が並んでいます。
    歩いていると、香ばしい薫りが漂ってきました。

     

     

     

     

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    薫りに釣られて歩いていくと…「ひもの塾」と書いた看板が。
    中に入ると、干物に囲まれながらお店の方がお魚を焼いていました。
    ひもの塾では目の前で焼いてくれる干物を熱いうちに試食できます。
    余分な添加物を使わずにていねいに仕上げているそうです。
    口に入れた途端に広がる濃厚な魚の旨み、一口食べたら虜になってしまいますよ。

     

     

    170年の歴史をもつ 伊勢おはらい町すし久 で味わう てこね寿司

     

     

     

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    ひもの塾から北へ進むと、一際趣ある建物があります。こちらは「てこね寿し」が人気の「すし久」です。

     

     

     

     

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    てこね寿司とは、昔、鰹漁に出た伊勢周辺の漁師さんたちが醤油漬けにした鰹と酢飯と混ぜ合わせ、手で豪快に混ぜて食べていたことに由来している郷土料理。厚くて新鮮な鰹とお酢の効いたご飯との相性は抜群でした!

     

     

     

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    創業は1830年から1844年の天保年間で、約170年もの歴史をもつすし久。
    はじめはすし屋でしたが、明治から昭和にかけては旅籠(はたご)としてお伊勢参りに来た人々の憩いの場でした。
    外観からもその歴史を感じますが、内観も旅籠の名残があります。

     

     

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    また民間において神宮の古材を下賜(かし)された唯一の例で、伊勢の貴重な文化資産でもあります。
    この歴史ある空間の中でてこね寿司を味わう贅沢。
    ぜひ一度、その贅沢なひとときを楽しんでみてはいかがですか。

     

     

     

    伊勢おはらい町おかげ横丁の店舗でできたてを味わう 伊勢名物 赤福

     

     

     

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    すし久からすこし北へ行くと、皆様ご存知の「おかげ横丁」の入口に着きます。江戸時代から明治時代の伊勢路の町並みが再現され、石畳の美しい風情ある通りとなっています。おかげ横丁ができたのは第61回式年遷宮の年であった1993年。
    赤福の社長の「約300年間変わらず商いを続けてこれたのはお伊勢さんのおかげ」という感謝の気持ちからおかげ横丁が生まれました。

     

     

     

     

     

     
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    そしておかげ横丁の入口に店を構えるのが、伊勢名物「赤福」です。本店のお隣にある別店舗ではできたての赤福を食べることができます。お箸で食べるのは、昔お餅が食事であった頃のなごりだそうです。お土産では味わえない、やわらかいお餅の赤福を味わえます。

     

     

     

     
    「赤福」は「赤子のような、いつわりのない真心を持って自分や他人の幸せを喜ぶ」という意味がある「赤心慶福」の言葉からとられたという起源があります。
    約300年前に五十鈴川のほとりで登場しましたが、当時は砂糖が貴重であったことから「塩あん」のお餅だったそうです!やがて、薩摩産の黒砂糖が大坂の問屋を経て販売されるようになり、今の甘い餅菓子となりました。

     

     
    今や伊勢を代表する銘菓 赤福の背景を知って、赤福を食べると感慨深いものがありますね。

     

     

     

    香ばしい焼目のへんば餅もお忘れなく 伊勢おかげ横丁へんばや商店

     

     

     

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    赤福に加えて、欠かせないのがこちらの「へんば餅」。赤福本店からさらに北に進んだ右手にお店を構える「へんばや商店」の看板商品です。赤福は餡で餅を包んでいますが、へんば餅は中に餡が入っています。両面の焼き色が香ばしく、中のこし餡はなめらかな食感です。

    かつて各地から馬などで伊勢神宮を参拝する人たちが川を渡る際に、馬を返させる場所があり、そこで振る舞った茶菓子がへんば餅でした。「返馬(へんば)」から名付けられたとされています。

     

     

     

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    江戸からの伊勢参りは片道480kmあり、一日に40km歩いたとしてもかかる日数は12日。そんな現代では考えられないような労力を費やしていた旅人たちを癒したのが「お餅」だとされています。伊勢には餅を奉納する習わしがあり、米の産地ということもあり、古くから餅文化が栄えていました。伊勢へと向かう参宮街道には、四日市宿、津宿、松坂宿、小俣宿、関宿など大きな宿場町を中心に、多くの名物餅を売る茶店が並びました。

     

     

     

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    地域ごとに異なるバリエーションに富んだ餅は、きっと旅人の心を躍らせたに違いありません。このことから「参宮街道」は、いつしか「餅街道」と呼ばれ、数百年経った今も、昔と変わらず旅人をもてなし、名物餅の伝統を守り続けています。

     

     

     

     

    伊勢神宮周辺の伊勢グルメ旅、いかがでしたか。
    おかげ横丁にあるお店はどちらも多くの参拝客でにぎわっていました。
    お土産用にとお考えの方は人気で売り切れることもあるらしいので、早めの来店がオススメですよ。

     

     

     

     

     

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