参拝の後は食べ歩きがオススメ!見どころ満載の門前町を歩こう!
伊勢神宮への参拝後、歴史旅には絶対外せない伊勢旅プランを紹介します!
年中賑わいを見せるおはらい町、おかげ横丁はまさに歴史を五感で体感できる町。
今回は、この町の歴史やここでしか楽しめないグルメなど、さらなる魅力に迫ります。
この記事の目次
伊勢神宮のすぐ近く レトロな街並みが魅力!「おはらい町」を歩こう
江戸時代に巻き起こった空前のお伊勢参りブーム。当時、内宮の鳥居前町と呼ばれ人が集まったのが「おはらい町」です。
その名の通り、内宮、正面鳥居のすぐ前に街並みが広がっています。
日本全国から参宮客を集めた「御師」と呼ばれる人々がこの通りに館を連ね、客人をお祓いや神楽でもてなしたことから、いつしか「おはらい町」と呼ばれるようになったと伺いました。
内宮の入り口にある宇治橋から五十鈴川に沿って、約800メートルも続く石畳が敷かれた道に立ち並ぶ建物はすべてお伊勢さん特有の切妻・入母屋・妻入り様式で、どこを見ても江戸時代にタイムスリップしたような昔ながらの街並みが見渡せます。
そして街を歩いていると気になったのは、いつ通っても人だかりで賑わっているお店を見つけました。
上を見ると「ひもの塾」と書いた看板が上がっていて、実際に真の前で焼いてくれる干物をあついうちに試食できるそうです!
つい並んでしましましたが、とてもおいしかったです。
所在地:三重県伊勢市宇治今在家町35 おはらい町通り
公式HP:ひもの塾
おかげ横丁の名付け親はなんと伊勢名物「赤福」の社長・・・??
おかげ横丁ができたのは第61回式年遷宮の年、1993年のこと。
江戸時代から明治時代の伊勢路の町並みを再現した伊勢参りに来たら外せない人気の観光スポットです!
内宮の門前町「おはらい町」の中ほどで、約300年間変わらず商いを続けてこれたのはお伊勢さんの「おかげ」という赤福の社長の感謝の気持ちからできたのが、この「おかげ横丁」。
入り口では、石造りの招き猫がお出迎えをしてくれています。
ついつい写真を撮りたくなりますね。
おかげ横丁では毎年9月29日(くるふく)前後の土日に「来る福招き猫まつり」という日本中の招き猫が集うお祭りが開催されるそうです。
普段から横丁内のいたるところに招き猫が飾ってあり、見つけるととても癒されます!
毎日がお祭りのように賑わいを見せるので、とてもわくわくする非日常空間を体感していただけます。
所在地:516-8558 三重県伊勢市宇治中之切町52
公式HP:おかげ横丁
伊勢名物がよりどりみどり!厳選されたオススメ店舗紹介!
伊勢グルメと言えば、みなさんは何を思い浮かべますか?
伊勢えびに伊勢うどん、赤福や松坂牛、手こね寿司など、一度の旅行だと食べきれないほどの名物がありますよね。
そんな数多くの名物が一挙に集まるのが「おはらい町」です。
今回はその中でも他ではなかなか食べることができない”手こね寿司”と本店で味わう”赤福”をご紹介します。
おはらい町のちょうど真ん中あたりにひときわ古い大きな『すし久(すしきゅう)』というお店。
天保年間創業の老舗で、明治2年の式年遷宮の時に出た宇治橋の古材が使用された建物だそうです。
そしてここで召し上がっていただきたいのがこの手こね寿司!
手こね寿司とは、昔、鰹漁に出た伊勢周辺の漁師さんたちが醤油漬けにした鰹と酢飯と混ぜ合わせ、手で豪快に混ぜて食べていたことに由来している郷土料理。
厚くて新鮮な鰹とお酢の効いたご飯との相性は抜群でした!
そして、外せないのは有名な赤福ですね!
本店ではできたての赤福を食べることができ、一緒に伊勢茶も出してくれ、1セット210円というお手頃価格。
お箸で食べるのは、昔お餅が食事であった頃のなごりだそうです。
お土産では味わえない、柔らかいお餅がとてもおいしいのでぜひ!
所在地:(すし久)516-0025 三重県伊勢市宇治中之切町 20、(赤福)三重県伊勢市宇治中之切町26番地
公式HP:株式会社 赤福
伊勢神宮の門前町、いかがでしたか?
この町を歩いているとどこからか武士が出てきそうな、チャンバラが始まりそうな雰囲気に包まれ、これこそがタイムスリップだと言わんばかりの町並みです。
ぜひ、たくさんの人に江戸っ子体験を楽しんでいただきたいと思います!