愛知蒲郡の歴史を巡る 地球の歴史から食まで満喫できるおすすめ歴史旅
大阪から米原で豊橋行に電車を乗り継ぎ約4時間。
愛知県蒲郡にやってきました。
今回は歴史あるホテル、三河湾の海の幸、地球の歴史に触れる、この三つを旅しました。
蒲郡に訪れた際はぜひ訪れたいようなスポット3選。
皆さんはどちらに行ってみたいですか?
この記事の目次
100年の歴史を持つ蒲郡クラッシックホテル 城郭風のある外観
蒲郡駅から東に向かって徒歩約20分。
大きな坂が見えてきます。
この坂の上が蒲郡クラッシックホテルで、広々とした庭園と、歴史ある建物がどっしりと建っているのが見えてきます。
これぞ日本の庭園といったような池と小さな離れのような建物。
お城のように見えているのが蒲郡クラシックホテルです。
ここからの景色は、ホテルというよりお城のようでした。
その先ホテルの庭園を進むと、竹島がきれいに見えるポイントが見えてきます。
さらに、ホテルの建物がこのようにすべて見渡せるポイントもあります。
ホテルは創業当時から変わらず、格式高く華麗な城郭風の外観です。
庭園には、離れのような食事処が二つとお茶室あります。
このホテルは、近代化産業遺産に登録されているようです。
ホテル館内に足を踏みいれると、開放感があり歴史を感じさせられるロビーが広がります。
1912年に常盤館として開業した蒲郡クラッシックホテルはが登場している作品が並べられています。
こちらのエレベーターの指針盤は1934年の蒲郡ホテルとして完成した当時から使われいるもので、昭和初期に流行したアールデコのデザインとなっていて、クラシカルな雰囲気をお楽しみいただけます。
ホテルでありながらも、昔ながらのエレベーターの指針などの歴史を感じることができたり、立派な庭園が日本らしさを感じさせてくれました。
鮮度・品揃え・味にこだわった蒲郡海鮮市場 三河湾は海の幸どころ
蒲郡駅から名鉄蒲郡線に乗り、二駅進んだ三河鹿島より歩いて約20分。
蒲郡海鮮市場に到着です。
この市場には、三河地方の名産や蒲郡のお土産品がそろいます。
中には無料でコーヒーをいただけえる場所もあります。
三河の名産である水揚げが日本一のアサリやをはじめ、様々な鮮魚が市場に並びます。
そして市場内でもっとも目立つように看板が建てられているのが、こちらの「めひかり」という深海魚で、水揚げした時に目が緑色に光るのでめひかりと呼ばれているようです。
こちらのめひかりのから揚げは、冷凍されたまま油で揚げるとサクッとしていて何もつけなくても魚本来のおいしさが楽しめます。
市場では試食もありますので、ぜひお試しください。
お土産品として、ガマゴリうどんもありました。
全億ご当地うどんサミット2013や全国まるごとうどんエキスポ2014でグランプリを受賞しているそうです。
市場の奥には大きな水槽があります。
その水槽には大きなカニもいました。
世界最大のタカアシガニです。
駿河湾渥美灘沖で多く水揚げされているそうです。
その大きさは思わず写真を撮ってしまいたくなるもので市場の新鮮さを改めて感じることができました。
地球の歴史にも触れてみよう!不思議だらけ蒲郡「生命の海科学館」
蒲郡駅から海に向かって徒歩約3分。
ひときわ大きな建物が生命の海科学館です。
ここでは、本物の隕石や化石に触れて地球の歴史や生命の移り変わりについて学ぶことができます。
毎週土曜日には、化石発掘体験や化石レプリカ作り、万華鏡作りなどのワークショップやサイエンスショー科学の講座・講演・企画展が行われており、大人から子供まで楽しめます。
まず入館すると、インカクジラの化石が私たちを出迎えます。
この化石は199年にペルーで発見され、2016年10月に新種のクジラであると認められました。
上あごの一部が非常に狭かったり、頭骨と下あごをつなぐ関節の一部がねじれていたりするなど、他のクジラにはない特徴がみられます。
1階のプレシオ広場には、天井に大きなプレシオサウルスの化石が展示されていたり、身近な意思の世界の紹介があったり、有料コーナーにはたくさんの化石や隕石が展示されています。
人の歴史だけでなく、地球や海の歴史に触れ歴史マスターになれたような気持になります。
46億年のタイムトリップはいかがでしょうか。
今蒲郡にある歴史を、建物、地球、海様々な角度からお楽しみいただける歴史旅をご紹介してまいりました。
蒲郡に足を運ばれる際にはぜひおすすめしたい場所です。
また、お楽しみいただける年齢層も幅広くなっていますので、ぜひご家族やお友達と歴史旅をお楽しみください。