蒲郡の隠れスポット こんなところもあったのか!蒲郡の魅力を感じる
大阪から電車を乗り継ぐこと約4時間。
愛知県南部の蒲郡に到着です。
蒲郡といえば竹島や八百富神社が有名ですが、今回は隠れたおすすめスポットを三つご紹介します。
蒲郡の魅力スポットを巡る旅をお楽しみください。
この記事の目次
ガン封じとして有名な蒲郡無量寺 魅力たっぷり拝観無料千佛洞めぐり
蒲郡駅から名鉄蒲郡線に乗ること10分、西浦駅から徒歩約5分のところに中国西安の大雁塔の三分の一の高さ、20mの大雁塔(だいがんとう)がそびえたっています。
昔からガン封じの寺として有名な無量寺(むりょうじ)です。
平安時代に開創されご本殿西浦不動は厄除け、ガン封じの御利益で進行され、毎日全国から参詣されています。
お寺境内には手水舎もかねた身代わり滝不動や、市の天然記念物とされている大楠の木、弘法大師の像、縁結び観音がみられます。
本堂では、千仏洞めぐりも無料で行われています。
また、こちらは絵馬がぎっしりと並べられています。
この絵馬には治癒させてたいガンの場所にしるしをつける面と、願い事を書き込む面があります。
さらに「癌病平癒祈願」「再発防止祈願」「ガン予防祈願」と、願い事別に絵馬をかける場所も決められています。
日本人なら無関係とは言えないガンを封じるお寺。
なんだか行きたくなる場所ですね。
つい入りたくなる愛知県下でも珍しい!移築された四角形の馬乗二号墳
蒲郡駅から海沿いを歩くこと約10分。
立派な門構えが見えてきます。
竹谷松平家の大手門であったと考えられます。
1818年に建造されたと推定されている立派な門です。
この門をくぐると、蒲郡市博物館に到着です。
ここに馬乗二号墳という古墳があります。
この古墳は、今の愛知工科大学の場所にありましたが、大学をつくるために復元以降古墳という形になりました。
この古墳は県下でも珍しく、四角形の形をしています。
実際に古墳の中に入ることができます。
入口を見れば誰でも入ってみたくなるような入口です。
中に入ってみると意外と天井は高く、163cmでも普通に立つことができるような高さでした。
遺体が納められた玄室からは、土器や太刀、耳飾り、空玉が出てきたようで、こちらは博物館で展示されていて直接見ることができます。
是非古墳を楽しみ、そして博物館で古墳から発掘された土器や太刀もお楽しみください。
誰もが乗りたい!D51の201蒸気機関車を五感で感じ楽しむ蒲郡
馬乗二号墳と同じく、蒲郡市博物館にはもう一つおすすめの場所があります。
それは、蒸気機関車です。
この蒸気機関車D51201は、1938年10月31日に国有鉄道浜松工場にてつくられました。
1973年まで走り続けたこの蒸気機関車は、東京神戸間、東京名古屋間、岐阜高山間を走行していました。
横に並ぶとタイヤの大きさを感じることができます。
さらに運転席や客室にも入ることができ、五感で楽しむことができます。
車内には、扇風機や、路線地図までもがしっかりと残っており、まるでタイムスリップしたかのように蒸気機関車を楽しむことができます。
『デゴイチ』の愛称で親しまれ、多くの人々や貨物を運んだ日本を代表する蒸気機関車の一つです。
蒸気機関車内もじっくりと見ることができ少年、少女に戻ったようにワクワクします。
さらに、社内の匂いがますます私たちを当時の世界へ連れ込みます。
蒲郡の隠れスポット3選はいかがでしたでしょうか。
こんなところにまで!?というところもあったと思います。
是非実際に足を運んでみてください。実際に体感できることが蒲郡にはたくさんあります。
歴史を感じる旅にいってらっしゃいませ。