雄大な景色に心ほぐれる癒し旅 本州と四国を結ぶ自然溢れる淡路島
大阪・神戸・三宮からアクセス抜群の兵庫県・淡路島!
気軽に訪れることができる淡路島は日本発祥地の伝説だけでなく、雄大な大地に降り注ぐ太陽、広がる海のめぐみを一挙に楽しめるリゾートです。
ちょっとそこまで、ドライブしてみませんか。
この記事の目次
日本のはじまりを訪れる 明石海峡をまたぐ世界最長の吊り橋の先へ
車で大阪から約60分、神戸から約25分と好アクセスの兵庫県・淡路島を訪れました。
淡路島は、『古事記・日本書紀』に国生み二神のイザナギとイザナミによって、日本で初めにつくられた島と記される伝説が残ります。
島の随所に歴史を語り継がれる名所があり、数々の魅力に溢れる淡路島。
まずは、明石海峡に架かる「明石海峡大橋」を渡ります。
明石海峡大橋は1988年に建設が始められました。
神戸市垂水区と淡路島をつなぐ巨大な橋は長さ3,911m、中央支間長(主塔間、塔と塔の距離)は1,991m!なんと世界最長です。
主塔の高さは海面上約300mにも及び、国内では東京タワー333mに次ぐ建造物です。
走行しながら見上げる主塔は大迫力で、一体どうやってこんなにも大きな橋がつくれたのか、とても興味をそそられました。
明石海峡は古くから好漁場であり、国際航路として1日に1,400隻以上の船舶が航行しています。
そんな条件のなか、明石海峡大橋は1995年の阪神淡路大震災に見舞われながら、10年の歳月をかけて1998年に完成しました。
その間、多くの人々がその完成を日々待ちわびていたことでしょう。
当時の様子を想像しながら、目の前に近づく淡路島を見ると、これから始まる歴史旅に心が躍りました。
明石海峡大橋 所在地:神戸市垂水区東舞子町
淡路島の豊かな自然で心安らぐゆるり旅 四季折々の淡路島公園
明石海峡大橋を渡りきり、車で約5分走ったところにある「県立淡路島公園」を訪れました。
1985年に開園した淡路島公園は、淡路島北部の丘陵地帯にあり、一周歩くと約8kmの距離がある広域公園です。
済んだ空気と開けた空がとても気持ちよく、開放的な気分になりました。
一年間を通して数々の花が咲き誇る公園内は、いつ訪れても新しい表情を見せてくれます。
今回訪れた2月は、梅の綺麗な時期でした。
さらに車で約5分のところにある草原と花の広場にはスイセンが咲いていました。
春には満開の桜、夏は鮮やかなアジサイ、秋は彼岸花やモミジが美しく公園を彩ります。
敷地内にある「ハイウェイオアシス」からは、徒歩30分で大阪湾が一望できる展望広場まで行くこともできます。
広場にある桜の蕾が、少しずつ膨らみを帯び始めていました。
訪れる時期によって楽しむことができる草花は、旅の思い出をより鮮明にしてくれます。
遥か彼方まで見渡せる展望からのパノラマに思わず深呼吸。
心が安らぐ時間を過ごすことができました。
淡路島公園 所在地:淡路市 楠本2425-2
太陽・海・大地のめぐみ 淡路島のお土産大集結!ハイウェイオアシス
淡路島といえば、淡路インターから直結するサービスエリアも見どころの一つ。
今回は神戸淡路鳴門自動車道よりすぐの「淡路ハイウェイオアシス」を訪れました。
高速バス利用の場合、淡路IC下車・徒歩約600mで到着です。
ハイウェイオアシスは、淡路島公園内に1998年につくられました。
緑が溢れ、光が差し込む館内の美しいアトリウム空間では、ほっと一息つきたくなりました。
1階の淡路物産展では、恵まれた自然と海峡で育つ淡路島ブランドの食材が豊富に取り揃えられています。
食材だけでなく、地酒や名産の線香なども売られています。
まさに淡路島の魅力がぎゅっと詰め込まれた、あれもこれもお土産に買って帰りたくなるお店です!
その他に旬の島食材や淡路牛を楽しめるレストランも併設されており、淡路島公園にも歩いて行けるので一日中楽しむことができます。
普段なかなか食すことのない、産地ならではの調理法を知ることができるのも旅を通しての新しい発見に繋がりますね。
淡路ハイウェイオアシス 所在地:淡路市岩屋大林2674-3
食べて、遊んで、癒される。
日本発祥の地として、年間を通して島の魅力を楽しめる旅はいかがでしたか。
自然・食文化をめぐる歴史旅は訪れるたびに、新たな発見があります。
淡路島ならではの風土を、ぜひ体感しに訪れてみてください。