歴史・石碑ファンに行ってほしい！成田市の文化財と石碑を巡る歴史旅
成田市には多くの文化財と石碑があります。
石碑には、歴史やその背景を想像させてくれる魅力があります。
今回は、成田市の歴史に縁深い文化財と石碑に迫った旅を紹介します。
この記事の目次
成田山新勝寺の隠れた名所！重要文化財「額堂」周辺スポット紹介
まず最初に訪れたのは、JR成田駅から表参道を約10分ほど歩いた成田山新勝寺にある重要文化財「額堂」と、その目の前にある「開運堂」です。
「額堂」は1861年に創建され、江戸時代に奉納られた額や絵馬を見ることができます。
江戸時代古くから信仰されている「額堂」は歴史と縁深く、情緒を感じます。また、美しい彫刻はあなたを感動させてくれることでしょう。
その「額堂」の目の前にあるのが「開山堂」です。
開山の祖である寛朝僧正（かんちょうそうじょう）が祀られており、成田山を語るになくてはならない名所です。
開山1000年を記念して創建され、内部は非公開ながら外観からも溢れ出るパワーを感じます。
成田山の要と言われている場所で、歴史に触れパワーを感じてください。
所在地 ： 286-0023 千葉県成田市成田1
公式HP ： 大本山 成田山
成田山公園に佇む 情緒溢れる古谷蒼韻先生の｢筆魂碑｣を見に行こう
JR成田駅から表参道に向かって10分ほど歩いた成田山新勝寺に隣接している成田山公園は、森林に囲めれています。
そんな自然に溢れた成田山公園を10分ほど歩いた場所にある「成田山書道美術館」の前に佇んでいる情緒溢れる石碑が、古田蒼韻先生の書である「筆魂」の石碑です。
古田先生は日展内閣総理大臣賞・日展特選を受賞された方です。
書道の世界での大人物となる方が書いた、この「筆魂」の石碑からは溢れ出るパワーを感じ、見た人の心を魅了することでしょう。
成田山の開基1070年を記念した成田山とも縁が深い石碑でもあります。
美しさと力強さ、自然との一体感は目を見張るものがありました。
その力強さから、訪れただけで元気になれる気がしました。
歴史好きな人、石碑好きな人、さらに書道好きな人にはぜひ訪れてほしい、そんな石碑です。
所在地 ： 286-0023 千葉県成田市成田1
公式HP ： 成田山公園
成田市の龍正院にある「芭蕉句碑と夫婦松」で歴史とパワーを感じて
成田市の滑河駅から歩いて約15分のところにある「龍正院」（りゅうしょういん）に、成田市指定有形文化財「芭蕉句と夫婦松」は佇んでいます。
夫婦松は、樹齢を重ね美しく、歴史と情緒を感じる素敵な松。生命の生きる力に溢れ、すさまじいパワーを感じます。
その松といっしょに、松尾芭蕉の句が刻まれた石碑があります。
この石碑に書かれた句は、ぜひ訪れてあなたの目で実際に見て、感じてください。
この句ですが、1686年の松尾芭蕉が43歳の時につくられた句といわれており、芭蕉が病気で寝ていた際に作られたそうです。
心にスッと入ってくる素敵な句は風情を感じ、あなたの旅の思い出となることでしょう。
所在地 ： 289-0125 千葉県成田市滑川
公式HP ： 天台宗 滑河山 龍正院
都心からも、成田空港からもアクセスの良い成田市には、たくさんの魅力が詰まっています。
歴史や自然はもちろんのこと、石碑や俳句に触れることで、たった1回の旅行があなたの人生をより豊かにするのではないでしょうか。
そんな成田市にぜひ足を運んでみてください。
