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松山市に残る重要文化財と日本100名城 伊予の国を満喫 歴史旅

  • 四国の最大都市として栄える愛媛県・松山市。

     

     

    重要文化財・伊佐爾波神社や国の史跡・日本100名城の湯月城を訪れ、温かい名物を食す旅に出かけませんか。

     

     

    誰かにきっと伝えたくなる、そんな歴史旅が待っています。

     

     

     

    極彩色の松山重要文化財 全国に三社しかない八幡造りの伊佐爾波神社へ

     

     

    道後温泉駅から直進で徒歩約5分。

     

     

    まずは「伊佐爾波神社」(いさにわじんじゃ)を訪れました。

     

     

    <写真01_鳥居>

     

     

    <写真02_石段前>

     

     

    鳥居を抜けて、135段の階段を上ります。

     

     

    伊佐爾波神社は、神功皇后・哀天皇が御来湯の際に建てられたと考えられ、1000年以上も前から信仰され続ける古社です。

     

     

    1300年代頃に道後公園から湯月城築城の際に今の場所に遷されました。

     

     

    現社殿は、松山藩主の松山定長公が江戸城で行う弓の競射での必中を願い、その成就のお礼として1664年から建て替えられました。

     

     

    <写真03_石段>

     

     

    135段を登りきると、華やかな楼門が建っていました。

     

     

    <写真04_楼門>

     

     

    京都の石清水八幡宮を模した楼門は、空の背景にとても映えていて、見るだけで気分が明るくなりました。

     

     

    訪れた日は晴天で、結婚式の前撮りが行われていました。

     

     

    <写真05_本殿>

     

     

    煌びやかな本殿に向かい、手を合わせると、心が落ち着きます。

     

     

    <写真06_社殿サイド>

     

     

    楼門から左右に回廊があり本殿を取り囲みます。

     

     

    <写真07_御神輿>

     

     

    社殿の中には、御神輿があり、秋祭りなどで活躍するそうです。

     

     

    全国でも三社しかない美しい八幡造りの社殿をもつ本殿は、1956年に重要文化財に指定、1967年には申殿及び廊下、楼門、廻廊も文化財となりました。

     

     

    極彩色の伊佐爾波神社を、是非訪れてみてくださいね。

     

     

    伊佐爾波神社 所在地:愛媛県松山市桜谷町173

     

     

     

    松山のソウルフード こだわりの無添加出汁が堪らない鍋焼きうどん

     

     

    <写真08_石段降りる風景>

     

     

    さて、お参りのあとは石段を降りてすぐ左にあるお店””mammam””を訪れました。

     

     

    <写真09_mammam外観>

     

     

    mammamでは素材にこだわったお食事をいただくことができます。

     

     

    不定休ですが、昼夜ともに営業しています。

     

     

    オーナーさんのこだわりがつまった店内は、どこか懐かしい空間でついつい長居してしまいそうでした。

     

     

    <写真10_内装>

     

     

    <写真11_蓋のまま>

     

     

    今回は松山のソウルフード!鍋焼きうどんをいただきました。

     

     

    レトロな鍋ごと直火で炊いた鍋焼きうどんは、普段うどんを食べるときには味わえない、蓋を開ける楽しみがあります。

     

     

    <写真12_鍋焼きうどん>

     

     

    早速開けると温かい湯気とともに、少し甘い香りが漂い食欲をそそります!

     

     

    いりこと昆布の無添加出汁の鍋焼きうどんで、心の芯までほっこり温まりました。

     

     

    シンプルですが、甘めの出汁は優しい味でまた食べたくなります。

     

     

    <写真13_いなりずし>

     

     

    鍋焼きうどんと一緒に、いなりずしもいただきました。

     

     

    <写真14_いなりずし裏>

     

     

    こちらのいなりずしは裏側で抱き合わせていました。

     

     

    愛媛では白身魚から酢をつくる風習があるそうで、とても上品ないなりずしに仕上がっていました。

     

     

    道後温泉周辺散策の際は、是非mammamでお腹も心も満たされてくださいね!

     

     

    mammam 所在地:愛媛県松山市道後湯之町1-40

     

     

     

    日本100名城 松山の湯月城跡 歴史と自然に触れるリラックス旅を

     

     

    <写真15_旗>

     

     

    最後に道後公園駅下車すぐの湯月城跡を訪れました。

     

     

    こちらの旗を通り抜けて、広大な敷地を進んでいきます。

     

     

    湯築城は、伊予の豪族河野通盛によって1334~1338年に築かれました。

     

     

    江戸時代の『湯築古城図』によれば、内堀と外堀、本壇・杉の壇・中壇がある、堂々たる平山城でした。

     

     

    河野氏は豊臣秀吉の四国征伐で小早川隆景に負け、城は廃城となりましたが、今では日本の100名城に指定されています。

     

     

    <写真16_案内>

     

     

    <写真17_武家屋敷外観>

     

     

    右へ進むと、武家屋敷が再現されており、中は資料館になっています。

     

     

    <写真18_風景>

     

     

    <写真19_風景>

     

     

    視界を遮る建物がない湯築城跡に立つと、広がる空がいつもより身近に感じられ、心が癒されていきました。

     

     

    <写真20_土塁説明>

     

     

    機械がない時代に、人の手で造られた大規模な土塁も残っています。

     

     

    <写真21_展望台からの眺め>

     

     

    史跡内にある展望台からは、松山市内の眺望を独り占めできます。

     

     

    <写真22_池>

     

     

    約250年間にわたって居城した当時の姿を想像すると、今、その場所に立っていることが不思議に感じました。

     

     

    広大な湯月城跡をゆっくり歩いて、時の流れを感じてみてくださいね。

     

     

    湯月城跡 所在地:愛媛県松山市道後公園

     

     

     

    煌びやかな伊佐爾波神社・雄大な歴史をもつ湯月城跡をめぐる歴史旅は、いかがでしたでしょうか。

     

     

    心躍る旅に、美味しい食事は欠かせません。

     

     

    道後温泉入浴だけでは、もったいない!伊予の国の歴史を満喫する旅へ、出かけませんか。

     

     

     

     

     

     

     

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