箱根の歴史を巡る旅に出よう 箱根郷土資料館からお寺や神社の歴史旅
その地の歴史を知ると、その旅行がさらに価値のあるものになるのではないでしょうか。
箱根郷土資料館で箱根の歴史に迫り、箱根とともに歩んできた早雲寺や白山神社に訪れてみました。
そんな箱根の歴史を巡ってみませんか。
この記事の目次
江戸時代に遡る!箱根の歴史を知ろう「箱根郷土資料館」の魅力に迫る
口の碑から、歴史と情緒を感じる素敵な資料館です。
館内には、このように歴史を視覚で感じることができる模型も置いてあります。
資料館の中へ入ると、まず最初に箱根温泉が「七湯」であった江戸時代から、現在の「十七湯」となるまでの歴史がわかるパネルがあります。
温泉の利用形態が時代と共に変化したことを知ることができます。
箱根といえば、温泉。その温泉の歴史を辿るのはとても楽しいです。
箱根には有名な石畳が多く存在します。
その石畳の仕組みを知ることができる模型も置いてあり、視覚的にもとても楽しむことができます。
仙石原村の民家の模型も館内には展示されており、歴史と趣深さを存分に味わうことができる「箱根郷土資料館」は、訪れる人を魅力します。
箱根の歴史を知ることで、あなたの箱根での歴史旅をもっと充実させてくれるはずです。
ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょう。
所在地 : 250-0311 神奈川県足柄下郡箱根町湯本266
公式HP : 箱根町立郷土資料館
箱根湯本を見守ってきた 戦国武将ゆかりのお寺「早雲寺」に訪れて
戦国時代に有名な北条家の名前を、みなさん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
箱根湯本駅から箱根郷土資料館を通り越し、道案内の標識通りに歩いて約15分のところにある「早雲寺(そううんじ)」は、北条家とゆかりのあるお寺です。
もとは、1521年に北条早雲の息子によって創建された歴史のあるお寺。
木々の深い緑と情緒ある本殿が調和しており、見る者を魅了します。
北条の文化・歴史を語るのに「早雲寺」をなくしては語ることができないと言われているほど、北条家とゆかりのあるお寺は、歴史好きの方にぴったりなお寺なのではないでしょうか。
もとは小田原北条氏の有名な菩提寺でしたが、1590年の豊臣秀吉の小田原攻めのときに、秀吉軍の本陣が置かれ、石垣山の一夜城が完成すると焼き払われました。
その際に、一夜城に持っていったとされるのが、県の重要文化財にも指定されているこの鐘楼です。
まさに北条家の盛衰を共にしてきた「早雲寺」は、神聖な雰囲気に包まれています。
きっとあなたの心に癒しを与えてくれることでしょう。
所在地 : 250-0311 神奈川県足柄下郡箱根町湯本405
公式HP : 臨済宗大徳宗派 早雲寺
温泉の守護神が祀られている箱根湯本の「白山神社」で自然を感じて
箱根湯本駅から箱根郷土資料館を抜け、早雲寺の方面へ歩いて約15分、先ほど訪れた早雲寺の正面のすぐそばに「白山神社」はあります。
素朴でひっそりとした佇まいは、自然に溢れており、都会の喧騒を忘れさせてくれる、そんな場所です。
地元の人にも深く愛されている神社です。
それでは、「白山神社」の歴史に遡ってみましょう。
「白山神社」は、738年に白山神社を開祖者の弟子の浄定(きよさだ)が、白山比咩神社(しらやまひめ)の祭神を勧請し、十一面観音を刻んで修法をしたところ、湧き出した温泉が病治したという伝承が残されています。
温泉の守護神としても崇められた歴史が深い神社です。
小さいながら、自然の中に凛として佇んでおり、力強さを感じます。
訪れる人を元気付けてくれる、そんな神社です。
所在地 : 250-0311 神奈川県足柄下郡箱根町湯本431
江戸時代、戦国時代にも遡る縁がある歴史スポットを巡ってきましたがいかがでしたか。
現在でも伝統や歴史が伝えられていること、そして未来にもその歴史を紡ぐことが大切だと感じます。
歴史旅には意味があると思います。箱根の地で歴史を辿る旅をしてみませんか。