1880年開設の養老公園を探索!養老公園の魅力をお伝えします!
大阪梅田からJR電車、養老電鉄と乗り継ぐこと約3時間半。
岐阜県養老町に到着です。137年も続く養老公園の魅力と歴史を紹介します。
地元の方のおすすめスポットや四季を楽しめる場所がたくさんある養老を楽しんでみませんか?
この記事の目次
菊水泉からできた小川にそって養老公園内を歩いていくと出会える歌碑
菊水泉から流れてきた水は小さな川となります。
菊水泉の水がどこまで続くのだろうかとワクワクしながらこの川に沿いながら歩いていくと、どっしりと構える養老神社の鳥居が見えてきます。
その横には、北原白秋の歌碑があります。
北原白秋もワクワクしながらこの道を歩いたのかもしれません。
北原白秋は最初新しい歌を次々と歌っていましたが、次第に日本的な物、静かな境地を歌い上げるようになりました。
この歌は1927年、大阪毎日新聞の新日本八景人気投票審査のために、ご子息を同伴して養老を訪問されたときに詠まれたものです。
また、千歳楼に入っていくと、松尾芭蕉の句碑があります。
芭蕉は4回に当たって西美濃を訪問しています。
この句は1689年奥の細道の旅で大垣を訪れた時に詠んだ句ではないかと言われています。
多芸社中の人々が養老美泉の讃歌としてふさわしいと考えこの土地に建碑されたもののようです。
まだまだ道の不老が池 地元の人しか知らない?不老が池の魅力とは!
養老駅からあるいて約30分。
千歳楼を超えたところに静かな場所に大きな池があります。
ここが不老が池です。
不老が池はまだまだ情報が少なく、分からないことが多いと言われています。
そんな不老が池は昔は小さな噴水が真ん中にあったということや、もともとはもっと小さな池であったと言われています。
そんな噂や不老という名、そして静かにどんと構えるこの池の前に立つとなんだかパワーが沸いてきます。
さらに、実はここは四季を感じられる地元の人のおすすめポイントなのです。
春になると桜の木が色づき華やかな池になります。
そして、夏になると蛍がたくさん見られるようです。
見られなくなった場所が多くある中、ここに来て蛍に会いに来るのも四季を楽しむ一つとして良いのかもしれませんね。
秋になると紅葉で真っ赤になるようで冬は雪がつもり雪景色がみられます。
不老が池の前には菊水泉から流れてきている小さな川がみられます。
養老公園の歴史 養老改元1300年を迎える今こそ楽しめる養老
不老が池を歩いた入ると少し上に大きな記念碑が見えていきます。
駅から歩いて約35分の場所です。
この碑は1880年に養老公園は開設されたときに記念として建てられました。
少し高い場所にあり、養老の町の景色が少し見渡せるような場所にあり、なんだか、養老公園を見守っているようにも感じます。
養老公園の当初の運営は、地元有力者の組織(偕楽社)が行っていましたが1892年に多芸郡、1897年に養老郡の管理となって1923年から、県営公園として県が管理しています。
料亭の前の看板です。
道が分からなくなった人のために道案内の手書きの看板がありました。
養老の地域の方の温かさが感じられます。
養老改元1300年に向けて工事が行われていたり、春、夏、秋それぞれの行事が予定されており、着々と準備が進められています。
また、地元の人おすすめなロマンチックポイントとして、芝生公園や養老山頂からの夜景を教えていただきました。
養老公園を楽しんだ後、ゆっくりと夜景を楽しみ、大人な雰囲気を楽しむのはいかがでしょうか。