養老の滝は見るだけじゃない! 滝水や地理を活かした味覚を味わう
大阪から大垣方面へ電車で3時間半の養老。
養老の滝を訪れてその壮大さや滝のミストを感じるも良し。
さらに、養老ならではの美味しい食材と出会ってみたり、歴史あるお店を訪れてみるのもよろしいのではないでしょうか。
ぜひお土産にももってこいの品をご紹介いたします。
この記事の目次
創業100年を迎える老舗 地元の人からも愛されるきびようかん本家
きびようかん本家は養老駅のすぐ目の前にあります。
1917年より営業されているこちらのお店は養老の山間の畑より収穫した黍と名水を使って作られるきびようかんは100年もの間、毎朝手作りされています。
店主優しい笑顔できびようかんへの愛情を感じます。
そのため、日に日に多少の味の差があり、これがまた醍醐味であります。さらに、手作りであるがゆえに、一日に製造できるきびようかんの数は限られてきます。
他のどこにもおいておらず、ここでしか売らないかたちでなおかつ、数量限定ということもあって観光客にはもちろん、地元の方も足を運んでこちらのきびようかんを楽しみにし「今日のお味はいかがかな」とお話をしながら購入されるようです。
くちなしの実の色素によって黄色になっています。
甘すぎずプチプチとした触感が癖になります。
幼少期に食べたこの味が忘れられなくて遠方から買いに来られる方もいらっしゃるようです。
夏は冷蔵庫で冷やして、冬はおしるこなどの嗜好用に、さらに温めて溶けた洋館をスプーンで食べるのもまた違った触感でおすすめだそうです。
きびようかん本家 所在地:岐阜県養老郡養老町鷲巣1194-3
これこそ滝の水の楽しみ方!滝の水を使った飲み物は要チェック!
養老山脈から湧き出ている菊水泉の名水にグラニュー糖のみの砂糖と酸味料、香料、ビタミンCを使って作られた養老山麓サイダー。
養老サイダーは一度、生産中止になりましたが、復活の声に答えて同じ材料、同じ手順で作られたようです。
生産中止となってしまったサイダーは、数々の賞に輝き、戦時中は軍用として戦地に送られていたそうです。
ほんのり甘さがありながらもさっぱりとしていて、復活の声により再度製造された理由を感じ、戦地で飲むとこれまた元気が出たんだろうなと思います。
お風呂上りにぴったりなサイダーです。養老温泉でいただくのもまた格別かもしれませんね。
養老名水滝ビール。今回は、楽市楽座・養老にて発見しました。
養老地ビール、滝ビールは発泡酒ではなく非熱処理の生ビールです。
少し濃いめながらも養老の滝を想像しながら飲むと、孝子伝説のように若返ったように感じることができました。
楽市楽座・養老 所在地:岐阜県養老郡養老町高林1298-2 養老公園フードパーク
1999年から研究を重ね岐阜養老で生まれ育っているGABA米
西美濃・養老には孝子伝説が言い伝えられています。滝の近くから湧き出ているお水がなんとお酒の匂いがしてそれを老父に飲ませたところ老父が若返ったというお話あら若返りの水と言われてきました。そんな伝説が残る西美濃・養老で誕生した養老GABA米。GABAとは、ストレスを和らげる効果のある天然のアミノ酸です。
味は普通のお米となんら変わらず美味しく、また、目の前の窓からは養老の滝水が流れてできた川が流れている様子が見え、身も心も若返ったように感じました。
日本人のおおよその人が毎日口にしているお米で健康をサポートしたい。
そんな思いで研究を重ねてこられました。
さらに、養老から全国へ、また世界へと広げようとされています。
すでに世界5か国で特許を取得されています。
さらに、お米だけでなく、ケーキや麺類にも使用でき様々な食事スタイルに合わせられるように工夫されています。
このように一合サイズ、二合サイズとお土産にもぴったりな養老生まれのお米です。
観光して旅の余韻にお土産を選ぶ時間は特別で誰にどんな話をしようか、どんなお土産を渡そうか、なんだかわくわくしますよね。
ぜひ、旅の思い出話とご一緒に養老ならではの食や水のお土産選びを楽しんでください。
もちろん、自分へのお土産も忘れずに。
米ト産業 所在地: 岐阜県養老郡養老町栗笠751