「草薙神剣」が祀られている格式高い「熱田神宮」を巡る名古屋旅
パワースポットは近年人気ですが、愛知県名古屋市にある熱田神宮は格式の高い神社でパワースポットになっています。
木漏れ日が差し込む参道を歩くと、心が落ち着き清らかな気持ちになります。
この記事の目次
織田信長のお墨付き!名古屋のパワースポット「熱田神宮」の歴史
名古屋駅から、名鉄名古屋本線に乗ること約7分で「神宮前」に着きます。
駅から、熱田神宮までは徒歩3分で到着します。
熱田神宮は、三種の神器のひとつである「草薙神剣」が祀られている歴史を感じさせる格式高い神社です。
日本の歴史上の人物を代表するあの織田信長も桶狭間の戦いの前に、必勝祈願に訪れたそうですよ。
その名残から、熱田神宮の合格守には、「信長伝説」のお言葉が一緒に添えられています。
「織田信長は熱田神宮で勝戦を祈り戦いに挑み、見事に今川義元を討つことができました。
このことから、開運・金運・成就運・勝運・仕事運などと共に男らしさにあやかりたいと願う多くの方々が熱田神宮へお参りされています。」
時代が移り変わっても、信長の伝説が受け継がれていることが本当に素晴らしいと思います。
熱田神宮に参拝することで、新しい一歩を踏み出す後押しになれば素敵ですね。
日本三大土塀の一つ 戦国武将織田信長が寄進した熱田神宮「信長塀」
織田信長は、熱田大神様に戦勝のお礼として、当時の御正殿を囲むようにして建てられた築地塀を寄進されました。
それが現在も残っている「信長塀」です。
土と石炭を油で練り固め、瓦を厚く積み重ねて造られていて、当時は全長400メートルほどの長さがあったそうです。
現在は120メートルほどで、西宮神社の大練塀、三十三間堂の太閤塀とともに日本三大土塀として有名です。
1945年までは、この「信長塀」は国宝の海上門とつながっていましたが、海上門は戦争で焼失し、信長塀だけが残ったそうです。
熱田神宮は戦争によって、海上門と鎮皇門、2つの国宝を失ってしまいましたが、「信長塀」は幸いにも焼失から免れました。
信長のパワーを感じますよね。
歴史を物語る大変貴重な「信長塀」は一見の価値があると思うので、参拝の際には是非「信長塀」もご覧になってください。
約370名収容 名古屋の神楽殿で安産 家内安全のご利益を授かろう
本宮での参拝を終えてすぐ近くにある「神楽殿」を訪ねました。
神楽殿は一般の参拝者は中に入れないのですが、各種ご祈祷が行われる重要な場所です。
最大370名も収容できる大きな社殿で、初宮参りや安産祈願、家内安全などのおめでたいご祈祷が行われます。
神楽殿の前には、「ならずの梅」の木があります。
この梅は、享禄の古図にも描かれている奇木で毎年2月上旬ごろから、薄桃色の清らかな八重の花が咲き始めるそうです。
しかし、一度も実を付けたことがないので「ならずの梅」と名付けられていて古くから有名です。
木の周りには、たくさんのおみくじが結ばれています。
この近くには、「西楽所」がありここは舞楽神事の楽を奏でる場所です。
このように熱田神宮には、ここでしか見ることのできない貴重な文化財がたくさんあるので、ゆっくり時間をかけてまわってみてはいかかでしょうか。
1900年の歴史のある熱田神宮は、多くの方が足を運ばれる神社です。
海外の参拝者の方も多いです。
価値ある文化財がたくさんある神聖な場所「熱田神宮」にお参りし、清々しい気分に浸ってみてはいかがでしょうか。