和歌山市から「cさかな線」に乗って漁港の町を旅してみませんか?
南海和歌山市駅から南海加太線に乗り約20分で到着する地が和歌山県和歌山市の加太(かだ)です。
今回は漁港の町として、栄えている加太を巡り、電車や神社、名物グルメを紹介します。
この記事の目次
加太さかな線とは?和歌山市と加太を通るピンクの電車に乗ってみよう
南海和歌山市駅から南海加太駅を通る加太線が1本「加太さかな線」です。
加太を代表する「鯛」の絵の描かれたピンクの2両編成の電車です。
乗るだけで、幸せになるような、この電車が来るだけで嬉しく気分になる電車のデザインですね。
車両の中は、和歌山市駅から加太駅までの各駅の紹介文などもあり、地元に密着した愛溢れる電車だと思います。
車内の椅子に「鯛」の柄が記してあったり、つり革も魚の形をしていたり、床にも魚の絵が書いてある、心くすぐられる楽しい電車でした。
車両の中のどこかにハートのつり革があったりと加太までの旅を楽しめる非常にユニークな楽しい電車です。
和歌山県は紀の川の和歌山電鐵貴志川線貴志駅にも猫が駅長さんのユニークな車両があります。和歌山は鉄道を巡る旅だけでも見応え充分の町ですね。
ぜひ皆さんもこの加太さかな線で漁港の町、加太へ行ってみてはいかがでしょうか。
和歌山人形がたくさん並ぶ神社とは?安産・子授け・縁結びの淡嶋神社
続いて南海加太駅から海側に約25分ほど歩いたところにある淡嶋神社(あわしまじんじゃ)を訪ねました。
淡嶋神社は、約2万体の人形が奉納された神社として有名な神社です。
淡嶋神社の神様は、安産・子授け、また縁結びの神様と言われています。
人形供養、針供養としても有名な淡嶋神社はなんとも言えない空気が漂っていました。
境内の周りには、ひな人形やフランス人形、象の置物、招き猫など様々な人形がたくさん奉納されていました。
人形を簡単に捨ててしまうのではなく、このような形でたくさんの人形が奉納されているのを見ると「よかったね。」と声をかけたくなるようなそんな不思議な気持ちにさせてくれる神社です。
みなさんも、人形を供養したいときはもちろんのこと。また、出産祈願の際以外の時にでもぜひともゆっくりと不思議な気持ちを体感しに訪れてみてはいかがでしょうか。
所在地 : 640-0103 和歌山県和歌山市加太118
公式HP : 淡嶋神社
和歌山と言えば海鮮ですね!新鮮な魚介を求めて加太の名店先田商店へ
南海加太駅から約25分歩き、淡嶋神社の鳥居をくぐって左側にある「先田商店」(さきたしょうてん)を訪ねました。
先田商店の前に行くと、感じの良い店員さんが迎えてくれました。
早速、サザエの浜焼きとマグロ漬け丼を注文しました。
サザエの浜焼きは、しょうゆで焼いた香ばしい身のぷりぷりしたものでした。
注文が通ってから作ってもらえるのででき立てをいただけます。
マグロ漬け丼は、身の厚いマグロがたくさんのったものでした。
漁港の町だからこそ食べれる新鮮な魚は本当に絶品でした。
お店の周りには、いい匂いにつられてやってきた猫もたくさんいました。
みなさんも加太に訪れた際は、魚を堪能し元気で明るい店員さんに癒されにきてみてはいかがですか。
所在地 : 和歌山県和歌山市加太淡島神社境内
和歌山の加太の旅はいかがでしたでしょうか。
歴史ある漁港の町、加太には美味しいお魚料理はもちろんのこと価値ある場所がたくさん残されています。
地元愛のあふれる情緒あふれる漁港の町、加太をゆっくりと旅してみませんか?