静岡県浜松は井伊家のゆかりの地 龍潭寺の見どころを紹介します
井伊直虎の出家の場所ともなったのが静岡県浜松の「龍潭寺」(りょうたんじ)です。今回は龍潭寺の見所を紹介します。
この記事の目次
どんな夢でも叶えてくださるお稲荷さん? 稲荷大明神 正夢稲荷
まず訪れたのは龍潭寺の「正夢稲荷」です。名前を聞いただけでも胸が躍るような名前です。
江戸時代中頃、和尚さんの夢まくらに稲荷大明神が立ちました。
「われは、昔よりこの山に住む稲荷である。家が壊れて住むところがなく困っている。ここに金三両を置く。われのために、新しい家を建ててくれ。」
と和尚さんに告げました。
翌朝、和尚さんが枕元を見ると夢のお告げの通り、金三両が置いてありました。そこで和尚さんは早速新しい社を造り稲荷大明神をお寺の鎮守様として祀りました。
それ以降、夢を叶えてくださる稲荷とされ信仰されています。
現在も、ここに来ると夢を叶えてくれると言われており多くの人が、様々な夢を持ち稲荷大明神を訪れているそうです。
是非皆さんも夢を叶えに訪れて見てくださいね。
あの天皇皇后陛下もご観覧になられた 国指定名勝~龍潭寺庭園~
龍潭寺には江戸初期に造られた国指定名勝「龍潭寺庭園」があります。
庭園が見える場所には、椅子や座布団などが置かれていて、約各15分の説明アナウンスが続けて流れています。
このため、とてもゆったりと庭園を鑑賞できるのでとても良いです。
龍潭寺庭園は東から見るように造られているため東から見るのがおすすめです。
この東側には、お茶を嗜む場所が用意されており別途支払うと龍潭寺庭園を鑑賞しながらお茶を頂けることができます。
昭和天皇陛下から現在の天皇皇后陛下もこの龍潭寺庭園を訪れています。
井伊直虎・井伊直盛をはじめとする 井伊家の眠る場所~井伊家墓所~
本堂の東側に行くと井伊家霊屋があります。
井伊家1000年の歴史を祀る霊屋は、臨済禅中興の祖と崇められる原の白隠禅師が落慶供養の導師をつとめたといわれています。
堂内には元祖共保公、22代直盛公、24代直政公の木像が安置されています。幕末の大老井伊直弼公の位牌もお祀りされています。
そして、本堂から出て東側の古道を歩いて行くと、小さなお墓があります。
そこは、井伊直虎をはじめ井伊直盛や直親など井伊家歴代が眠る場所もあります。
直虎と直親は結ばれはしなかったが隣同士で眠っているのです。
浜松にある龍潭寺いかがでしたでしょうか。
井伊直虎の出家場所ここ龍潭寺には、まだまだ紹介しきれないところが沢山ありますので是非、実際に足を運んでみてください。