人々と共に歩んできた千葉「成田山新勝寺」の歴史と門前仲町を巡る旅
多くの旅人が訪れる千葉県の成田市。今回は有名な名所の成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)とその周辺の魅力をたっぷりと紹介します。
日本独自の文化や伝統を残している場所で、素敵な歴史旅をしてみませんか。
この記事の目次
ご利益を授かる 重要文化財が集まる「成田山新勝寺」の見どころ紹介
JR成田駅・京成成田駅から歩いて約10分ほどで「成田山新勝寺」に到着します。境内には重要文化財が多く、神聖な空気に満ちあふれています。
成田山新勝寺は、多くの御堂があり、名所に溢れています。
まず訪れたのが、なんといっても大本堂!1968年建立され、多くの参拝客に愛されています。
それもそのはず、大本堂は、全てのご利益があると言われており、近くには、重要文化財に指定されている、美しい「三重塔」もあり、五感で楽しむことができます。
ご利益だけではなく、当山で最も重要な御護摩祈祷(おごまきとう)を行う中心道場にもなっています。
荘厳な雰囲気に包まれている大本堂をぜひ参拝してみてください。
成田山公園にほど近い場所に、大きな塔「平和の大塔」があります。
1984年に建立された平和の大塔は、真言密教の教えを象徴する塔です。
極彩色で彩られ、建物自体がとても美しく、心を打ちます。
総高は58mで、1階には成田山の歴史展があります。
また、平和の大塔の2階の明王殿に2階の明王殿には、大塔の御本尊不動明王・四大明王・昭和大曼荼羅・真言祖師行状図が奉安されています。
神聖な雰囲気に包まれており、力強いパワーを感じます。
近くで見るとかなりの大きさに、驚くことでしょう。
成田山公園からも平和の大塔は見ることが出き、成田山の公園の自然と、華やかな平和の大塔の絶景もとても魅力です。
多くの重要文化財が存在している成田山新勝寺の釈迦堂(しゃかどう)をご存知でしょうか。
釈迦堂は、1858年に建てられ、かつての本堂でもありました。
江戸時代後期の特色を残した総欅づくりの御堂の周りには彫刻があり、その美しさをぜひ体感してみてください。
開運・厄除けのご利益があるためか、見るだけでどこか心が和やかになります。
成田山新勝寺には、まだまだ多くの重要文化財があり、美しい建物が多く、感嘆の連続です。
歴史が深い成田山新勝寺に、ぜひ一度足を運んでみたらいかがでしょうか。
「成田山新勝寺」に続く門前町はタイムトリップした気分で歴史を体感
JR成田駅から約3分歩いくと、成田山新勝寺に続く歴史を深く感じられる門前仲町の入り口に到着します。
足を運ぶと、まるでタイムトリップした気分になれる成田市の門前仲町には、飲食店・お土産屋さんだけでなく、資料館やお寺や旅館があります。
歴史や見て、食べて、体験して、五感で歴史と文化を感じられるところがとても魅力です。
景観がとても美しく、2000年からは電柱地中化事業も進められ、2005年に都市景観大賞「美しいまちなみ最優秀賞」を受賞し、注目されています。
成田市の門前仲町は、日本の古き良き文化を残しつつ、海外の方を迎え入れる場所でもあります。
海外の方が多く訪れるからこそ、日本の文化を残すことが大切だと感じます。
江戸時代には成田山新勝寺を参拝する方々を迎え入れる街として、多くの旅人から愛されました。
成田市の門前仲町は、江戸時代から現在まで、多くの旅人を迎い入れていると考えると、感慨深く旅の思い出がより一層、深いものになるでしょう。
所在地 : 286-0023 千葉県成田市成田1
公式HP : 大本山 成田山
歴史が深い場所で「だんご榎谷」の絶品お団子を食べてひとやすみ
歴史が深く感じられる成田山新勝寺に続く門前仲町を歩いて5分、一軒のお団子屋さんがあります。
外観も内観も情緒に溢れる「だんご榎谷」は、店頭に真っ白なお団子がずらり。
その中で、自分の好きなタレを選ぶことができ、お値段は1本350円です。(2016年12月時点)
味噌、あんこ、みたらしなどたくさんの種類の中からタレを選ぶと、目の前でその真っ白なお団子を焼いてくれます。
そんなアツアツなお団子はまさに絶品。もちもちしていて、とてもおいしいです。
そのままテイクアウトしても良いですが、中で食べることもできます。お店の方もとても優しく、気遣いをしてくれます。
地元の方と距離が近くお話できるのも、旅の醍醐味のひとつです。
おいしいお団子と、アットホームな店内でほっと一息、旅の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。
所在地 : 286-0032 千葉県成田市上町503
日本だけではなく、海外から訪れる方を迎い入れている成田山新勝寺とその地域。
日本の文化を存分に感じられ、沢山の思い出と素敵な歴史旅ができること間違いなしです!
ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。