神奈川県横浜の都筑区を横浜市営地下鉄ブルーラインで巡る史跡巡り
開港に関する歴史が多い横浜エリアの中ですが、ぜひ足を運んでいただきたいのが都筑区です。
都筑区は住宅街が多く立ち並ぶ一方で、転々と歴史的要素が数多く点在している地区でもあります。
そんな現代の中に潜む歴史的要素を持つ都筑区を紹介します。
この記事の目次
隠れた魅力が沢山ある横浜市都筑区の歴史に足を踏み入れてみよう
都筑区は横浜市を構成する18区のうちのひとつで、港北NT(港北ニュータウン)センターを中心とする旧港北区の北西部(山田、中川、茅ヶ崎地区等)と旧緑区の北東部(川和、池辺、東方、荏田南、荏田東地区等)からなる地区です。
港北NTセンターは横浜市における主要な生活拠点(旧:副都心)に指定されています。
また、農家数では市内18区中最大であり、閑静な住宅街の中にもどこかのどかな雰囲気が流れています。
区名の由来は、かつてこの地が武蔵国都筑郡の一部であったことから、分区に際して境界線が引かれました。
都筑郡各町村が横浜市に編入された際に都筑郡は行政上消滅していたが、北部工場(現在の都筑工場)を中心とした複合施設の名前が「都筑ふれあいの丘」であったことから、周辺の荏田南地区・荏田東地区・葛が谷地区・茅ヶ崎地区では周辺の地域名として「都筑」の名前は有名でした。
「都筑」という地名はここにおいて区名として復活したと言えます。また、街作りが新しい「都を筑く」という区民の総意で進むことを願う意味も込められています。
所在地 : センターみなみ駅 神奈川県横浜市都筑区 茅ケ崎中央1-1
まるでタイムスリップ!?昔ながらの建築様式が魅力の都筑民家園
横浜市営地下鉄センター北駅から徒歩約10分の所に位置する都筑民家園は旧長沢家であり、横浜市歴史博物館から程近い都筑郡牛久保村(現在の牛久保町)にあった旧家で、江戸中期頃のものです。
この旧家は、江戸時代の一時期に村方三役の名主役や組頭を勤めています。
旧長沢家住宅の建築年代は、新しい形式も取り入られているものの、柱の一部にチョウナ仕上げが見られることや土間境の柱が大黒柱となっていないことなど、古い形式を残しているため、横浜に残っている民家の中ではかなり古いものであることがわかっています。
江戸時代の民家や道具が実際に見ることができることで、実際に自分がその時代に生活していた人々と同じような景色を味わうことができるので、まるで自分が当時の生活にタイムスリップしたような感覚になります。
皆さんもぜひ昔ながらの暮らしをその目で見て体験してみませんか?
所在地 : 224-0028 横浜市都筑区大棚西2番
公式HP : 都筑民家園
閑静な住宅街の中で紅葉の色とりどりの鮮やかさが映える街 都筑区
横浜駅から横浜市営地下鉄ブルーラインに乗り約20分、センター南駅に到着します。
都筑区は閑静な住宅街が並ぶ地域ですが、秋には並木道の木々が紅葉で色とりどりに色づくことで通りが明るくなり、幻想的な景観を生みます。
緑の葉から鮮やかな赤や黄色に染まっていく木々を楽しむには絶好の地域です。
駅付近にも紅葉が綺麗なスポットは多くあるのでアクセスもしやすいという利点があります。
また、都筑区にはもみじが植えてある公園も多くあり、ちょっとした散歩をするにもちょうどいいのです。
所在地 : センターみなみ駅 神奈川県横浜市都筑区 茅ケ崎中央1-1
日に日に肌寒くなって外に長く居たくなくなる秋ですが、観光スポットを巡りながら紅葉を見ることで気分をリフレッシュしませんか?
今回ご紹介したのは都筑区の魅力のほんの一部で、都筑区には様々な歴史的施設や遺跡、歴史が深い神社仏閣が多くあります。
横浜観光に来たのなら、歴史的魅力多き都筑区にも足を運んでみませんか?
きっと皆さんの旅をより濃いものにしてくれるはずです。