世界遺産「富士山」を語る上では欠かせない~富士山本宮浅間大社~
東京から約90分の静岡県・富士宮市で富士山と共に世界遺産にされている「富士山本宮浅間大社」(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)について巡ります。
富士山からの湧き水をつかった富士宮焼きそばも絶品です。
この記事の目次
世界遺産「富士山」と共に登録された「富士山本宮浅間大社」とは?
富士宮駅下車、約10分歩くと「富士山本宮浅間大社」に到着します。
富士山本宮浅間大社はその昔、富士山の噴火を鎮めるために富士山を神として祀ってできた神社です。
富士山本宮浅間大社の歴史は古く、およそ2000年前に作られました。
全国に1300社ある浅間神社の総本宮で、第一号なのであり、社記によると、806年に山宮浅間神社富士山本宮浅間大社から現在地に移転され、東海地方最古の社となります。
社殿は1604年に徳川家康が造営したもので、本殿は国指定の重要文化財に指定され特別な保護を受けています。
当時のまま現存するのは本殿・弊殿・拝殿・楼門だけで、拝殿・楼門は県指定文化財に指定されています。
パワースポットでも有名 富士山からの雪解け湧き水 ~湧玉池~
富士山本宮浅間大社の東側に見える池「湧玉池」(わくたまいけ)は、富士山から何層もの地層を渡ってきた富士山の湧き水でできた池です。
昔、富士山登山をする登山者たちがこの池で体を清めていたと伝えられています。
富士山からの自然の湧き水なので、とても御利益があると言われています。
こちらの湧き水は、飲むこともできるほどの新鮮な湧き水であるのでわざわざ水筒を持って汲みにくるほどです。
また、この湧玉池から見える富士山は格別です。
晴れた日には富士山がよく見え、池と富士山がとても風情があります。
お宮横町で味わおう 全国B級グルメの王者 ~富士宮やきそば~
富士宮といえばBー1グランプリで受賞した富士宮やきそばが有名です。
富士宮やきそばとは、普通の焼きそばとは麺やソース、具材が異なります。
特に麺に特徴があり、一般的な焼きそばは柔らかくもちもちした味わいに比べ、こしがあり食べていくうちにくせになる麺であります。
富士宮浅間大社周辺には、沢山の富士宮やきそば店がありますがこちらではお宮横町にあるお店を訪ねました。
お宮横町とは、富士宮浅間大社の正面にあるちょっとした商店街です。富士宮やきそばのお店や地元のお土産店もあります。
特に見どころは、お宮横町の中央にある湧き水です。
こちらのお店では、食事を頼むと紙コップを渡され湧き水を自分で汲むのです。
これは、ここ富士山の湧き水がある場所ならではなので是非美味しい富士宮やきそばと湧き水をご賞味ください。
静岡県富士市の富士山本宮浅間大社を巡る旅はいかがでしたでしょうか。
巡りながら富士山の撮影スポットを見つけるのも旅ならではの楽しみになります。
是非ご自身で足を運んでみてください。