開設80周年 生鮮食品の安定供給「横浜市中央卸売市場」の歴史旅
卸売市場と聞くと専門の方々が競りや鮮魚などの売買を思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。
今回は横浜の卸売市場で現地に行くからこそ手に入るや貴重な体験や絶品グルメを紹介します。
旅の始めに市場を訪れることで、身も心も胃も!充実すること間違いありません。是非旅してみてください。
この記事の目次
80年という深い歴史 地元の人々の生活を支える「横浜市中央卸売市場」
横浜駅東口バスターミナル4番乗り場から市営バス48系統に乗り、「中央市場前」下車すると見えるのは横浜市中央卸売市場です。
横浜市中央卸売市場本場は、全国で3番目に、東日本では最初の中央卸売市場として、市民の日常生活に欠くことの出来ない生鮮食料品等の安定供給と公正な取引の推進を目的に建設が始まりました。
関東大震災により一時計画を中止しましたが、本市震災復興事業の一環として再び計画され、約4年後に業務を開始しました。
その後、施設の老朽化や狭隘化などから再整備を行いながら全国でも有数の市場として取引を担い、2011年に開設80周年を迎えました。
長い間地元の人々と共に時代を生きて来たこの市場は、地元の人々にとって欠かせない場所となっています。
所在地 : 221-0054 神奈川県横浜市神奈川区山内町9
活気溢れる場所「 横浜市中央卸売市場本場水産物部」は人と人を繋ぐ
横浜市中央卸売市場の中に入ると目に入るのは、所狭しと並んでいる卸売店の数々です。
どの店も活気があり、お客様とのコミュニケーションを大切にしていることが伺えます。
水産物部では現在、規模の適正化と顧客や消費者などのニーズに応えるため、そして消費者の安全・安心への意識の高まりなど、流通環境の変化に対応するために外気遮断・温度管理型施設へ機能強化をしています。
市場に親しんでもらうために毎月第1・第3土曜日は魚を見て、買って、味わうことのできる市場開放日となっていて、卸市場ならではの魅力を満喫することが出来たり、食文化を子供たちを通して未来へつなげることを目的に、食育事業を展開したりもしています。
そんなにも地域に密着しながら歴史を作っている横浜市中央卸売市場本場水産物部へあなたも足を運んでみませんか?
所在地 : 221-0054 神奈川県横浜市神奈川区山内町1−1
地元に長年途切れることなく愛され続けている定食屋「もみじや」
水産棟正面入口の守衛所前を道なりに右に曲がり、飲食街の中にあるのは一度閉店をしてしまったものの、その1ヶ月後には再びオープンをし、生まれ変わった姿で人々を迎えた定食屋「もみじや」です。
地元の人以外にも全国各地から定食を求めてグルメな人々が集まるほど有名なお店で、新鮮な海鮮とボリュームのある定食がリーズナブルに提供されている点が魅力的です。
北海道産いくら丼も人気の刺身定食Bも、どちらも値段はなんと税込1200円(2016年11月時点)以下なのです。
もみじやの定食は高いものでも刺身定食Bの税込1200円 と、豪華な定食が大満足な価格設定となっています。なんとも贅沢な一品です。
所在地 : 221-0054 神奈川県横浜市神奈川区山内町1-1 関連棟140
公式HP : もみじや
昔から今にかけて、長い間地元の人々と密接な関係を築いてきた横浜市中央卸市場はいかがでしたか。
歴史的背景からひも解く横浜の名所としては外せない名所です。
最近はフェイスブックを通して情報発信されていますので、事前にご覧いただき、楽しい市場観光をしてみませんか?