いざ出陣!ひこにゃんで有名な滋賀県彦根 まずは彦根駅周辺を歩く
今回の旅の舞台はひこにゃん、彦根城で有名な滋賀県彦根です。今なお城下町の街並みが残る街への旅のスタートは見どころたっぷりの駅から!電車を降りると目の前に広がる現地でしか味わえない雰囲気をぜひお楽しみください。
この記事の目次
旅のスタートはここ彦根駅から 歴史の街を巡る彦根旅にいざ出陣!
大阪駅から電車で揺られること約1時間。今回の旅の舞台「滋賀県彦根市」に到着です。彦根城で有名な彦根市は、どこか懐かしい雰囲気が漂うのどかな街並みが広がります。今回の旅はここから出発です。
JR彦根駅のロータリーには関ケ原の戦いで「徳川四天王」の一人、彦根藩初代藩主となった井伊直政(いいなおまさ)の銅像があり、観光客をお出迎えしてくれます。旅の最初の記念写真をまずここで1枚。
駅の傍にはレンタサイクルや観光案内所があり、安心して旅をスタートすることができます。観光案内所内には彦根周辺の地図やお土産品が並べられており、行き道だけでなく帰り道にも立ち寄ることもできます。彦根散策の前にふらっと立ち寄ってみてはいかがですか?
世にも珍しい 地元でも永く愛される彦根の寝弘法さんとは一体?
JR彦根駅から徒歩5分。彦根城へと向かう道から少し路地に入ると大師寺(だいしじ)が見えてきます。お寺の名前から分かるように、弘法大師空海にゆかりがあるお寺です。彦根駅前の弘法さん”と呼ばれ地元の人からも親しまれています。このお寺の見どころは何と言っても日本随一の「寝弘法(ねこうぼう)」が奉安されていることです。大師寺を開山した尼が仮死状態で横たわりながら、弘法大師の言葉を聞いたと逸話から作られたといわれています。
寝弘法さんの頭には、京都の東寺から分けていただいた舎利が奉納されており、念仏を唱えながら寝弘法さんを撫で、願い事をするとご利益があるといわれています。
街中の小さなお寺の1つですが、本堂に上がると住職が快く迎え入れてくれます。世にも珍しい寝弘法さんが奉安されている大師寺を彦根散策の1つ目の目的地にしてみてはいかがですか?
必ず知っておきたい!彦根で愛される井伊家と彦根の関わりとは?
彦根の街でよく目にする井伊家の人々に関わる家紋や石碑。一体、井伊家の人々は彦根の地にどのような関わりを持っているのでしょうか。ここでは、彦根を旅するにあたって知っておきたい「彦根と井伊家の関係」についてご紹介します。井伊家は、彦根藩主として滋賀県北部から東部を治めていた大名一家です。また徳川軍家臣の中でも最強軍を誇り、将軍の身の安全をそばで守っていました。
彦根城は井伊家が築いたお城で、当時の近江で強い権力を持っていた井伊家が今もなお彦根で愛されているのも納得です。また彦根市のゆるキャラひこにゃんも、井伊家2代目井伊直孝(いいなおたか)の飼い猫に彦根藩の赤備え(あかなぞえ)の兜を合体させ生まれました。今も昔も彦根で愛される井伊家の歴史を学んでから彦根散策に繰り出してみるのがおすすめです。
彦根駅を降りてすぐに目に入る直政公の銅像は彦根に来た方は必見です。写真におさめることをおすすめします。彦根城へ直行するのではなく、駅付近にある珍しい寝弘法さんのいる大師寺もぜひ訪れてみてください。彦根の街で愛される井伊家の人々へ想いを馳せながら、彦根駅から歴史旅を始めてみませんか。