HISTRIP(ヒストリップ)|歴史的建造物に泊まろう

HISTRIP MAGAZINE icon HISTRIP MAGAZINE

揖保川に沿って巡る播磨新宮の自然スポット 揖保川に寄り添う旅

  •  

     

     

    ・たつの市の中心を流れる播磨五川と呼ばれる川の一つ「揖保川」。
    播磨新宮町には、その揖保川に寄り添うようにしていくつかの自然スポットが存在します。
    揖保川が織りなす広大かつ美しき景観に、疲れ切った心身を癒してもらいにいきませんか。

     

     

     

     

    スリル満点!揖保川に架かる播磨新宮随一の絶景の吊り橋を渡りきろう!

     

     

     

     

    JR播磨新宮駅から徒歩10分。東山公園へと通じる入り口として、東山公園橋が架けられています。

     


    <写真01_tatsuno_東山公園橋>

     


    <写真02_tatsuno_東山公園橋2>

     


    川の流れを耳に感じながら、視界いっぱいに山・川・空が広がります。

     


    <写真03_tatsuno_東山公園橋3>

     


    夕空がとても美しいです。なんと床はそのまま真下が見える構造となっており、スリル満点です。

     


    <写真04tatsuno_東山公園橋4>

     


    歩くたびに橋がぐらぐらと揺れます。地元の人たちは、なんと自転車に乗ったままこの橋を渡ります。 怖くはないのでしょうか。
    帰る際に再度東山公園橋に渡ろうとすると、橋がライトアップされていてまた違う美しさを楽しめます。

     


    <写真05_tatsuno_東山公園橋5>

     


    <写真06_tatsuno_東山公園橋6>

     


    静寂な空気に包まれ、鈴虫やコオロギの鳴く声に心が落ち着きます。
    播磨新宮の自然が織りなす景観に身を預け、凝り固まった体に落ち着きを取り戻しましょう。


    所在地 : 兵庫県たつの市新宮町新宮

     

     

     

    吊り橋を渡りきった先に 素麺の歴史を隠し持つ播磨新宮の緑林公園へ

     

     

     

     

    JR播磨新宮駅から約徒歩15分行きついた橋を、広大な自然を楽しみながら約5分間で渡り切り、緑林公園にたどり着きました。その入り口には…

     

    <写真07_tatsuno_東山公園_石臼>

     

     

    <写真08_tatsuno_東山公園_石臼2>

     

    石臼の残骸でしょうか。今ではもう使われることはなくなったのですが、機械にとって代わる前までは、龍野の特産であるそうめんは石臼を用いてつくられていました。
    その際に使われた石臼なのでしょうか。

     

     

    <写真10_tatsuno_東山公園_苔の道>

     


    不動の滝という名の滝があり、またユニークな形の滑り台がありました。お子様を連れても楽しめる公園です。

     


    <写真11_tatsuno_東山公園_滑り台>

     


    公園内には栗の木、そしてもみじもたくさんありましたので、紅葉の時期になればとてもきれいに色移りゆくでしょう。
    おすすめの紅葉スポットです。

     


    <写真12_tatsuno_東山公園_栗の木>

     


    11月下旬になると、公園内では夜にライトアップが施され、昼間とは違う夜の秋景色の余韻に浸ることができます。
    ぜひ、播磨新宮の緑林、秋の場合は色鮮やかな紅葉を楽しみにいきましょう。

     


    <写真13_tatsuno_東山公園_橋>

     

    緑林公園 所在地 : 兵庫県たつの市新宮町新宮

     

     

     

     

    まるで播磨新宮の守り神 600年の歴史を持つ磨崖仏様にご挨拶

     

     

     

     

    JR東觜崎駅から歩いて約15分。

     


    <写真14_tatsuno_觜崎磨崖仏>

     

    <写真15_tatsuno_東觜崎駅2>

     

    大きな岩の上で、遠くを見つめて立っていらっしゃる仏さまを発見しました。

     

    <写真16_tatsuno_觜崎磨崖仏>

     

    1354年の南北朝時代に彫られ、周囲には穴があけられており、もともと屋根がかけられていたと考えられています。
    ゴツゴツとした岩上に、実に滑らかに、丁寧に、そして美しく彫られています。
    見上げるほどの高い位置に彫られており 、仏様は揖保川を通り越して、いったいどこを見つめているのでしょうか。
    壮大な岩の上、そして自然を背景に美しく、手を合わせ、凛々しく真っ直ぐに立っていらっしゃるお姿は、まるで600年も以前から、自然との調和するたつの市を見守っていらっしゃったかのようです。
    岩に掘られた磨崖仏はなかなか見られるものではありません。訪れた際は、ご挨拶にまいりましょう。


    觜崎磨崖仏 所在地 : 新宮町觜崎 たつの市 679-4324

     

     

    この揖保川に沿った播磨新宮の自然スポットには、周囲に自然の外観と重なる建物が一切ありません。
    そのため、山・川・空をめいっぱいに感じることができます。
    また、私が訪れた秋の時期にはコオロギや鈴虫が美しい鳴き声で歓迎してくれます。
    播磨新宮の自然スポットは心身リフレッシュするにはおすすめのスポットです。