HISTRIP(ヒストリップ)|歴史的建造物に泊まろう

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会津を治めた信長の家臣 蒲生氏郷と会津藩の当時の暮らしに迫る

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    戊辰戦争の際、旧政府軍として最後まで戦い、その武士道を貫いた会津藩士たち。

     

     

    その勇姿は、何度もドラマになっています。

     

     


    戦時中の会津藩士は有名ですが、普段彼らがどのような生活を送っていたのかは、あまり知られていないかもしれません。

     

     

     

    そこで今回は、福島の会津若松で、会津藩士たちのルーツに迫ります。

     

     

     

     

    西郷頼母の大きな屋敷を間近で 会津武家屋敷で当時を体感しよう

     

     

     

     

    <01_aizuwakamatsu:会津武家屋敷バス停>
    会津若松駅から、市内周遊バス「あかべぇ」に乗り約10分。

     

     

    「会津武家屋敷」(あいづぶけやしき)に到着します。

     

     

     


    ここは、幕末の会津藩家老、西郷頼母(さいごうたのも)邸を復元した施設を中心とし、多くの資料も保管され、間近に見学できる人気の歴史スポットです。

     

     

     

    <02_aizuwakamatsu:あいづっこ宣言>
    入場してすぐにあるのがこの「あいづっこ宣言」。

     

     

     

    これは、元々ある「什の掟」を現代版に直したもので、今でも会津の子どもたちは全員これを暗唱することができます。

     

     


    <03_aizuwakamatsu:西郷頼母の復元屋敷入口>
    では、いよいよ中に入っていきましょう。

     

     

    <04_aizuwakamatsu:武家屋敷内1>
    入った途端、現代のものは見えなくなりますので、本当にタイムスリップしたような感覚に陥ります。

     

     

     

    <05_aizuwakamatsu:武家屋敷内2>
    <06_aizuwakamatsu:武家屋敷内3>
    <07_aizuwakamatsu:武家屋敷内4>
    屋敷内には入ることができませんが、このように間近で、全ての部屋を見ることができます。

     

     

     


    また、全ての部屋には説明がついていて、学びも多く、ついたくさんの写真を撮ってしまうかもしれません。

     

     

     

     

    しかし、屋敷の中だけを見ていてはもったいないのです。

     

     


    <08_aizuwakamatsu:屋敷外観1>
    <09_aizuwakamatsu:屋敷外観2>
    <10_aizuwakamatsu:屋敷外観3>
    11_aizuwakamatsu
    緑が多い敷地内では、外からの写真スポットも多くあります。

     

     

     

    お気に入りの場所を探して、とっておきの1枚はいかがでしょうか?

     

     

     

    12_aizuwakamatsu
    そしてこれは、福島県の重要文化財にも指定されている「旧中畑陣屋(きゅうなかはたじんや)」です。

     

     

     


    これは、移築復元された建物で、かつては松平軍次郎の代官所として、七つの村を支配していました。

     

     

     

     

    順路が細かく書いてあるので、その通りに進めば会津若松のことをまるっと理解することができます。

     

     

     


    資料館は撮影禁止ですが、戊辰戦争以外のものも多く、興味深い資料ばかりです。ぜひ足を運んでみてください。

     

     

     


    また、帰り道には天ぷら饅頭のお店が。運が良ければ、地元の人たちのお茶会に混ぜてもらえるかもしれません。

     

     


    素敵なタイムスリップの旅をぜひお楽しみください。

     

     

     

    所在地 : 〒965-0813 福島県会津若松市東山町石山院内1

     

     

     

     

     

     

    レトロな雰囲気漂う満田屋 会津若松の郷土料理で至福のひとときを

     

     

     

     

     

     

    <13_aizuwakamatsu:満田屋正面>
    お腹が空いたら向かいたいのがここ「満田屋(みつたや)」。

     

     

     

    会津武家屋敷からは「あかべぇ」に乗って約20分で、七日町通りから横に曲がるとすぐに見えてきます。

     

     

     


    満田屋は、創業開始が1834年で、塩の販売とみその製造小売りから始まりました。

     

     

     


    そして1972年より、味噌田楽コーナーが開設され、田楽などの郷土料理をいただくことができるようになりました。

     

     

     


    以来、多くのお客様でにぎわっています。

     

     

     

     

    田楽とは、元々農耕の儀礼の際、笛や太鼓を鳴らして唄い舞った日本芸能の一つです。

     

     

     


    その白装束の姿が豆腐の串焼きに似ていることから、豆腐にみそなどをつけて焼いたものを「田楽焼き」と呼ぶようになったそうです。

     

     


    <14_aizuwakamatsu:満田屋店内>
    店内は少し薄暗く、音楽も何も流れていません。

     

     

     


    ただ、味噌が焼けるぱちぱちという音、田楽を焼いてくださるお母さんたちや、お客様たちの楽しい話声が、BGMの代わりになります。

     

     

     

     

    <15_aizuwakamatsu:目の前の炉端>
    目の前で焼いていただく田楽は、どれも美味しく、ついつい食べ過ぎてしまいます。

     

     

     

     

    ぜひ、会津藩士も馴染み深い郷土料理を、レトロで素敵な空間で味わってみてください。

     

     

     

    所在地 : 〒965-0042 福島県会津若松市大町1-1-25

     

     

     

     

    公式HP : 満田屋

     

     

     

     

     

     

    会津若松の城下町を作った偉人 文武両道に長けた名将蒲生氏郷とは

     

     

     

     

     

     

    最後に訪れるのは、会津若松の基礎を作り、文武両道に優れた名将「蒲生氏郷(がもううじさと)の墓」です。

     

     

     


    満田屋からは歩いて約10分でたどり着きます。

     

     

     

    <16_aizuwakamatsu:蒲生氏郷の墓案内石碑>
    蒲生氏郷は、織田信長から信頼された家臣で、鶴ヶ城に天守閣を築き、城を中心に外堀の内側に武士、外側に町人、職人を住まわせ、さらにその周辺寺を巡らしました。

     

     

     

    また、信長の経済政策「楽市楽座」を採用して、城下町の商業を活性化させ、まさに会津若松を発展させた第一人者と言えます。

     

     

     


    現在は神明通りの、この石碑を目印に曲がった、興徳寺の本堂東に眠っています。

     

     


    <17_aizuwakamatsu:蒲生氏郷の墓入口>
    門には大きな菊のご紋があり、通りの喧騒が嘘のように、静かな緑が広がります。

     

     


    <18_aizuwakamatsu:蒲生氏郷の墓>
    これが、蒲生氏郷の墓です。

     

     

     

    墓は、空風火水地の5文字が刻印された五輪塔で、京都大徳寺の本墓から分骨したと言われています。

     

     

     

    <19_aizuwakamatsu:蒲生氏郷の歌碑>
    また、歌の才能もあったと伝えられる蒲生氏郷。この辞世の歌も高い評価を受けているものなのです。

     

     


    立派な墓地ですが、ベンチもいくつか設置され、くつろぐ人や散歩をする人もいます。

     

     


    今でも忘れられることなく、会津の人びとを見守る蒲生氏郷なのでしょう。

     


    所在地 : 〒965-0871 福島県会津若松市栄町2-12

     

     

     

     

     

     

    いかがでしたか。

     

     


    今回は、普段会津藩士がどのような暮らしをしていたのか、また、どのようなものを食べていたのか、そして、現代にも続く会津の人々の精神を作り上げた、蒲生氏郷に迫りました。

     

     

    みなさんもぜひ、直接足を運んでみてください。

     

     

    教科書には載っていなかった、新たな会津の一面を感じることができるはずです。

     

     

     

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