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世界中で活躍した偉人野口英世 会津若松で現代に残る軌跡を巡る

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    明治時代から昭和時代まで、世界中を舞台に活躍し、今でも世界の偉人として有名な野口英世。

     

     


    彼は、現在の猪苗代町の農家に生まれましたが、実は、福島家の会津若松にも縁がありました。

     

     

     

    今回は、そんな野口英世にゆかりのあるレトロな雰囲気のスポットを3つ巡ってみましょう。

     

     

     

     

    若松銀座通りの野口英世洗礼の地 青春時代を会津で過ごした証を発見

     

     

     

     

    <01_aizuwakamatsu:野口英世洗礼の地>
    まず初めに訪れたのは「野口英世 洗礼の地」です。

     

     

     

    会津若松駅の一駅隣、七日町駅から歩いて約8分で到着します。

     

     

     


    現在は跡地のみ残されていますが、ここはかつて若松栄町教会(わかまつさかえちょうきょうかい)という教会でした。

     

     

     


    この教会では、当時外国人宣教師が英語とフランス語を教えており、英世は熱心に通っていました。そして19歳の時に、洗礼を受けたのです。

     

     

     

     

    <02_aizuwakamatsu:野口英世の初恋について>
    また、ここ若松栄町教会跡地では、彼の初恋の人、山内ヨネ子という女性に出逢ったため、「野口英世初恋の地」とも呼ばれています。

     

     

     


    現在、教会自体は移転しており、その跡地がレトロな街で残されています。

     

     

     

    そして、跡地に面する通りは「若松銀座通り」。

     

     

     


    大正時代から昭和初期まで、会津で一番の繁華街でした。

     

     

     

    当時は東京の銀座と同じく、両側に柳の木が植えられていました。

     

     

     


    立ち並ぶ店はどれも華やかで毎晩繁盛し、夜遅くまで大変賑わっていたそうです。

     

     

     

    <03_aizuwakamatsu:野口英世洗礼の地引きの写真>
    実際の建物はここにはありませんが、丁寧な案内板を読み、当時を想像しながら街歩きをするのも楽しいですよ。

     

     

     


    また、大通りではありませんが、交通量が多いので散策の際は車に気を付けましょう。

     

     

     

    所在地 : 福島県会津若松市日新町

     

     

     

     

     

     

     

    英世が手術を受けた旧会陽医院 誰もが心落ち着く喫茶店に立ち寄ろう

     

     

     

     

     

    <04_aizuwakamatsu:会津壹番館外観>
    歴史旅の途中で一息つきたいとき。

     

     

    そんな時におすすめなのが、この「會津壹番館(あいづいちばんかん)」です。

     

     

     


    野口英世洗礼の地から歩いて約5分のところにあります。

     

     


    會津壹番館は、野口英世が左手の手術を受けた「旧会陽医院」をそのままに、1階は喫茶店。

     

     

    2階は、英世の資料館になっています。

     

     


    <05_aizuwakamatsu:会津壹番館内のカウンター上>
    會津壹番館は1884年に建てられた蔵造りの洋館で、中に入るとコーヒーと木のにおいがします。

     

     

     


    <06_aizuwakamatsu:店内>
    温かい雰囲気で、とてもリラックスできます。

     

     

     


    <07_aizuwakamatsu:酒粕プリンとダッチコーヒ―>
    おすすめは香り豊かな酒粕プリンと磐梯山の湧き水を使ったダッチコーヒー。

     

     

     

    どちらも美味しく、食べるのがもったいないと思ってしまうほどです。

     

     

     

     

    <08_aizuwakamatsu:昭和初期からあるレジ>
    さらに、店先にはこんなレジが。現在は使ってないそうですが、なんと昭和初期からこのお店にあるそうです。

     

     


    <09_aizuwakamatsu:二階への入口>
    2階の資料館へは靴を脱いで上がります。なんだか本当の家のようです。

     

     

     

    階段は急なので気を付けてください。

     

     

    <10_aizuwakamatsu:野口英世青春館>
    どの資料も丁寧で、かつ椅子とテーブルも置いてあるので、ゆっくり見学することができます。

     

     

     


    戊辰戦争敗戦後に生まれた英世の活躍を見ることで、会津若松の新しい発見があるかもしれません。

     

     


    ぜひ、このレトロな雰囲気を味わいに来てください。

     

     

    所在地 : 〒965-0878 福島県会津若松市中町4-18

     

     

     

     

     

     

     

    英世とその母も通った末廣酒造新城家 レトロな空間に心が躍ります

     

     

     

     

     

    <11_aizuwakamatsu:末廣酒造嘉永蔵正面>
    會津壹番館から少し歩くと見えてくるのが、「末廣酒造(すえひろしゅぞう) 嘉永蔵(かえいぐら)」です。

     

     

     


    周りの建物とは比べ物にならないほどの立派な木造建築です。

     

     

     


    貧しい家庭に生まれた英世を学校に出し、面倒を見たのが小林栄先生。

     

     

     

    その小林栄先生の親族にあたるのが末廣酒造新城家であり、英世も何度も訪れています。

     

     

     


    創業は、江戸末期の1850年。

     

     

     

    現在主にお酒が造られているのはまた別の蔵ですが、現在でも個人向けにお酒を造っています。

     

     


    <12_aizuwakamatsu:嘉永蔵内観>
    外観もさることながら、内観にも圧倒されます。

     

     

     

    昔2階だった建物が吹き抜けになっており、なんともレトロな空間に。

     

     


    柱や梁に使われている木も立派で、ぬくもりを感じます。

     

     

    そして、末廣酒造では、30分ごとに酒蔵と、新城家がかつて使っていた居住スペースの見学ツアーがあります。

     

     

     


    日本酒の作り方を丁寧に教えていただけるだけではなく、当時の部屋に入ることができることができるのです。

     

     

     

     


    松平容保、徳川慶喜、野口英世直筆の書など、貴重なものばかり保管されているので一瞬たりとも気は抜けません。

     

     


    <13_aizuwakamatsu:松平容保直筆の書>
    <14_aizuwakamatsu:徳川慶喜直筆の書>
    <15_aizuwakamatsu:野口英世直筆の書>

    蔵内に入った瞬間からほのかに日本酒の香りがする末廣酒造嘉永蔵。

     

     

     


    日本酒にあまりなじみがなく、英世を通して知った方でも、必ず楽しめます。ぜひ訪れてみてください。

     

     

     

    所在地 : 〒965-0861 福島県会津若松市日新町12-38

     

     

     

    公式HP : 末廣酒造嘉永蔵

     

     

     

     

    いかがでしたか。

     


    3ヶ所すべて徒歩で回れるスポットなので、ぜひ道中、ほかの建物も見てお楽しみください。

     

     


    「昔の建物はそのままに、現代で新たな命が吹き込まれ、その場所が残っていく」

     

     


    それが私たちの5感に与える感動を、ぜひ感じに訪れてみてください。

     

     

     

     

     

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